221204読んだ本
動乱や戦国でも約400年生き延びたのに、その後の300年は維新、大戦、戦後混乱で消息不明か(@_@;)
【読んだ本】
高柳光寿&岡山泰四&斎木一馬(編集顧問)『新訂 寛政重修諸家譜 第五』(続群書類従完成会,1964)所蔵本
本書の清和源氏頼光流の池田氏の「池田綱清」の項に目が留まったキタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━!!!!
・・・[元禄13=1700年]七月朔日得物鍋嶋藤四郎吉光の脇指、乙御前の釜を献じ、
御臺所(鷹司氏信子)に一條兼良公筆の古今集、桂昌院(綱吉母本庄氏)御方に
西園寺實兼筆の古今集、鶴姫(綱吉女)君に後伏見院宸翰の伊勢集をまいらす。
・・・
勅命か宮家や武家等からの依頼かは不明だが、能書家で知られた三条西実隆が伊勢大輔タンの家集も
書写してたことは原勝郎『東山時代に於ける一縉紳の生活』(講談社学術文庫,1978)に出てたけど
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-22 )、伊勢タンの家集が将軍の娘
への献上品になってるよヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪ 女流歌人No.1の座を和泉式部と争う伊勢タン、
流石だねぇ!と言いたいところだけど、「宸翰」=天子直筆だからだったりして(^_^;) もしかしたら
後伏見院(建武3=延元元=1336年崩御)も能書として有名だったのかも(^_^;) 犬養廉&後藤祥子&
平野由紀子(校注)『新日本古典文学大系28 平安私家集』(岩波書店,1994)、関根慶子&山下道代
『私家集全釈叢書16 伊勢集全釈』(風間書房,1996)、秋山虔&小町谷照彦&倉田実『日本古典評釈
・全注釈叢書 伊勢集全注釈』(角川書店,2016)の各解説の『伊勢集』伝本にこの「後伏見院宸翰」
らしきものは見当たらないんだけど、この後、どうなってしまったのかもチト気になるわな(@_@;)
・和歌の割り当てを忘れてたのに気付いた醍醐帝、伊勢タンに御指名キタ━━━━(゚д゚;)━━━━!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-02-07
・伊勢タンは「花を映す鏡となる澄んだ水面」を、紀友則は「水に映った菊の美しさ」を詠んでいる(^^)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-04
・伊勢タンがチト可哀想だよ(´;ω;`)ウッ… これからは、もう少し心を込めて伊勢タンと呼ぶよ(;_;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-05
・記念に東大受験して「△△参上!」と机に落書きしてくるアホと伊勢タンを同類視するなヾ(`◇´)ノ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-09
・伊勢タンが後世の歌人から如何に尊敬されていたかという逸話と牛車の乗車降車の作法について(^^)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-11
・nice!やコメしても無反応なブログ主の如く伊勢タンはお高くとまってるわねオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-29
・伊勢タン、雁さんを不思議ちゃんじゃなくバカチン呼ばわりしてたとは∑( ̄ロ ̄|||)ニャンと!?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-01
・「お馬鹿さんねえ」と心やさしく雁に寄りそっている伊勢タンは、やはり可愛いのだ♡(*'ε`*)チゥ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-03-07
【読んだ本】
高柳光寿&岡山泰四&斎木一馬(編集顧問)『新訂 寛政重修諸家譜 第五』(続群書類従完成会,1964)所蔵本
本書の清和源氏頼光流の池田氏の「池田綱清」の項に目が留まったキタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━!!!!
・・・[元禄13=1700年]七月朔日得物鍋嶋藤四郎吉光の脇指、乙御前の釜を献じ、
御臺所(鷹司氏信子)に一條兼良公筆の古今集、桂昌院(綱吉母本庄氏)御方に
西園寺實兼筆の古今集、鶴姫(綱吉女)君に後伏見院宸翰の伊勢集をまいらす。
・・・
勅命か宮家や武家等からの依頼かは不明だが、能書家で知られた三条西実隆が伊勢大輔タンの家集も
書写してたことは原勝郎『東山時代に於ける一縉紳の生活』(講談社学術文庫,1978)に出てたけど
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-01-22 )、伊勢タンの家集が将軍の娘
への献上品になってるよヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪ 女流歌人No.1の座を和泉式部と争う伊勢タン、
流石だねぇ!と言いたいところだけど、「宸翰」=天子直筆だからだったりして(^_^;) もしかしたら
後伏見院(建武3=延元元=1336年崩御)も能書として有名だったのかも(^_^;) 犬養廉&後藤祥子&
平野由紀子(校注)『新日本古典文学大系28 平安私家集』(岩波書店,1994)、関根慶子&山下道代
『私家集全釈叢書16 伊勢集全釈』(風間書房,1996)、秋山虔&小町谷照彦&倉田実『日本古典評釈
・全注釈叢書 伊勢集全注釈』(角川書店,2016)の各解説の『伊勢集』伝本にこの「後伏見院宸翰」
らしきものは見当たらないんだけど、この後、どうなってしまったのかもチト気になるわな(@_@;)
・和歌の割り当てを忘れてたのに気付いた醍醐帝、伊勢タンに御指名キタ━━━━(゚д゚;)━━━━!!
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-02-07
・伊勢タンは「花を映す鏡となる澄んだ水面」を、紀友則は「水に映った菊の美しさ」を詠んでいる(^^)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-04
・伊勢タンがチト可哀想だよ(´;ω;`)ウッ… これからは、もう少し心を込めて伊勢タンと呼ぶよ(;_;)
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・記念に東大受験して「△△参上!」と机に落書きしてくるアホと伊勢タンを同類視するなヾ(`◇´)ノ
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・伊勢タンが後世の歌人から如何に尊敬されていたかという逸話と牛車の乗車降車の作法について(^^)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-11
・nice!やコメしても無反応なブログ主の如く伊勢タンはお高くとまってるわねオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-29
・伊勢タン、雁さんを不思議ちゃんじゃなくバカチン呼ばわりしてたとは∑( ̄ロ ̄|||)ニャンと!?
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-06-01
・「お馬鹿さんねえ」と心やさしく雁に寄りそっている伊勢タンは、やはり可愛いのだ♡(*'ε`*)チゥ
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伊勢の頃だと征夷大将軍は令外官なので、将軍の娘の献上品でも
伊勢自体は名誉とは思っていないかも(笑)。
「2位じゃダメなんでしょうか」と言ってみたり。
by tai-yama (2022-12-04 23:15)
そもそも伊勢タンは最高権力者であるウダダの召人でした(^_^;)
女流歌人No.1なのに知名度が低すぎると言いたいのですよ(^_^;)
女流歌人と聞くと小野小町しか思い付かない人ばかりだし(^_^;)
更に紫式部なんかを挙げるミーハーもいたりしますからね(^_^;)
by middrinn (2022-12-05 07:54)
印刷術が存在する17世紀終わりに能筆家の和歌集書を
大事にしてくださる方は、筆跡情報を保存して下さっ
ているわけであって、ありがたいことですよね。早く
筆跡情報のデジタル化にとって、妙な著作権法の改悪が
ネックになら無い時代が来ると良いと思う。
by df233285 (2022-12-05 10:29)
活字による印刷技術が生まれても、写本は書物の内容に加え、
書という芸術的な価値を付加することができますよね(^_^;)
書物の内容的価値と書の芸術的価値の組み合わせで考えると、
御台所の鷹司信子のことを重んじてるように思えます(^_^;)
by middrinn (2022-12-05 12:35)
ミミへのご心配ありがとうございます。
日々回復していて、普段通りの生活に戻って来ています。
ただ老犬なので見守っていきたいと思います。
by 美美 (2022-12-05 17:27)
「日々回復」とは御同慶の至りです\(^o^)/
by middrinn (2022-12-05 17:57)