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200409昨日買った本&読んだ本

外出自粛と「ダイヤのA act2」「七つの大罪 神々の逆鱗」の放送終了で曜日感覚が希薄化してるのに
TV東京の午後ロードが007シリーズを放送したから今日は金曜日とカン違いしてたエッ(゚Д゚≡゚Д゚)アレレ?
コレ書いてたらPCがスキャン始めたのでTVKで始まった「機動戦士ガンダム」第1話録画を視聴(´・_・`)
高額古本購入で家計非常事態宣言に永井一郎ナレ「君は生き延びることが出来るか?」((;゚Д゚)ヒィィィ!

【昨日買った本&読んだ本】

今井源衛『大和物語評釈 上巻 笠間注釈叢刊27』(笠間書院,1999)
今井源衛『大和物語評釈 下巻 笠間注釈叢刊28』(笠間書院,2000)

Amazon出品者「天地書房」に上下2冊セットを20111円(20900円-5%還元1045円+配送料等256円)で
6日注文が8日届く(^^) コンディション説明は「中古品-良い-上下2冊揃 函わずかに経年しみ 本良好
ビニールカバー付 函有」で状態はモチ問題ナシ、しっかりプチプチ梱包、佐川急便でv( ̄∇ ̄)ニヤッ

今井源衛については、同(日本歴史学会編集)『紫式部』(吉川弘文館人物叢書,1966→1985新装版)
の記述(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-08-22 )から頭が悪いと思ったし、
研究者としての能力も同『王朝の歌人3 在原業平』(集英社,1985)で記述の誤り等が散見されたし
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-19 )、特に『続日本後紀』の記述を
『日本三代実録』(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-22 )や『日本文徳
天皇実録』(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-23 )として引用するのは
バカチンすぎるぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!! 本書についても、雨海博洋&岡山美樹(全訳注)
『大和物語(上)』(講談社学術文庫,2006)が引用してた本書の解釈に首を傾げたくなるのがあり、
ソレは同書や柿本奨『大和物語の注釈と研究』[武蔵野書院,1981]は勿論、片桐洋一&福井貞助&
高橋正治&清水好子(校注・訳)『新編日本古典文学全集12 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』
(小学館,1994)所収の高橋正治(校注・訳)『大和物語』ですら採ってなかった解釈C= (-。- ) フゥー

本書の原型と思われた今井源衛の「国文学」連載に対する柿本奨・前掲書の評は次の通りv( ̄∇ ̄)ニヤッ

    研究の立場で見る場合は従来のどの注釈書もそれぞれの意義を有し、取捨できるものでは
    ないが、常識的に言えば、本物語の注釈はこの「評釈」を批判する事から出発してよいと
    言えよう。さほどに画期的な詳注・詳説であり、必読の述作である。しかし『大和物語』
    の章段の順序を解いて、更めて主人物単位に組み変えたため、章段の連接(構成)や
    編著の意図について考察する場を失われた。

「画期的な詳注・詳説」は気になったけど、「批判する事から出発」と「章段の順序を解いて」云々
とあったので、前者にはやっぱり感、後者には雨海博洋&岡山美樹(全訳注)『大和物語(下)』
(講談社学術文庫,2006)を読了後じゃないとと思って購入するとしても先かな、と( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

だけど、「版元ドットコム」を見たら、「上巻では、一段から百二段までを収める。」「下巻では、
百三段から百七十三段までを収める。」とあったから、それなら、と思い直して注文した次第(^_^;)

「また、つまらぬ物を買ってしまったorz」という第4ブログを立ち上げることになるかもしれないと
注文直後から胃が痛かったけど、たしかに「詳説」だったから一安心(^_^;) 特に専門誌や大学紀要の
関連論文が多く引かれていたのが有難いね(^^) 専門外の人間は注釈書・研究書・講座物等の単行本は
見付けられても、こーゆー雑誌論文は存在すら気が付かないこと多いから(^^) 小生は趣味で読んでる
だけなので、わざわざ論文まで探して読んだりはしないけど(^_^;) 最後に本書下巻の巻末の「解題」
の冒頭を引く〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    近代の国文学研究の開拓者である藤岡作太郎は、その著『国文学全史、平安朝篇』
    (明治三八年)の中で、『大和物語』について、「片々たる事実を輯めたるものにして、
    文学的価値甚だ多からず」と述べた。今日でも、『大和物語』は歌物語の一つとして
    『伊勢物語』と併称されながら、しかしそれより一段劣り、あまり面白くないというのが
    定評であろう。『伊勢物語』の理解には、歌意がのみこめて、主人公の「男」、在原業平や
    彼に縁の深い「二条の后」「紀有常」などせいぜい数人の人物についての一通りの心得が
    あればほぼ用が足りそうであるが、『大和物語』では、歌が一通り読めるだけでは
    分からない事が多過ぎる。登場する人物百四十二人、その中実名もしくは呼び名の分かる
    人物は八十名に達する上に、作者は、彼らの経歴や人柄、相互の関係などもいちいち詳しく
    説明することも少なく、読者にはそれぞれの事件の内容もよくは分かりかねる。しかし、
    それらの人物の具体的な人間像と、その相互関係が一旦明らかになってくると、
    俄然面白くなるのが常である。時代の推移や人々の嗜好の変化に応じて、和歌の評価も
    変る上に、和歌とそれにともなう文章の善し悪しには詠歌事情と絡んだ複雑な問題があり、
    当時の事情にうとい我々が、一概に現代人の立場から『大和』は『伊勢』に劣る愚作などと
    貶すべきものではなさそうである。・・・

『大和物語』はゴシップ的面白さ(昨日記事参照)もあるが、登場人物の和歌や経歴から相互関係を
読み解いていく雨海博洋&岡山美樹・前掲書や柿本奨・前掲書の名推理には知的面白さも(〃'∇'〃)
タグ:和歌 古典
コメント(10) 
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コメント 10

ニッキー

今週火曜日から休みのかみさんは、
毎日ニャンズとまったり過ごしてるため
すっかり曜日感覚がなくなってます(⌒-⌒; )
「来週も休業だと社会生活がヤバイ(´・_・`)」と
本気で心配してますw
by ニッキー (2020-04-09 23:36) 

tai-yama

「大和物語」登場人物相関図だけの書とか意外と需要がるかも。
ガンダムも登場人物の相関図が分かればとても面白い。
モビルスーツだけじゃない!
by tai-yama (2020-04-09 23:47) 

ナベちはる

曜日感覚、外出自粛も重なるとかなり狂ってきますね(-ω-;)
by ナベちはる (2020-04-10 00:28) 

middrinn

曜日も忘れてしまうほど奥様が猫さん達と濃厚接触されて更に仲良くなってしまうと、
ニッキー様と猫さん達とのソーシャルディスタンスがヨリ広・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;マタ?
by middrinn (2020-04-10 06:12) 

middrinn

たしかに皇室や藤原氏などの系図は巻末に付いてますが、
tai-yama様、登場人物相関図はグッジョブかも(^_^;)
by middrinn (2020-04-10 06:16) 

middrinn

外出自粛で出かけないと、毎日が、
ナベちはる様、同じことの繰り返し
という単調な生活になりますね(..)
by middrinn (2020-04-10 06:18) 

mimimomo

おはようございます^^
わが家も息子が在宅勤務になって、「今日は何曜日?」と思うことしばしば。
ゴミ捨てのことを考えないといけないものね~
家計非常事態宣言・・・これを機会に食料を減らせば、激ヤセするかも^^
by mimimomo (2020-04-10 06:29) 

middrinn

ゴミ捨てのカレンダーに毎日バツ印を付けてくしかないかも(^_^;)
体重まで毎日ほとんど変わらないことも不思議なんですけど(@_@;)
とりあえずTVを視ないようにして電気代を減らしていきます(^_^;)
by middrinn (2020-04-10 06:34) 

uchin

こんにちは
そういえば曜日感覚がおかしいです。
学校も休みだし、外出することもほとんどないしね。
by uchin (2020-04-10 09:52) 

middrinn

外出することが曜日感覚に関係することが
判ったことは収穫かもしれません(^_^;)
by middrinn (2020-04-10 11:44) 

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