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201222読んだ本【バカチン】

〈はてなブログは、「面白いブログがきちんと評価される場所」を目指しています。〉_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

【読んだ本(バカチン)】

末次由紀『ちはやふる』(講談社BE LOVE,2020)45巻

読めば必ずハマるスポ根漫画を図書館で借りて、読了(^o^)丿 ネタバレ防止ゆえストーリーの核心は
書けぬ( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚ 一番好きなのは若宮詩暢(お母様も美人!)で、二番目に好きなのは超美人の
桜沢翠(←みどりん)先生で、三番目に好きなのは花野菫(女子力高し)(^^) 綿谷新はメチャいい人
なのに、あんな内容のメールを送り付ける真島太一はトロイの木馬ヾ(`◇´)ノ 綾瀬千早は綿谷新と
結ばれないなら須藤先輩とくっつけ(^o^)丿 その場合、綿谷新は若宮詩暢と結ばれても良し(⌒~⌒)

各巻の表紙カヴァー袖に『百人一首』の歌が一首紹介されてて、45巻は次の通りエッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

    小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば いまひとたびの みゆき待たなむ

     小倉山の峰のもみじ葉よ もし心があるならば もう一度の行幸[みゆき]が
     あるまで 散らずに待っていておくれ
                                    貞信公

ともに「みゆき」と読むけど、天皇の場合は「行幸」、上皇・法皇の場合は「御幸」と書くもので、
この歌はウダダの「御幸」の際に醍醐天皇(ウダダの子)にも観せたいとして詠まれたものなのに、
「もう一度の行幸」という訳では一度目も「行幸」となってしまうヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

手元にある『百人一首』の注釈書の訳を3つほど引いておきましょうかね〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

・島津忠夫(訳注)『新版 百人一首』(角川ソフィア文庫,1999→2008新版16版)

    小倉山の峰のもみじ葉よ。もしお前に心があるならば、もう一度、
    今度は主上の行幸があるはずだから、その折までどうか散らないで、
    待っていてほしいものだ。

・有吉保(全訳注)『百人一首』(講談社学術文庫,1983)

    小倉山の峰のもみじ葉よ、もしおまえに心があるならば、もう一度、
    天皇の行幸があるはずだから、それまで散らないで待っていてほしいものだ。

・石田吉貞『百人一首評解』(有精堂出版,1956)

    小倉山の峰のもみじ葉よ、お前にもし心があるならば、もう一度
    行幸がある筈だから、ありがたい仰せに感じて、散らずに、
    その時までお待ち申していてくれ。

この石田吉貞の名著、同書100頁は、〔語釈〕で〈・・・これは「もう一度の行幸の」意。・・・〉、
〔諸説〕で〈・・・(五)景樹の『異見』は『日本紀略』に「延喜四年十月十日法皇幸・・・〉と
「延長」を「延喜」と誤記し、同頁掲載の「小倉山附近図」でも「右京」を「左京」を誤記するなど
ケアレス・ミスが3つもあるのがチト残念(小生所蔵のは1984年10月24日発行の24版である)(-ω-、)

・貞信公が詠んだのは何年か、ちょっと、一言いいですか?(._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; )SSブロガーシカワカンランネタ!!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2020-12-20

・33巻でヒョロが机くんを破って個人戦B級優勝を決めた127頁の最後のコマの作画ミスを指摘(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-05-14

・38巻で登場人物の心理描写に活用された中納言兼輔の歌の解釈に誤りヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-10-06

・39巻で『和泉式部集』も披かずに式部の歌について熱く語る大江奏のバカ母オホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-12-30

・40巻で「らむ」は原因理由が示されてる推量の助動詞ゆえ「か」は余計ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-01-30

・41巻で紀貫之の「香に匂ひける」は「咲きほこっています」じゃねーよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-08-30

・末次由紀『ちはやふる』42巻は伊勢大輔タンの秀歌が解ってないじゃんヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-09-08

・44巻で俊忠の歌は「いたずら」なんかじゃなく「催し」で送ったものヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-06-21
タグ:和歌 漫画
コメント(12) 
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コメント 12

ニッキー

仮名だと「みゆき」でも漢字にすると「行幸」に「御幸」で
意味合いが違ってくるから、かなり気をつけないと・・・ですネェ(⌒-⌒; )
と言っても「行幸」は知ってましたが
「御幸」は一瞬「えっと?」になりましたw
by ニッキー (2020-12-22 22:23) 

tai-yama

実は、宇多天皇の時に詠んだ歌と無理矢理解釈してみる(笑)。
「みゆき」のエンディングテーマは"想い出がいっぱい"と
昭和なコメントをしてみる。
by tai-yama (2020-12-22 22:40) 

nikki

はてなブログ、少し使ってみたことがある。
肝心な機能がなく、文字通り「ハテナ?」
記事別アクセス数がなく、ping送信機能もない。
それなのにヘルプが充実している矛盾。

SSブログは記事別アクセス数もping送信機能もある。
ping送信は、検索サイトへ記事更新を通知する機能。
SSブログのヘルプは絶賛放置中。いろいろ現状に合わない。
by nikki (2020-12-22 23:38) 

ナベちはる

天皇と上皇・法皇だと意味が違ってくる「みゆき」、同じにされては困りますね(-_-;)
by ナベちはる (2020-12-23 01:00) 

middrinn

なにしろ長い間、「上皇」「法皇」が、
ニッキー様、いませんでしたし(^_^;)
by middrinn (2020-12-23 07:42) 

middrinn

宇多天皇と醍醐天皇の二人の天皇が同時に在位とヒィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
tai-yama様、漫画『みゆき』はちょいエロでしたね(⌒~⌒)ニヤニヤ
by middrinn (2020-12-23 07:46) 

middrinn

( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 肝心な機能がなく、文字通り「ハテナ?」座布団1枚 ♪
nikki様、いつも参考になる情報を解り易く御解説、ありがとうございますm(__)m
by middrinn (2020-12-23 07:49) 

middrinn

格式とか色々とうるさい時代でしたから、余計に
ナベちはる様、注意しないといけませんね(^_^;)
by middrinn (2020-12-23 07:52) 

Cazz

ちはやふる、映画しか見てませんけど面白かったです。
原作漫画も最近は図書館でも読めるのですね。
うちの方でも確認してみます!

by Cazz (2020-12-23 09:37) 

middrinn

映画は観てませんけど、原作漫画、ハマりますよ(^o^)丿
Cazz様もゴン様も快復された由、何よりです\(^o^)/
by middrinn (2020-12-23 12:01) 

そら

私も目指しているんですが
日々なかなか面白いことがない・・・です(^^;
by そら (2020-12-23 20:56) 

middrinn

チョイスされるカワセミさんの御写真、
記事本文と相まって、その表情や仕草が
そこはかとなく面白く見えてきます(^^)
by middrinn (2020-12-23 21:05) 

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