230412読んだ本
「出荷」連絡あるも「お問い合わせ番号が見つかりません」状態のゆうパックは一体何処に(＠_＠;)
異世界を漂流・・ﾍ(__ﾍ)☆＼(^^; 同状態が約一日あり、それさえなければ昨日届いたはず(-ω-、)
帰宅後13時30分に再配達依頼も早くて18時～20時の時間帯(+_+) 19時30分に届き記事化無理(ﾉﾟοﾟ)ﾉ
【読んだ本】
春名好重『上代能書伝』（木耳社,1972）所蔵本
藤原道長の日記『御堂関白記』を倉本一宏（全現代語訳）『藤原道長「御堂関白記」（上）』（講談
社学術文庫,2009）で通読した際に全く気にも留めなかったのが寛弘元年（1008年）閏9月12日条の中
の一文で、同書の訳で引く(^_^;)
十二日、癸亥。 披講／小野美材手蹟
・・・（藤原）時貞朝臣が、小野美材の筆蹟の抄物［しょうもち］を献上してきた。
・・・
同書のルビには「しょうもち」とあるけど、『大辞林』第一版第一刷によれば「書物の抜き書き。」
等の意味がある「しょうもつ」の誤植かと(＠_＠;) そんなことはさておき、『御堂関白記』の同条
の一文の存在、そして、その価値や意味も教えてくれたのが本書で、春名好重は「小野美材」の章で
次のように紹介していた(^^)
・・・／寛弘元年（一〇〇四）閏九月十二日、藤原時貞は左大臣道長に
「野美材手跡抄物」を献上した（御堂関白記）。「野美材手跡抄物」は
どんなものかわからないが、美材の書跡である。それが道長に献上された
のは、当時世人が尊重するものであったからである。／・・・
小野美材（小野篁の孫）の訃報を聞いて、その死を惜しむ詩を太宰府で菅原道真が作ったことは本書
や春名好重『能書百話』（淡交社,1986）の「一四 小野美材」でも紹介されているけど、藤原克己
『菅原道真 詩人の運命』（ウェッジ選書,2002）の「はじめに 何のための詩人か」が全文紹介して
いたことは小生の記憶にも残っていた(^_^;) 改めて同書を確認したら、その詩に次の件が(^_^;)
・・・
自余の時輩は惣［み］な鴻儒
況［いわん］や復［ま］た真行草書の勢いの
絶えて継ぐものあらざるをや 痛い哉乎［かな］
・・・そのほかの［←紀長谷雄を除けばの意］、いま朝廷で幅を利かせている輩は
鴻儒ばかり。まして野大夫［＝小野美材］の真書（楷書）・行書・草書いずれに
おいても傑出していたあのみごとな筆勢にいたっては、絶えて継ぐ者がいない。
痛いかな！
勉強になった同書だが、この件は「詩の衰微」が主題で小野美材の詩人としての側面に焦点を当てた
記述だったために能書だった面を小生は見落としてしま・・ﾍ(__ﾍ)☆＼(^^;お前の目が節穴なだけ！
それはさておき、チャールズ・ライト・ミルズの社会学的想像力ならぬ歴史学的妄想力を発揮して、
藤原道長は実は書籍だけでなく書跡も集めていたのでは？と言ってみる〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
・行成が「寛仁」なのに前年号の「長和」と書き間違えたのには理由があるオホホホ!!♪(￣▽+￣*)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-09-03
・「権中納言で正二位の行成が（当時は身分の賤しい）経師の家へ行くことはできない」のか(＠_＠;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-02-18
・王羲之が王右軍と言われたから藤原敏行も藤右軍と言われたんだよヾ(｀◇´)ﾉ彡☆ｺﾉ! ﾊﾞｶﾁﾝｶﾞｧ!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-08-28
・書道の神様とされている菅原道真は実は能書ではなかったと春名好重『上代能書伝』は断定(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-08-20
・藤原道長は、たられば能書であって、能書とは言えないのではないか〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-08-21
異世界を漂流・・ﾍ(__ﾍ)☆＼(^^; 同状態が約一日あり、それさえなければ昨日届いたはず(-ω-、)
帰宅後13時30分に再配達依頼も早くて18時～20時の時間帯(+_+) 19時30分に届き記事化無理(ﾉﾟοﾟ)ﾉ
【読んだ本】
春名好重『上代能書伝』（木耳社,1972）所蔵本
藤原道長の日記『御堂関白記』を倉本一宏（全現代語訳）『藤原道長「御堂関白記」（上）』（講談
社学術文庫,2009）で通読した際に全く気にも留めなかったのが寛弘元年（1008年）閏9月12日条の中
の一文で、同書の訳で引く(^_^;)
十二日、癸亥。 披講／小野美材手蹟
・・・（藤原）時貞朝臣が、小野美材の筆蹟の抄物［しょうもち］を献上してきた。
・・・
同書のルビには「しょうもち」とあるけど、『大辞林』第一版第一刷によれば「書物の抜き書き。」
等の意味がある「しょうもつ」の誤植かと(＠_＠;) そんなことはさておき、『御堂関白記』の同条
の一文の存在、そして、その価値や意味も教えてくれたのが本書で、春名好重は「小野美材」の章で
次のように紹介していた(^^)
・・・／寛弘元年（一〇〇四）閏九月十二日、藤原時貞は左大臣道長に
「野美材手跡抄物」を献上した（御堂関白記）。「野美材手跡抄物」は
どんなものかわからないが、美材の書跡である。それが道長に献上された
のは、当時世人が尊重するものであったからである。／・・・
小野美材（小野篁の孫）の訃報を聞いて、その死を惜しむ詩を太宰府で菅原道真が作ったことは本書
や春名好重『能書百話』（淡交社,1986）の「一四 小野美材」でも紹介されているけど、藤原克己
『菅原道真 詩人の運命』（ウェッジ選書,2002）の「はじめに 何のための詩人か」が全文紹介して
いたことは小生の記憶にも残っていた(^_^;) 改めて同書を確認したら、その詩に次の件が(^_^;)
・・・
自余の時輩は惣［み］な鴻儒
況［いわん］や復［ま］た真行草書の勢いの
絶えて継ぐものあらざるをや 痛い哉乎［かな］
・・・そのほかの［←紀長谷雄を除けばの意］、いま朝廷で幅を利かせている輩は
鴻儒ばかり。まして野大夫［＝小野美材］の真書（楷書）・行書・草書いずれに
おいても傑出していたあのみごとな筆勢にいたっては、絶えて継ぐ者がいない。
痛いかな！
勉強になった同書だが、この件は「詩の衰微」が主題で小野美材の詩人としての側面に焦点を当てた
記述だったために能書だった面を小生は見落としてしま・・ﾍ(__ﾍ)☆＼(^^;お前の目が節穴なだけ！
それはさておき、チャールズ・ライト・ミルズの社会学的想像力ならぬ歴史学的妄想力を発揮して、
藤原道長は実は書籍だけでなく書跡も集めていたのでは？と言ってみる〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
・行成が「寛仁」なのに前年号の「長和」と書き間違えたのには理由があるオホホホ!!♪(￣▽+￣*)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-09-03
・「権中納言で正二位の行成が（当時は身分の賤しい）経師の家へ行くことはできない」のか(＠_＠;)
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・王羲之が王右軍と言われたから藤原敏行も藤右軍と言われたんだよヾ(｀◇´)ﾉ彡☆ｺﾉ! ﾊﾞｶﾁﾝｶﾞｧ!!
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・書道の神様とされている菅原道真は実は能書ではなかったと春名好重『上代能書伝』は断定(^_^;)
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・藤原道長は、たられば能書であって、能書とは言えないのではないか〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
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出荷された書籍は、異世界転生をして、小野美材の筆蹟の抄物
になって納品されたとかだったら凄いのに(高値で売れる～)。
by tai-yama (2023-04-12 22:50)
「美材の名は現代人にはほとんど知られていない・・・」
と本書にあるので、はたして高値となりますかね(^_^;)
「美材の書跡は現存していない。美材の書跡といわれてい
るものも残っていない。また、その書風もわからない。」
とあるので真贋論争が起きる可能性がありますね(^_^;)
by middrinn (2023-04-13 06:56)
同じ流れかは定かでないが…
不在通知票もなく「不在の為待ち戻り、再配達予定」とな。
ネットで見て初めて知り再配達をメールするも、本日は不可と(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)
誰が何処らで何しよるんや？
by suzu* (2023-04-13 19:04)
ずっと在宅して届くのを待っていて、ネットで追跡情報を見て、
suzu*様と同じように吃驚したことがありましたが、その真相は
配達員が拙宅と隣家を間違えて「ゆうパックご不在等連絡票」を
不在だった隣家のポストに入れて持ち帰ったためでした(^_^;)
どうやら当日の再配達の申込は17時が締切のようですね(+_+)
by middrinn (2023-04-13 19:24)