211007読んだ本
読書の厄介なところは、近所の猫社会でビューリニャン革命が起こる前兆である〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)
毎日1円ずつ値を下げてたので注視してたら1028円で買われてしまった古本が今日1096円で出た(￣◇￣;)
「メジャーな作家の歴史小説、メジャーな文庫に入ってるのにブックオフ等に出て来ない」古本なのに
（211005読んだ本）、すぐに同じショップに入荷するというのも不思議(＠_＠;) 再び1円ずつ値下げが
始まって1095円になったけど、適正価格になるまで、最低一年は放置だな〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
【読んだ本】
君塚直隆『悪党たちの大英帝国』（新潮選書,2020）
「はじめに──「悪党」たちが時代を動かす」「第一章 ヘンリー八世──「暴君」の真実」に続き、
「第二章 クロムウェル──清教徒の「独裁者」」を読んだ(⌒～⌒)
第二章 クロムウェル──清教徒の「独裁者」
国中の人心激烈の極点に達して／ジェントリに生まれ／ピューリタンとしての強み／
初期ステュアート王朝の議会政治／クロムウェルの登場／「神の摂理」で動く／
「王殺し［レジサイド］」／完全なる合邦［パーフェクト・ユニオン］へ──
ダビデになったクロムウェル／ヨーロッパと「帝国」のはざまで／「無冠の帝王」の死／
ピューリタン革命の経過も詳述されてて知らないことばかりだったし、クロムウェルの評価の変遷も
興味深かった(⌒～⌒) クロムウェルとチャールズ一世の次の「因縁」（本書59頁）も面白いね(^^)
・・・／このサー・ヘンリー・クロムウェルは、最晩年の一六〇三年に生涯最高の栄誉
に浴する。新たにイングランド国王を兼ねることになったスコットランド国王ジェームズ
六世（一五六六～一六二五、在位一五六七～一六二五年）が、ヒンチブルックの屋敷に
宿泊することになったのである。サー・ヘンリーは贅の限りを尽くして接待にあたった。／
このとき国王はまだ三歳という次男坊も連れてきた。サー・ヘンリーはこの王子の遊び
相手として自分の孫、すなわち次男ロバートの息子をあてがった。王子よりひとつ年上
の男の子は、遊んでいるうちに王子と口論になり、王子にパンチを浴びせて鼻血が出た
という逸話が残っている。この王子こそがのちの国王チャールズ一世であり、王子に
パンチを浴びせたのがオリヴァー・クロムウェルその人であった。意外にも早くから
二人の因縁は始まっていたのである。／
最高気温が昨日の30度から一転して21度となって身体が超ダルいし、家の外でケンカでもしてるのか
猫の叫び声とドタバタ暴れる音で朝4時に起こされてメチャ眠いので、あとは本書62頁から引く(+_+)
・・・「王権神授説（Divine right of kings）」を理論づけた王として知られる
ジェームズではあったが、彼はイングランド王として政治を行う際には必ず議会への
相談を行った。事実、ジェームズはイングランド国王としての二二年間にわたる治世
のなかで、合計八会期三六ヶ月に及ぶ議会を開いている。これは四四年間の治世で
一〇会期三四ヶ月の議会を開いていたエリザベス一世より、開催期間だけを見れば
長いくらいだった。／・・・
モチ「しかし問題は長さより中身のほうだった。」（本書63頁）と続くのだが、本書のヘンリー八世
に関する第一章もそうだけど（⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-19 ）、
本書は中野京子『名画で読み解く イギリス王家12の物語』（光文社新書,2017）の記述を否定(^_^;)
ジェームズ一世（スコットランド国王ジェームズ六世）の議会との関係についての同書の記述は次の
通り(^_^;)
・・・在位二十二年のうち、議会を開いたのはたった四回。・・・
・・・ジェームズ一世は治世二十二年で四回しか招集せず（エリザベス一世は
重要法案は必ず議会に諮っていた）、・・・
でも、君塚直隆『肖像画で読み解くイギリス王室の物語』（光文社新書,2010）もこう書いてた(^_^;)
・・・／このため［←王権神授説を唱えていたため］、二十二年の在位のなかで、
ジェームズが議会を開いたのはわずかに四カ年度だけ。エリザベスの時代以来、
国政に参与してきた議員たちは不満が募るばかりであった。／・・・
・『名画で読み解く イギリス王家12の物語』は読み解きも薄っぺらい(ノ￣皿￣）ノﾓｯﾄｼﾗﾍﾞﾃｶｹ！┫：
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-05-08
・中野京子センセイは大学入試の世界史の問題でも間違った解答をしそうだねオホホホ!!♪(￣▽+￣*)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-05-06
・君塚直隆『肖像画で読み解くイギリス王室の物語』（光文社新書,2010）は英王室の歴史が主題(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-05-11
毎日1円ずつ値を下げてたので注視してたら1028円で買われてしまった古本が今日1096円で出た(￣◇￣;)
「メジャーな作家の歴史小説、メジャーな文庫に入ってるのにブックオフ等に出て来ない」古本なのに
（211005読んだ本）、すぐに同じショップに入荷するというのも不思議(＠_＠;) 再び1円ずつ値下げが
始まって1095円になったけど、適正価格になるまで、最低一年は放置だな〇 o 。.~~━u(￣ﾟ ￣=)ﾌﾟﾊｧ
【読んだ本】
君塚直隆『悪党たちの大英帝国』（新潮選書,2020）
「はじめに──「悪党」たちが時代を動かす」「第一章 ヘンリー八世──「暴君」の真実」に続き、
「第二章 クロムウェル──清教徒の「独裁者」」を読んだ(⌒～⌒)
第二章 クロムウェル──清教徒の「独裁者」
国中の人心激烈の極点に達して／ジェントリに生まれ／ピューリタンとしての強み／
初期ステュアート王朝の議会政治／クロムウェルの登場／「神の摂理」で動く／
「王殺し［レジサイド］」／完全なる合邦［パーフェクト・ユニオン］へ──
ダビデになったクロムウェル／ヨーロッパと「帝国」のはざまで／「無冠の帝王」の死／
ピューリタン革命の経過も詳述されてて知らないことばかりだったし、クロムウェルの評価の変遷も
興味深かった(⌒～⌒) クロムウェルとチャールズ一世の次の「因縁」（本書59頁）も面白いね(^^)
・・・／このサー・ヘンリー・クロムウェルは、最晩年の一六〇三年に生涯最高の栄誉
に浴する。新たにイングランド国王を兼ねることになったスコットランド国王ジェームズ
六世（一五六六～一六二五、在位一五六七～一六二五年）が、ヒンチブルックの屋敷に
宿泊することになったのである。サー・ヘンリーは贅の限りを尽くして接待にあたった。／
このとき国王はまだ三歳という次男坊も連れてきた。サー・ヘンリーはこの王子の遊び
相手として自分の孫、すなわち次男ロバートの息子をあてがった。王子よりひとつ年上
の男の子は、遊んでいるうちに王子と口論になり、王子にパンチを浴びせて鼻血が出た
という逸話が残っている。この王子こそがのちの国王チャールズ一世であり、王子に
パンチを浴びせたのがオリヴァー・クロムウェルその人であった。意外にも早くから
二人の因縁は始まっていたのである。／
最高気温が昨日の30度から一転して21度となって身体が超ダルいし、家の外でケンカでもしてるのか
猫の叫び声とドタバタ暴れる音で朝4時に起こされてメチャ眠いので、あとは本書62頁から引く(+_+)
・・・「王権神授説（Divine right of kings）」を理論づけた王として知られる
ジェームズではあったが、彼はイングランド王として政治を行う際には必ず議会への
相談を行った。事実、ジェームズはイングランド国王としての二二年間にわたる治世
のなかで、合計八会期三六ヶ月に及ぶ議会を開いている。これは四四年間の治世で
一〇会期三四ヶ月の議会を開いていたエリザベス一世より、開催期間だけを見れば
長いくらいだった。／・・・
モチ「しかし問題は長さより中身のほうだった。」（本書63頁）と続くのだが、本書のヘンリー八世
に関する第一章もそうだけど（⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-09-19 ）、
本書は中野京子『名画で読み解く イギリス王家12の物語』（光文社新書,2017）の記述を否定(^_^;)
ジェームズ一世（スコットランド国王ジェームズ六世）の議会との関係についての同書の記述は次の
通り(^_^;)
・・・在位二十二年のうち、議会を開いたのはたった四回。・・・
・・・ジェームズ一世は治世二十二年で四回しか招集せず（エリザベス一世は
重要法案は必ず議会に諮っていた）、・・・
でも、君塚直隆『肖像画で読み解くイギリス王室の物語』（光文社新書,2010）もこう書いてた(^_^;)
・・・／このため［←王権神授説を唱えていたため］、二十二年の在位のなかで、
ジェームズが議会を開いたのはわずかに四カ年度だけ。エリザベスの時代以来、
国政に参与してきた議員たちは不満が募るばかりであった。／・・・
・『名画で読み解く イギリス王家12の物語』は読み解きも薄っぺらい(ノ￣皿￣）ノﾓｯﾄｼﾗﾍﾞﾃｶｹ！┫：
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-05-08
・中野京子センセイは大学入試の世界史の問題でも間違った解答をしそうだねオホホホ!!♪(￣▽+￣*)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-05-06
・君塚直隆『肖像画で読み解くイギリス王室の物語』（光文社新書,2010）は英王室の歴史が主題(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-05-11
再評価(プレミア価値)されて、本の価格が適正価格 3000円とか
超えたり(笑)。菅内閣も「王権神授説」に基づいて臨時国会を
開かなかったのかも。
by tai-yama (2021-10-07 22:38)
因縁とは恐ろしや。わずか三歳、四歳でも(>_<)
おかげで忘れていたクロムウェルを再勉強(^_^;)
by yokomi (2021-10-08 00:26)
野党の憲法に基づく臨時国会召集要求は、
tai-yama様、言わば権利の請願(^_^;)
by middrinn (2021-10-08 05:48)
これもまた人に歴史ありと言いますか、
yokomi様、色々とありますね(^_^;)
by middrinn (2021-10-08 05:50)
回数少なくても、皆が寝ている議会よりはましですよね。
win10パソコンが遅いかなりの要素は、ファイル操作が
遅いこと。ｗｅｂで検索すると、ｴｸｽﾌﾟﾛｰﾗｰの設定を調整
（優先ファイル作成を止めろ）と出ていました。
テストしている最中ですが、シャカリキになって努力
すればwin7並みになるのかな。元々のpcのハード構成は、
win10ｐｃの方がwin７ｐｃよりずっと上だけどね。
by df233285 (2021-10-08 11:58)
寝ようとしたら地震があり、今日もチョー寝不足です(+_+)
作業デスク上はシンプルには古今を問わず真理かな(＠_＠;)
by middrinn (2021-10-08 14:44)