220620読んだ本
楽天市場お買い物マラソンでポイントが当たる事前スロットが消えた∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?
最近当たらず前回は一度も当たらなかったし20p捨てられず予定外の本買うことも無くなるかな(^_^;)
【読んだ本】
倉本一宏編『現代語訳 小右記 14 千古の婚儀頓挫』(吉川弘文館,2022)
源顕基(安和の変の源高明の孫、一条朝の四納言の源俊賢の子)は〈罪なくして配所の月を眺めたい〉
という名言を残し(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-07-15 )、白居易=
白楽天のある詩を有名に(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-29 )(^^)
藤原実資の日記『小右記』の万寿2年(1025年)11月18日条の一部を本書70頁から引く(@_@;)
十八日、丙申。 吉田祭/賀茂臨時祭使に饗饌なし/道長、資平の兼官を容れ、
行成の希望は容れざる意向/
・・・/宰相[藤原資平]が・・・また、云ったことには、「源中納言[道方]が
云ったことには、『・・・特に今回の祭使である右頭中将[源]顕基は、関白[藤原
頼通]の子のような人である。・・・』と云うことでした。・・・」と。・・・
源道方(父は源重信、母は源高明女、子は歌壇のドン源経信)が、「就中、今般の使右頭中将顕基、
関白の子のごとき人なり。」(国際日本文化研究センター「摂関期古記録データベース」)と述べて
いるのが気になる(@_@;) 例えば、久保田淳(監修)『新日本古典文学大系 別巻 八代集総索引』
(岩波書店,1995)の「作者名索引」は源顕基を「・・・関白頼通の猶子となる.」とし、川端善明&
荒木浩(校注)『新日本古典文学大系41 古事談 続古事談』(岩波書店,2005)の脚注も「・・・顕基
は一時頼通の猶子だった。」とし、源顕兼(編)伊東玉美(校訂・訳)『古事談 上』(ちくま学芸
文庫,2021)の注も「・・・藤原頼通。顕基の養父。」としてるんだけど、その典拠は何だろ(@_@;)
犬養廉&平野由紀子&いさら会『笠間注釈叢刊18 後拾遺和歌集新釈 上巻』(笠間書院,1996)は顕基
の『後拾遺和歌集』入集歌の【作者】欄で「・・・『栄花物語』に従えば、関白頼通の養子となった
(殿上の花見)。」としている(執筆担当は上山真由美)(@_@;) 『栄花物語』は史料的価値が高く
ないので妥当な書き方だけど、同歌は堀河右大臣こと藤原頼宗(頼通の異母弟)の九条邸で開かれた
歌会での作で、【詠歌事情】欄は「この歌会は他に記録が見出せず、親しい者が集まったごく小規模
な歌会であったと推察される。顕基の頼通養子説に従うなら、頼宗とは縁戚関係にある。」とするが、
藤原頼宗は藤原道長と源高明女=源明子の子ゆえ源高明の孫である顕基とは元々「縁戚関係」(^_^;)
とまれ、このように状況証拠はあるが、猶子・養子であることを明示する典拠があるのかな(@_@;)
ちなみに、顕基は長保2年(1000年)生まれで頼通は正暦3年(992年)生まれ〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)
・讒言をしたとして他の御家人たちから弾劾された梶原景時、一切弁明することなく鎌倉追放の処分を
受け入れ京だか九州だかを目指したのは罪なくして配所の月を眺めたかったから・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-30
・平安時代のエロテロリスト・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;インリン・オブ・ジョイトイ?正気ならエガちゃん級伝説( ̄◇ ̄;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-09-18
・ムカデが耳に入り、馬と牛が交接し、神鏡改鋳可否の御前定にヘビが出現するなどの怪異(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-09-07
・好色で知られた藤原実資に自分が亡くなった後の妻を託す人物がいた∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-08-16
・藤原実資の身辺には藤原道長側のスパイがいて、その日記『小右記』を盗み見てる疑惑が(¬。¬ )
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-09-13
・実資の身辺にいるスパイの容疑者として藤原行成が挙げられていたよ∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-09-20
・ここはやはりフロイト先生の出番かと〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ 話がエロくな・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-09-06
・「左大将[藤原]公季は、十二月に必ず死ぬ」なる予言が実資のもとにもたらされて大ハズレ(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-08-25
・和泉式部キタ━━━━━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━━━━━!!!!!! キタヨキタヨヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノキチャッタヨ-!!!!!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-10-13
・「賢人右府」と言われている実資よりも、ホントは道長の方が読書家なのかもねエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-10-18
・もし公任も関白になり子の定頼まで関白になってたら定頼は殺生関白と呼・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;コロサレルゾ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-10-28
・『小右記3 長徳の変』よ、「(紀)正方」ではなく「(多)正方」だヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-09-03
・記主実資?書写した人?校訂者?誰かが六位相当の「少進」を「少童」と誤記オホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-09-19
・これぞ、ミステリー( ̄◇ ̄;) 殺人事件の犯人は、その約2年前に射殺されていたエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-08-20
・代作してくれたママンは既に死んじゃったし、字が読めないことがバレぬように藤原道綱は仮病を
使ったっぽいと冗談めかして前に書いたけど、新たな証言がキタヨキタヨヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノキチャッタヨ-!!!!!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-09-15
・繁田信一『殴り合う貴族たち』は『小右記』読みの『小右記』知らずヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-15
・藤原実資が「隠し置いていた」菅原道真の「自筆の草書一巻」、そもそも何で持ってるんだ(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-06-15
最近当たらず前回は一度も当たらなかったし20p捨てられず予定外の本買うことも無くなるかな(^_^;)
【読んだ本】
倉本一宏編『現代語訳 小右記 14 千古の婚儀頓挫』(吉川弘文館,2022)
源顕基(安和の変の源高明の孫、一条朝の四納言の源俊賢の子)は〈罪なくして配所の月を眺めたい〉
という名言を残し(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-07-15 )、白居易=
白楽天のある詩を有名に(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-05-29 )(^^)
藤原実資の日記『小右記』の万寿2年(1025年)11月18日条の一部を本書70頁から引く(@_@;)
十八日、丙申。 吉田祭/賀茂臨時祭使に饗饌なし/道長、資平の兼官を容れ、
行成の希望は容れざる意向/
・・・/宰相[藤原資平]が・・・また、云ったことには、「源中納言[道方]が
云ったことには、『・・・特に今回の祭使である右頭中将[源]顕基は、関白[藤原
頼通]の子のような人である。・・・』と云うことでした。・・・」と。・・・
源道方(父は源重信、母は源高明女、子は歌壇のドン源経信)が、「就中、今般の使右頭中将顕基、
関白の子のごとき人なり。」(国際日本文化研究センター「摂関期古記録データベース」)と述べて
いるのが気になる(@_@;) 例えば、久保田淳(監修)『新日本古典文学大系 別巻 八代集総索引』
(岩波書店,1995)の「作者名索引」は源顕基を「・・・関白頼通の猶子となる.」とし、川端善明&
荒木浩(校注)『新日本古典文学大系41 古事談 続古事談』(岩波書店,2005)の脚注も「・・・顕基
は一時頼通の猶子だった。」とし、源顕兼(編)伊東玉美(校訂・訳)『古事談 上』(ちくま学芸
文庫,2021)の注も「・・・藤原頼通。顕基の養父。」としてるんだけど、その典拠は何だろ(@_@;)
犬養廉&平野由紀子&いさら会『笠間注釈叢刊18 後拾遺和歌集新釈 上巻』(笠間書院,1996)は顕基
の『後拾遺和歌集』入集歌の【作者】欄で「・・・『栄花物語』に従えば、関白頼通の養子となった
(殿上の花見)。」としている(執筆担当は上山真由美)(@_@;) 『栄花物語』は史料的価値が高く
ないので妥当な書き方だけど、同歌は堀河右大臣こと藤原頼宗(頼通の異母弟)の九条邸で開かれた
歌会での作で、【詠歌事情】欄は「この歌会は他に記録が見出せず、親しい者が集まったごく小規模
な歌会であったと推察される。顕基の頼通養子説に従うなら、頼宗とは縁戚関係にある。」とするが、
藤原頼宗は藤原道長と源高明女=源明子の子ゆえ源高明の孫である顕基とは元々「縁戚関係」(^_^;)
とまれ、このように状況証拠はあるが、猶子・養子であることを明示する典拠があるのかな(@_@;)
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・藤原実資が「隠し置いていた」菅原道真の「自筆の草書一巻」、そもそも何で持ってるんだ(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-06-15
タグ:歴史
実朝と公暁も猶子(=ほぼ養子)の関係ですね。しかも年差も
8歳差と言う。こっちは殺されるけど・・・・
by tai-yama (2022-06-21 00:01)
楽天の事前スロットが消えてしまったのは残念ですが、無駄遣いがなくなると思えばそれはそれでアリなのかもしれませんね((+_+))
by ナベちはる (2022-06-21 01:12)
たしかに、猶子の場合は、年齢差は、
tai-yama様、関係なさそう(^_^;)
by middrinn (2022-06-21 05:37)
色々とお金がかかる状況で、節約できるから、
ナベちはる様、有難いと思いますか(^_^;)
by middrinn (2022-06-21 06:06)
本文の場合はあてはまりませんが。とくに最近は、
コピペか多いので、幾つも文献挙げても、元の根
拠がいっしょだったりしますよね。たとえば、
夏至の日に関して。太陽の南中高度が、日本の暦の
夏至で、いつも一番高くなるのは、大体兵庫県の
明石市付近だけだという点について、注記したweb
サイトなんて、一つもありゃしない。コピペサイト
のwebは、塊ですよねぇ。ところで2023年来年
はいよいよ待ちに待った(?)、埼玉や東京では
太陽の南中高度が一番高いのが、6月22日で、
夏至の翌日になる年なんですねぇ。協定世界時+9h
日本標準時の23時58分夏至の年となりますので。
ちなみに均時差は、近代にはまだ、地球近日点が
冬至に近いので、冬至や夏至はゼロ分に近いです。
平安時代を議論するには、更にこのへんまで含めないと。
by df233285 (2022-06-21 09:25)
間違った典拠を挙げている先行研究を
コピペしたと思われるものも(^_^;)
by middrinn (2022-06-21 10:46)