SSブログ

220730読んだ本

405円のを105円で購入も読み終えてみれば405円であっても損した感はナシオン主権だったかも(^_^;)
・・・ということは、300ポイントは無駄遣いだったことになるのか∑( ̄ロ ̄|||)ニャンじゃとぉ!?

【読んだ本】

井上靖『ある偽作家の生涯』(新潮文庫,1956→1970改版)所蔵本

森田悌(全現代語訳)『日本後紀(上)』(講談社学術文庫,2006)の中で一番驚き印象に残ったのは
行賀の卒伝(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-02-20 )で、「僧行賀の涙」
という短篇小説を井上靖が書いてるのを知り、同作品を収録している本書を購入して読んだところ、
漢文の訓読は疑問も満足(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-02-24 )(^_^;)
今谷明『信長と天皇 中世的権威に挑む覇王』(講談社現代新書,1992)に「因みに、この松姫[武田
信玄の娘]の生涯については、故井上靖氏の短篇『信松尼記』に美しく描かれている」とあり、本書
で「信松尼記」も読んだ(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-06-13 )(^_^;)
烏孫公主について調べた(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-06-19 )流れで
本書所収の短篇小説「漆胡樽[しつこそん]」も読んでみたが、二千年前の大陸へタイムトラベルに
連れて行かれたような感(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-07-08 )(^_^;)
表題作「ある偽作家[ぎさくか]の生涯」は橋本関雪(←もしTwitterとかやってたなら即炎上しそう
https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-07-09)の贋作を描いていた実在の人物を
モデルにした小説で面白い(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-07-13 )(^^)
続けて、本書所収の短篇小説「玉碗記[ぎょくわんき]」も読んだが、井上靖は美術担当の新聞記者
だったことも関係するのか、こんな短い小説でも、ちゃんと取材して調べた上で執筆しているのは、
流石だな(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-07-23 )( ̄◇ ̄;) で、最後に
残っていた短篇小説「澄賢房[ちょうけんぼう]覚え書」を読んで本書も読了(^o^)丿 破戒僧として
高野山を追放されるも一風変わった『理趣経』の注釈書を書き上げた謎の人物の足取りを追ってて、
惹き込まれる一方、その最期に至るまでの「創作」はブンガク的かと(^_^;) 例によって、モデルが
いるのか、どこまでが事実なのか気になったけど、ネット検索したら李鈺〈井上靖「澄賢房覚書」論
:創作背景と典拠について〉新潟大学現代社会文化研究68号(2019年2月)が読めて一件落着(^_^;)
タグ:小説
コメント(4) 
共通テーマ:

コメント 4

ナベちはる

「405円のままでも損しなかった」というのはいいことに違いないはずなのに、「ポイントを使った」という事実を考えると複雑な気持ちになりますね((+_+))
by ナベちはる (2022-07-31 01:11) 

middrinn

損しないようにと念のためポイントを使ったことを後悔してしまいます(^_^;)
by middrinn (2022-07-31 04:56) 

tai-yama

女人禁制の高野山でエロ坊主と・・・・
やっぱり坊さんモテるよな~。
by tai-yama (2022-07-31 23:24) 

middrinn

今から出家されたら(^_^;) バイクに
乗った坊さんでモテモテに(^o^)丿
by middrinn (2022-08-01 04:59) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。