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220721読んだ本

先に買われて170円値上がりに別の本を注文したら何故か宅急便に(゚o゚;) そんなに厚かったか(@_@;)

【読んだ本】

岡崎文夫『魏晋南北朝通史 内編』(平凡社東洋文庫,1989)所蔵本

    ・・・/[東晋の]明帝在位三年にして死し、成帝がこれに代った。ときに朝政を
    専制したのは明帝の外戚庾亮[ゆりょう]という者である。彼は為人方厳をもって
    一世に推されたが、それだけ法に任じて独裁するの風があり、王導に立てられた
    寛和の政と異る。王導もまた彼のあまりに雅懐に富まざるを嫌い、一般に[都の]
    建康内部には彼に対する不評が多い。・・・

蘇峻の乱が起きたのも庾亮の責任だし、詳しくはないが、その他の行動を見ても無能政治家かと(^_^;)
庾亮に関する説話を、目加田誠『新釈漢文大系76 世説新語 上』(明治書院,1975→1986年9版)134頁
の通釈で引く(^_^;)

    庾公(庾亮)はある時仏寺に入り、釈迦の臥像を見て言った。/
    「この人は衆生済度に疲れたのだ。」当時、人々はこれを名言とした。

駒田信二(編訳)『中国笑話集』(講談社文庫,1978)にも収録されてた説話だが、おそらく涅槃像
のことなんだろうけど、現代の日本で言うならば、政治家の某みたいなキャラだったのかな(@_@;)
タグ:説話 中国 歴史
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

中国の歴史に度々出て来る法治主義者って大体厳格すぎる人が
多いですね~。今のコロナ対策の厳格さも・・・習さんはもしか
して法治主義者だったり(笑)。
by tai-yama (2022-07-21 23:41) 

ナベちはる

本が宅急便でやってくる、理由が分からないと驚きますね\(◎o◎)/!
by ナベちはる (2022-07-22 01:32) 

middrinn

庾亮は法治主義というわけでもなかったようで、
tai-yama様、名将陶侃を何故か警戒して蘇峻を
軽視して圧迫し反乱されるなどマジ無能(^_^;)
by middrinn (2022-07-22 05:56) 

middrinn

そのショップは安上がりなゆうメールが、
ナベちはる様、通常なので吃驚(^_^;)
by middrinn (2022-07-22 06:22) 

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