210924昨日買った本&読んだ本
読書の厄介なところは、やたら改行しまくるなど、スカスカな本である〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
(高~い)金を払って読むんだったら、やっぱり読み応えのある本がいいわなオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
【昨日買った本&読んだ本】
小泉道(校注)『新潮日本古典集成 日本霊異記』(新潮社,1984)
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」1027円(送料無料)を5%オフクーポンを利用して51円
引きし更に40p使って936円で20日に注文し23日に届く(^_^;) サイズの関係か、ゆうメールではなく、
ゆうパックで発送され、追跡可能なのは良かったが、函付きなのにプチプチ等で保護することなく、
いつものビニール袋の封筒だったヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 説明文にちゃんと函が付いてるか記されてないし、
加えて「可」に近い状態だったけど、書き込み等は見当たらなかったから、問題ナシオン主権(^o^)丿
新潮日本古典集成は新品でも何とか紙(パラフィン紙?グラシン紙?)が無い状態だとベタつく感が
あるのに、まして古本だから、メチャ気持ち悪いけど、このショップが同封してくれる買取申込書の
裏側がカヴァーになってるので(しかもデザインが更新されてた)、早速ハサミとセロテープ使って
覆ったから、問題ナシオン主権ウラー!(^o^)丿 汚い函はテーブルの下にほっぼらかして使用せず(^_^;)
借りて読んでいた本書だが、先ず頭注に読み応えがあったv( ̄∇ ̄)ニヤッ 持ってる中田祝夫(全訳注)
『日本霊異記』(講談社学術文庫,1978-80)全三巻の語釈も啓蒙的で、国語学が専門だからか噛んで
含めるような説明は一読して頭に入る(例えば、上巻に「次[やど]り 宿泊する。次は宿。東海道
五十三次などと用いられている。」)(⌒~⌒) ただ、昨日の「碁」で、同書は「碁を作[な]す 碁
を打つ。僧は音楽、博戯など禁じられていたが、碁はその限りではなかった。」と説明するだけだが
(なお、中田祝夫[校注・訳]『新編日本古典文学全集10 日本霊異記』[小学館,1995]74頁の頭注4
は「養老令では、僧も碁を打つことが許されていた。」)、「常に碁をなすを宗[むね]とせり」に
付された本書の頭注は「碁を打つのを第一の仕事にしていた。碁を打ってばかりいること。碁は、琴
とともに僧尼にわずかに許された娯楽であった。」とし、「琴」についても言及してるv( ̄∇ ̄)ニヤッ
また中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(中)』(講談社学術文庫,1979)の中巻の28話の語釈は「奈羅
の京 奈良の平城京。『霊異記』では諾楽・奈良と書くことが多く、奈羅と書くのはこの説話だけで
ある。」という説明だけど(同書上巻の上巻序文の語釈には「諾楽 奈良のことで、平城・奈羅など
とも書かれた。」とある)、本書の頭注は〈平城京。本書のナラ表記は「諾楽」が通例、「奈良」が
少数あり、「奈羅」はここだけ。〉として、説明が少しだけ緻密なところも小生の好みv( ̄∇ ̄)ニヤッ
もう一つ、メチャ読み応えあり、内容も非常に興味深かったのが、本書巻末の「付録」の一つである
「古代説話の流れ」なんだよねウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oワクワク♪ 阪倉篤義&本田義憲&川端善明
(校注)『新潮日本古典集成 今昔物語集 本朝世俗部一』(新潮社,1978)巻末「付録」の一つである
「説話的世界のひろがり」と同様、コレ目当てに本書購入を決めたともヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
・『日本霊異記』には、帝の好色譚が巻頭に置かれているという謎がある〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-13
・どうして膳臣広国の父は正月一日に猫になって御馳走を食べられたのか〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-14
・助けたのは四匹なのに恩返しに来たのは一匹の謎、また亀が頭を三べん下げた行為の意味は(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-05
・母を殺そうとする火麻呂が「牛のような目」で母を睨んだというが、どんな目なのだろうか(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-20
・高名な国文学者達が間違えてるんだから東大教授も恥じ入る必要はなくてよオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-22
・僧は琵琶を禁止されていたのに山科宮こと出家した人康親王が琵琶法師の祖と言われてる謎(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-23
・平凡社ライブラリーから2000年に再刊されてるけど、訳注加筆や本文修正はされてるのかな(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-10
・中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(上)』(講談社学術文庫,1978)の語釈はチト変わってるね(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-08-26
・中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(上)』(講談社学術文庫,1978)読了ヾ(`◇´)ノ彡☆バカチンドモガァ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-16
・「この説話は・・・『古本説話集』・・・に掲載されて」ねーんだよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-03-31
・『竹取物語』からの流れというより、某短篇小説の種本の仏教説話を探してたら目が留まった(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-07-21
・ちくま学芸文庫に収録時に宮元啓一『日本奇僧伝』(東京書籍,1985)は誤訳を改めたのかな(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-06
・役小角の説話での宮元啓一『日本奇僧伝』(東京書籍,1985)の「今日の学界の定説」が不審(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-08-25
・秦の始皇帝が「失敗」した話を借用することが修験道にとって「権威づけ」になるのかしら(@_@;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2017-02-22
(高~い)金を払って読むんだったら、やっぱり読み応えのある本がいいわなオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
【昨日買った本&読んだ本】
小泉道(校注)『新潮日本古典集成 日本霊異記』(新潮社,1984)
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」1027円(送料無料)を5%オフクーポンを利用して51円
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ゆうパックで発送され、追跡可能なのは良かったが、函付きなのにプチプチ等で保護することなく、
いつものビニール袋の封筒だったヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 説明文にちゃんと函が付いてるか記されてないし、
加えて「可」に近い状態だったけど、書き込み等は見当たらなかったから、問題ナシオン主権(^o^)丿
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あるのに、まして古本だから、メチャ気持ち悪いけど、このショップが同封してくれる買取申込書の
裏側がカヴァーになってるので(しかもデザインが更新されてた)、早速ハサミとセロテープ使って
覆ったから、問題ナシオン主権ウラー!(^o^)丿 汚い函はテーブルの下にほっぼらかして使用せず(^_^;)
借りて読んでいた本書だが、先ず頭注に読み応えがあったv( ̄∇ ̄)ニヤッ 持ってる中田祝夫(全訳注)
『日本霊異記』(講談社学術文庫,1978-80)全三巻の語釈も啓蒙的で、国語学が専門だからか噛んで
含めるような説明は一読して頭に入る(例えば、上巻に「次[やど]り 宿泊する。次は宿。東海道
五十三次などと用いられている。」)(⌒~⌒) ただ、昨日の「碁」で、同書は「碁を作[な]す 碁
を打つ。僧は音楽、博戯など禁じられていたが、碁はその限りではなかった。」と説明するだけだが
(なお、中田祝夫[校注・訳]『新編日本古典文学全集10 日本霊異記』[小学館,1995]74頁の頭注4
は「養老令では、僧も碁を打つことが許されていた。」)、「常に碁をなすを宗[むね]とせり」に
付された本書の頭注は「碁を打つのを第一の仕事にしていた。碁を打ってばかりいること。碁は、琴
とともに僧尼にわずかに許された娯楽であった。」とし、「琴」についても言及してるv( ̄∇ ̄)ニヤッ
また中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(中)』(講談社学術文庫,1979)の中巻の28話の語釈は「奈羅
の京 奈良の平城京。『霊異記』では諾楽・奈良と書くことが多く、奈羅と書くのはこの説話だけで
ある。」という説明だけど(同書上巻の上巻序文の語釈には「諾楽 奈良のことで、平城・奈羅など
とも書かれた。」とある)、本書の頭注は〈平城京。本書のナラ表記は「諾楽」が通例、「奈良」が
少数あり、「奈羅」はここだけ。〉として、説明が少しだけ緻密なところも小生の好みv( ̄∇ ̄)ニヤッ
もう一つ、メチャ読み応えあり、内容も非常に興味深かったのが、本書巻末の「付録」の一つである
「古代説話の流れ」なんだよねウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oワクワク♪ 阪倉篤義&本田義憲&川端善明
(校注)『新潮日本古典集成 今昔物語集 本朝世俗部一』(新潮社,1978)巻末「付録」の一つである
「説話的世界のひろがり」と同様、コレ目当てに本書購入を決めたともヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
・『日本霊異記』には、帝の好色譚が巻頭に置かれているという謎がある〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-13
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・母を殺そうとする火麻呂が「牛のような目」で母を睨んだというが、どんな目なのだろうか(@_@;)
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・高名な国文学者達が間違えてるんだから東大教授も恥じ入る必要はなくてよオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
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・平凡社ライブラリーから2000年に再刊されてるけど、訳注加筆や本文修正はされてるのかな(@_@;)
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・中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(上)』(講談社学術文庫,1978)の語釈はチト変わってるね(^_^;)
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・中田祝夫(全訳注)『日本霊異記(上)』(講談社学術文庫,1978)読了ヾ(`◇´)ノ彡☆バカチンドモガァ!!
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・「この説話は・・・『古本説話集』・・・に掲載されて」ねーんだよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
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・『竹取物語』からの流れというより、某短篇小説の種本の仏教説話を探してたら目が留まった(^_^;)
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・ちくま学芸文庫に収録時に宮元啓一『日本奇僧伝』(東京書籍,1985)は誤訳を改めたのかな(@_@;)
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・役小角の説話での宮元啓一『日本奇僧伝』(東京書籍,1985)の「今日の学界の定説」が不審(@_@;)
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・秦の始皇帝が「失敗」した話を借用することが修験道にとって「権威づけ」になるのかしら(@_@;)
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タグ:古典
改行が目立つとガッカリしてしまいますね((+_+))
子供が読む本ならともかく、大人が読む本でそうなっているのを見たら「(改行的な意味でも内容的な意味でも)中身がない」と思ってしまいそうです。
by ナベちはる (2021-09-25 01:30)
改行が多くて余白ばかりで、披くと真っ白な
感じの本は紙の無駄遣いなような気が(^_^;)
by middrinn (2021-09-25 06:02)
本文よりも、頭注やあとがきが充実している本も多数あるような
気もしたり・・・。付録付き雑誌の付録の方がメインみたいな(笑)。
by tai-yama (2021-09-25 18:27)
「あとがき」が「充実」していたら変かと(^_^;)
長い「あとがき」は刊行遅延の言い訳とか(^_^;)
by middrinn (2021-09-25 18:56)