190417読んだ本

去年は咲いたのかどうかも確認し忘れたから、ハナイカダの鉢は柚子の木の下にあり、と_φ(￣^￣ )ﾒﾓﾒﾓ
ポンパレモールでしか使えぬ来月末期限ポイント付与されるも僅か25pかよ(ノ￣皿￣）ノﾌｻﾞｹﾝﾅ！┫：・

【読んだ本】

水原一（校注）『新潮日本古典集成 平家物語 上』（新潮社,1979）

院と山門との間の紛争で天台座主の明雲僧正が処分された『平家物語』巻第二の「座主流」の章段から、
杉本圭三郎（全訳注）『平家物語（二）』（講談社学術文庫,1979）の〈現代語訳〉を引く(^^)

　　　　太政入道清盛公も、明雲の処分をとりなし申そうと、院の御所に参られたが、
　　　　［後白河］法皇は御風邪ということで、御前に召されないので、不本意な様子で
　　　　退出なさった。僧を処罰する慣例に従って、出家を認めた証状をとりあげ、
　　　　還俗させ、大納言大輔藤井松枝という俗名がつけられた。

本書113頁の「大納言の大夫藤井の松枝」には注一五が付され、同書や市古貞次（校注・訳）『新編日本
古典文学全集45 平家物語①』（小学館,1994）、梶原正昭＆山下宏明（校注）『新日本古典文学大系44
平家物語 上』（岩波書店,1991）にもない解説が、本書113頁の頭注でなされていた_φ(￣^￣ )ﾒﾓﾒﾓ

　　　　俗名をつけるのは僧籍剝奪の重要な一環であった。「大納言の大夫」は［明雲の］父
　　　　大納言［源］顕通にちなむ俗名。「藤井」は特にこのような時の追放名に用いられた。
　　　　藤井元彦（法然）・藤井善信（親鸞）などの例がある。

この俗名は事実か、他にも例あるのか、なぜ「藤井」なのか(＠_＠;) へぇ～！かな、とりあえず(^_^;)

タグ：歴史 宗教 古典

コメント 12

「藤井」ってこの時代のこういう方々の
追放名だったんですねぇ(°_°)
でもなんで「藤井」なんだろう？
そこまでの注釈があればもっと嬉しいのになぁ(⌒-⌒; )
by ニッキー (2019-04-17 21:32) 

裏書きできる情報も事実も持ち合わせてないんですけどね(^_^;)
ホントどうして「藤井」なのか解き明かしてほしかったです^_^;
by middrinn (2019-04-17 21:41) 

ちょうど先日読んだ『火の鳥』でも明雲が出てきてた・・・ような？
もちろん（？）「藤井」は出てきませんでした・・・と思います(^^;)
意味なしコメントですいません。
by enokorogusa (2019-04-17 22:05) 

『火の鳥』は一つも読んでないんですよ(´ヘ｀;)
『平家』作者が法然・親鸞から後付けかも^_^;
by middrinn (2019-04-17 22:19) 

承元の法難ですね。弟子が後鳥羽上皇の女官に手を出したと言う。
藤井さんの祖先は(位の高い)お坊さんだったのかも。
by tai-yama (2019-04-17 23:04) 

「藤井」という姓は普通にある姓なので、それが処罰のためにつけられた名に使われたというのは不思議ですね…
by ナベちはる (2019-04-18 00:42) 

藤井さんを、これからは敬わなきゃいけません(^_^;)
tai-yama様も女性問題で改姓されないように(^o^)丿
by middrinn (2019-04-18 06:42) 

「藤」は藤原氏と関係がある、とよく言われるので、
ナベちはる様、小生も不思議に思いましたよ(^_^;)
by middrinn (2019-04-18 06:43) 

藤井姓が還俗用だっとは...姓一つ取っても奥が深いですなぁ。
ちなみにポンパレモールは使った事無いです。
by Rifle (2019-04-18 08:11) 

とりあえずメモっただけですから真偽不明です(^_^;)
ポンパレモールは本が全然ないんですよぉヾ(｀◇´)ﾉ
by middrinn (2019-04-18 08:25) 

「ハナイカダ」といえば、落語を思い出してしまいます。大関・花筏の代わりに相撲を取るはめになった提灯屋さんのお話。また聞いてみようと思いました(;^_^A
ポンパレモールのポイントは、使わなくても翌月また付与されると思われます。私も数年前にお米を買いましたが、いまだに来ますよ。
「藤井」さんのお話は、今度の法事のとき（真宗の坊さんが来て、一緒に食事もします）のネタに出来ないかなぁ。
by えくりぷす (2019-04-18 08:59) 

その噺、知りませんでした(^_^;) ポンパレモールは先月
100円クーポン配られて、つい本を買っちゃいました^_^;
日蓮宗の藤井日達は思い浮かびましたけど、違う感じ^_^;
by middrinn (2019-04-18 09:30)