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220912買った本&読んだ本

ネットで古本を購入するのは現物を確認できないから博打のようなもの〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

【買った本&読んだ本】

松村博司『日本古典評釈・全注釈叢書 栄花物語全注釈(三)』(角川書店,1972)

「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」886円(送料無料)を10日に注文し12日に(通常の追跡
不可能ゆうメールではなく)何故か宅急便で届く( ̄◇ ̄;) 個人的にはチト高いけど、書き込み等は
見当たらないので問題ナシオン主権(^o^)丿 函や月報が付いてるかどうかの説明が無いので、博打な
ところがあったが、函(帯付き)も月報(松村博司&河北騰&加納重文による座談会「『栄花物語』
の問題点(一)」、山中裕「『栄花物語』の史実と虚構〈二〉─『栄花物語全注釈』二を読みて─」
に加え「第一冊誤植訂正(追加)」「第二冊誤植訂正」)も付いてたよヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
「巻第九 いはかげ」「巻第十 ひかげのかづら」「巻第十二 たまのむらぎく」「巻第十三 ゆふしで」
「巻第十四 あさみどり」を本巻は収録し、巻頭に「図版目次」、巻末に「補訂・追記」(第一、二、
三冊の)、「略系図」(帝王・源氏のと藤原氏のだが、新編日本古典文学全集のに比べるとスカスカ
で使えぬ)、「事項索引」(補説、人名、書名、地名・第宅・社寺、雑事項で、補説はコラムみたい
で面白いが、人名は明治以降のゆえ本文登場人物は『栄花物語全注釈(八)索引編』で(+_+))(^_^;)
本書の学問的意義については、山中裕&秋山虔&池田尚隆&福長進(校注・訳)『新編日本古典文学
全集33 栄花物語③』(小学館,1998)の巻末の「解説 六 研究史(承前)」が「・・・『栄花物語』
研究を前進させたのが、松村博司氏であった。・・・氏の研究の集大成ともいうべき『全注釈』には、
今日解決すべき諸問題が網羅され、それに対する、研究の現段階における最も穏当な見解が添えられ
ている。・・・『全注釈』は、『栄花物語』研究を志す者にとって必備必読の書といって過言ではな
かろう。」(同書535~536頁)と高く評価されていることを三度引くよ〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
本書の一番最初の補説「一条天皇御譲位の内情」を読んだが、藤原行成の日記『権記』の記述を引用
・紹介し、藤原道長の日記『御堂関白記』の記述と対照して「・・・『関白記』の記述には疑わしい
ものが感ぜられる。」とし、「退位工作」もあったろうとして、本書『栄花物語』の叙述も「・・・
あり得ないことを書いたということになる。」としてる( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 座布団1枚 ♪

・寛仁は正暦の誤記なのに『栄花物語全注釈(四)』8版は「西暦」にヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-08-02

・教通を「大変な」漁色家として『栄花物語』に描くことで赤染衛門は娘の恨みを晴・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-07-24

・『栄花物語全注釈(八)索引編』を見ただけで研究者としてのセンスを疑うオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-06-23

・『栄花物語全注釈(三)』も山中裕&秋山虔&池田尚隆&福長進(校注・訳)『新編日本古典文学
 全集 栄花物語③』も当時の官職チェックすらしないとは研究者失格ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-07-11

・『栄花物語』の当該件の「権少将」は小少将の君だと萩谷朴もどこかで既に書いてそうだけど(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-07-13

[追記220913]

爛漫亭様の下記コメントに感謝し、〈「大変な漁食家」〉を〈「大変な」漁色家〉に修正しましたm(__)m

タグ:古典 歴史
コメント(8) 
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コメント 8

爛漫亭

 漁食家というのが気になっています。漁色家なら
わたしのPCでも、すぐに変換可能です。
by 爛漫亭 (2022-09-12 22:19) 

tai-yama

靴とかはサイズが合わない場合はネット購入でも返品(または
交換)できる物もあるけど本は・・・”合わない"で返品は無理か(笑)。
by tai-yama (2022-09-12 23:34) 

ぽ村

ネット注文の古本の質はカバーついてて印鑑とか追われてなくて匂わなければだいたい当たり説を唱えたい

それはそうと惰性67%が終わってしまったのが悲しゅーて悲しゅーて
センゴク本編が終わってしまったのも相まってマンガの断捨離を結構しようと思います
by ぽ村 (2022-09-12 23:43) 

ナベちはる

ネットでの購入は、おっしゃる通りにバクチですよね(^^;)
ただ、レアなものを手に入れることができたり、状態がいいものが安く手に入ったりして面白くもありますね。
by ナベちはる (2022-09-13 01:19) 

middrinn

「大変な漁食家」は藤本一恵『後拾遺和歌集全釈 下巻』(風間書房,1993)からの
引用ですけど、たしかに『大辞林』(初版第一刷)にも「漁食」という言葉は無く、
爛漫亭様、「漁色」と「猟色」しか出てないです(ただ、小生のPCは両方とも変換
されません)、当該記事「220724読んだ本」を書いた時に、冒頭の枕では正しく
言い換えたつもりでしたけど、「猟食家」となっているのを今確認ヒィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
爛漫亭様から御指摘を受けた旨を追記した上で、近く当該記事に「ママ」と補筆し、
また当該記事及び全ての関係記事に「漁色家」と修正を加えたいと思いますm(__)m
by middrinn (2022-09-13 06:47) 

middrinn

「もったいない本舗」は状態が酷い場合は、
tai-yama様、返金してくれますよ(^_^;)
by middrinn (2022-09-13 07:25) 

middrinn

漫画の古本の場合は、初回封入特典とかはこだわらないし、
書き込みは考えにくいので、表紙カヴァーがキレイなこと、
湿気で歪んでないこと、煙草臭が無いことですかね(^_^;)
ぽムたん、惰性は思ったほど人気が無かったのかも(^_^;)
by middrinn (2022-09-13 07:49) 

middrinn

たしかに、掘り出し物が安く手に入ったりするところなどは、
ナベちはる様、投機的でギャンブル性が高いですね(^_^;)
by middrinn (2022-09-13 08:01) 

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