190629読んだ本
〈「珪藻土」が水をしっかり吸い込む〉という「速乾快適バスマット」で個人的に気になった点(@_@;)
浴室からは足の裏も拭った上で出てても、拭い取れなかった水分があるらしく、マットに跡として付き、
吸収されていくのは判った(^^) とりあえず使い続けることにするが、気になる点が二つあった(@_@;)
cooper様の「気になるのは、そんなに水分吸収して マットの下にカビ生えないかしら?」というコメが
その一つ(@_@;) 「ご使用後はマットを立てた状態で保管してください。乾燥しやすくなります。」と
「数回使用ごとに陰干ししてください。」という箱に書かれた説明がその危険性を物語ってるかと(^_^;)
もう一つ、箱には横・縦・厚さのサイズしか書かれてないし、自分でも計測してないけど、重いぞ(^_^;)
使用後の「立てた状態」から倒れた場合の衝撃、あるいはお古が拙宅に回ってきたのでひび割れてるため
間違えてひび割れが広がる方向に「立て」てしまった場合の自重で、割れちゃうような気がする(@_@;)
【読んだ本】
犬養廉&後藤祥子&平野由紀子(校注)『新日本古典文学大系28 平安私家集』(岩波書店,1994)所蔵本
今後は伊勢タンのことを感情を込めて呼ぶと先日書くも、歌物語風に並べられた『伊勢集』の冒頭部
(「伊勢日記」「『伊勢集』の物語的部分」)の30首余を本書の平野由紀子による注釈&訳で読むと、
やはり伊勢タンはタカビーなところがある(ように感じられる)老舗百貨店でしかなかった(´・_・`)
ちなみに、この「伊勢日記」の概要を秋山虔『王朝の歌人5 伊勢』(集英社,1985)の説明で引く(^^)
・・・若くして宇多天皇女御温子(七条后)に仕えた伊勢は、やがて温子の異母弟
藤原仲平と結ばれたものの、その恋愛は破綻し、父(藤原継蔭)の任地の大和国に下り、
寺めぐりに傷心を癒やした。温子の仰せにしたがってふたたび出仕したのち、仲平の兄
時平や平定文などにいい寄られたが応ずることなく、ついに帝の情けをこうむって
皇子を産んだ。しかし、帝はやがて退位し、まもなく出家して、伊勢が産んだ皇子は
夭折した。悲嘆にたえつつ宮仕えに専心したが、ついに主君温子に先立たれる。・・・
もともと「帝の情けをこうむって皇子を産ん」でもらうという親の野望から温子のところに出仕した
伊勢タン、親の期待を裏切って「藤原仲平と結ばれたものの」、仲平は偉~い人の婿にヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
なのに、未練がある仲平は歌を贈ってくるし、再出仕後は、仲平の兄の藤原時平からも求愛されるが、
ともに返歌のみで上手くあしらっている点はいいとしても、平定文その他の人々からの歌に対しては
返歌すらせず∑( ̄ロ ̄|||)にゃんと!? こーゆーお高くとまったブログ主のとこから順次撤退してる
ため訪問ブログが激減中C= (-。- ) フゥー 帝の目に留まり皇妃になることしか頭にないみたい(-ω-、)
モチ虚構も混じってて伊勢タンの実人生を描いているわけではないことは、秋山・前掲書が強調(^_^;)
なお、せめて私の手紙を見たとだけでもおっしゃって下さいと懇願する平定文に対しホントに「見つ」
とだけ書いた返事をしたという『平中物語』の話も、この「伊勢日記」の歌の詞書に出ていたよ(^_^;)
最後に、伊勢タンに言い寄る人々の中の一人について、本書の脚注は次のように解説している(@_@;)
伴信友の考証では、橘敏相。九〇一年左兵衛佐から但馬権守に左遷された(政事要略)。
菅原道真の左遷事件に連坐してである。
秋山・前掲書は次の如く「源敏相」とし、清水好子『王朝女流歌人抄』(新潮社,1992)も同旨(@_@;)
・・・/兵衛佐なる人物が源敏相であることは、『附証』[=伴信友『表章伊勢日記附証』]
によって考証されている。『政事要略』巻二十二に所載の、昌泰四年(九〇一)正月二十七日
の左降除目のなかに「但馬権守源敏相」の名をみいだすことができ・・・
・伊勢タンがチト可哀想だよ(´;ω;`)ウッ… これからは、もう少し心を込めて伊勢タンと呼ぶよ(;_;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-05
・記念に東大受験して「△△参上!」と机に落書きしてくるアホと伊勢タンを同類視するなヾ(`◇´)ノ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-09
・伊勢タンが後世の歌人から如何に尊敬されていたかという逸話と牛車の乗車降車の作法について(^^)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-11
浴室からは足の裏も拭った上で出てても、拭い取れなかった水分があるらしく、マットに跡として付き、
吸収されていくのは判った(^^) とりあえず使い続けることにするが、気になる点が二つあった(@_@;)
cooper様の「気になるのは、そんなに水分吸収して マットの下にカビ生えないかしら?」というコメが
その一つ(@_@;) 「ご使用後はマットを立てた状態で保管してください。乾燥しやすくなります。」と
「数回使用ごとに陰干ししてください。」という箱に書かれた説明がその危険性を物語ってるかと(^_^;)
もう一つ、箱には横・縦・厚さのサイズしか書かれてないし、自分でも計測してないけど、重いぞ(^_^;)
使用後の「立てた状態」から倒れた場合の衝撃、あるいはお古が拙宅に回ってきたのでひび割れてるため
間違えてひび割れが広がる方向に「立て」てしまった場合の自重で、割れちゃうような気がする(@_@;)
【読んだ本】
犬養廉&後藤祥子&平野由紀子(校注)『新日本古典文学大系28 平安私家集』(岩波書店,1994)所蔵本
今後は伊勢タンのことを感情を込めて呼ぶと先日書くも、歌物語風に並べられた『伊勢集』の冒頭部
(「伊勢日記」「『伊勢集』の物語的部分」)の30首余を本書の平野由紀子による注釈&訳で読むと、
やはり伊勢タンはタカビーなところがある(ように感じられる)老舗百貨店でしかなかった(´・_・`)
ちなみに、この「伊勢日記」の概要を秋山虔『王朝の歌人5 伊勢』(集英社,1985)の説明で引く(^^)
・・・若くして宇多天皇女御温子(七条后)に仕えた伊勢は、やがて温子の異母弟
藤原仲平と結ばれたものの、その恋愛は破綻し、父(藤原継蔭)の任地の大和国に下り、
寺めぐりに傷心を癒やした。温子の仰せにしたがってふたたび出仕したのち、仲平の兄
時平や平定文などにいい寄られたが応ずることなく、ついに帝の情けをこうむって
皇子を産んだ。しかし、帝はやがて退位し、まもなく出家して、伊勢が産んだ皇子は
夭折した。悲嘆にたえつつ宮仕えに専心したが、ついに主君温子に先立たれる。・・・
もともと「帝の情けをこうむって皇子を産ん」でもらうという親の野望から温子のところに出仕した
伊勢タン、親の期待を裏切って「藤原仲平と結ばれたものの」、仲平は偉~い人の婿にヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
なのに、未練がある仲平は歌を贈ってくるし、再出仕後は、仲平の兄の藤原時平からも求愛されるが、
ともに返歌のみで上手くあしらっている点はいいとしても、平定文その他の人々からの歌に対しては
返歌すらせず∑( ̄ロ ̄|||)にゃんと!? こーゆーお高くとまったブログ主のとこから順次撤退してる
ため訪問ブログが激減中C= (-。- ) フゥー 帝の目に留まり皇妃になることしか頭にないみたい(-ω-、)
モチ虚構も混じってて伊勢タンの実人生を描いているわけではないことは、秋山・前掲書が強調(^_^;)
なお、せめて私の手紙を見たとだけでもおっしゃって下さいと懇願する平定文に対しホントに「見つ」
とだけ書いた返事をしたという『平中物語』の話も、この「伊勢日記」の歌の詞書に出ていたよ(^_^;)
最後に、伊勢タンに言い寄る人々の中の一人について、本書の脚注は次のように解説している(@_@;)
伴信友の考証では、橘敏相。九〇一年左兵衛佐から但馬権守に左遷された(政事要略)。
菅原道真の左遷事件に連坐してである。
秋山・前掲書は次の如く「源敏相」とし、清水好子『王朝女流歌人抄』(新潮社,1992)も同旨(@_@;)
・・・/兵衛佐なる人物が源敏相であることは、『附証』[=伴信友『表章伊勢日記附証』]
によって考証されている。『政事要略』巻二十二に所載の、昌泰四年(九〇一)正月二十七日
の左降除目のなかに「但馬権守源敏相」の名をみいだすことができ・・・
・伊勢タンがチト可哀想だよ(´;ω;`)ウッ… これからは、もう少し心を込めて伊勢タンと呼ぶよ(;_;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-05
・記念に東大受験して「△△参上!」と机に落書きしてくるアホと伊勢タンを同類視するなヾ(`◇´)ノ
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-09
・伊勢タンが後世の歌人から如何に尊敬されていたかという逸話と牛車の乗車降車の作法について(^^)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-06-11
タグ:和歌
珪藻土マット、立てかけて保管に使用数回毎に
陰干しが必要なんですねぇ(°_°)
で、それなりに重量があると・・・_φ( ̄ー ̄ )
う〜ん、やっぱり買うのは悩んじゃいます(⌒-⌒; )
by ニッキー (2019-06-29 23:13)
・・・あるよウチに。
珪藻土マット・・・
カビるよ?
買うと駄々こねた嫁が積極的に処分を検討するほどw
色々と保管方法が現実的じゃないんだよね;
返歌・・・ではないですが、そういえばマメにチェックして早めに返信していた頃が住人さん多かった気がする・・・うちのブログ・・・
by ぽ村 (2019-06-29 23:37)
珪藻土マット、注意書きがあるぐらいとなると、保管方法を誤ったときにどうなるかが怖いですね…(((゚д゚; )))
by ナベちはる (2019-06-30 01:06)
買われて、どちらが先にダメにするか競いませう(^o^)丿
ニッキー様の奥様、買いなさいオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
by middrinn (2019-06-30 05:53)
お住まいの場所が東京とは気候が違い過ぎるかと(^_^;)
ぽムたんの場合、てゆーか、滅多に更新がないし(^_^;)
by middrinn (2019-06-30 06:00)
マット敷きっ放しにするズボラな性格の人は、
ナベちはる様、怖~いことに((;゚Д゚)ヒィィィィィ!
by middrinn (2019-06-30 06:01)
おはようございます^^
珪藻土マットってそんなに硬いものなんですか~ひび割れとか倒れたら割れるとか・・・
裏にカビ、考えられますね。
ある人への恋心が強烈で、他の人に返歌もしなかったのね?^^
お高く留まってたのかなぁ~?
by mimimomo (2019-06-30 06:19)
硬いけど、折ろうと思えば折れる硬さですし、この重さだと、
自重でひび割れも広がってしまう危険がある、かと(^_^;)
帝の目に留まることが大事なので、仲平・時平はお仕えする
温子の兄妹ゆえ返歌しただけのお高くとまった女かと^_^;
by middrinn (2019-06-30 06:30)
珪藻土のマット、うちの妻曰く「気持ちが悪い」と(^^;
私は良いと思ったのですけどね、お気に召さなかったようで
我が家では見送りとなりました。
by そら (2019-06-30 09:01)
カワセミさんと並んで、お宅で絶対的な存在ですから、逆らえませんね(^_^;)
by middrinn (2019-06-30 09:32)
珪藻土バスマット結構扱いが難しそうですね。
by nikki (2019-06-30 15:30)
「立てた状態で保管」する際もカビが生えてないか常に要チェックかも(^_^;)
by middrinn (2019-06-30 15:33)
親と離れて暮らす通販好きの娘が、珪藻土のバスマットを購入したものの、本邦西域の大国製なので嫌い、捨て場所に困って実家へ持って来ました(>_<) 私は使う気は全く無いので、アウトドアでコンロを使う時、風除けにしようかと思っています。お風呂は綿のバスマットが一番かと(^_^;)
by yokomi (2019-06-30 15:47)
ですよねぇ~
でも 余計なコメントでした、売れ行きが落ちなければと・・・・・(^^;
by cooper (2019-06-30 15:54)
たしかに、箱を見直したら、小さく表記されてました(^_^;)
yokomi様のお嬢様だけあって、細かいチェックですね(^^)
by middrinn (2019-06-30 16:33)
マット下の床がカビないか元々小生も懸念してたのですが、
cooper様の御名前を出したのは、御迷惑でしたかm(__)m
by middrinn (2019-06-30 16:36)
アハハハ・・・太っ腹でして、気も体もです。
by cooper (2019-06-30 19:29)
お心も広大なんですね、北海道みたいに(^^)
by middrinn (2019-06-30 19:47)
珪藻土マットを買う予定でポチッと買い物かごに入れたんだけど,ちょっと外してくる。
名古屋の湿気ではカビる気がする・・・(;´Д`)
by こじろう (2019-06-30 20:46)
自己責任でお願いしま~す(^o^)丿
でも備えあれば憂いなしです^_^;
by middrinn (2019-06-30 20:51)
平安時代は男が強くて、女性は政略の道具と思われがちですが、
"雑魚には興味なし"な女の人も居たみたいで(笑)。
コメ返は歌で全部返すブログとかあったり。
by tai-yama (2019-06-30 23:06)
たしかに伊勢タンは女性が主導権ですね(^_^;)
tai-yama様の場合は恋歌ばかりで返しそう(^^)
by middrinn (2019-07-01 05:41)