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240123読んだ本

邦題に釣られ借りた「イギリス女流小説の傑作」に挫折オホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)ヾ( ̄o ̄;)誇るな!
イミフな上に面白く(もなら)ないので数頁で止めたけど、単行本は筑摩書房の『世界文学全集』に
収録されてるほどだから、小生の読解力及び忍耐力の方に問題があったのだろう(^_^;) ちなみに、
「図書コーナー」があったので「普段なら手に取らない作品をと考え、小林信彦が前に推奨してた超
売れっ子作家の長篇に手を出した(^^) ところが清張作品を読んだ後のせいか、文章がダラダラとし
ててテンポが悪く感じられ、なかなか頁も進まず退屈なまま(+_+) 有名な賞も貰った作品だから、い
ずれ面白くなるのかもしれないが、結局60頁で挫折(;_;)」と「160622入院中に読んだ本」に(^_^;)

【読んだ本】

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

今回(前回⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2024-01-17 )は李徳裕(宰相の
李吉甫の子)の「嶺南道中(嶺南の道中)」から「紅槿花中越鳥啼く」(@_@;) 宰相には2回なる
などの出世と失脚・左遷を繰り返したことを本書は丁寧に説明してくれてるが、鳥頭な小生には憶え
られないし、「・・・流謫地[=「崖州(広東省海南島)」]への旅の途中の作・・・」の由(^_^;)

    ・・・第三句の「蛇草[だそう]」は『三体詩』の釈円至(元の人。号は天隠)の注
    によれば、蛇がとぐろを巻いたあとの草で、人がこれにさわると指が落ち腕がまがる
    という。第四句の「沙虫[さちゅう]」は、同じく釈円至の注には、蛇の鱗にもぐり
    込む虫で、蛇が苦しんで砂にのたうちまわってこすり落とすので、沙虫というという。
    人がこの虫にあたると三日で死ぬと記されている。・・・

こーゆー語釈の説明を読むと、澁澤龍彦を連想する(^_^;) とりあえず第七句と第八句を引くけど、
例によって一部の漢字は字体が異なる(@_@;)

    不堪腸斷思郷處 腸断[ちょうた]ゆるに堪えず郷[きょう]を思う処
    紅槿花中越鳥啼 紅槿花中越鳥啼く

     断腸の思いに堪えながらも故郷のことを考えていると、夜目にも赤い
     槿[むくげ]の花の中で南方の鳥の鳴く声がきこえる。

本書は〈──「紅槿花中越鳥啼く」という結句が、あざやかな色彩を見せて、ものがなしいリズムを
かなでる。作者はこの詩を作ってから一年後に、配所で客死した。〉と〆ているんだけど、この結句
の良さが小生には解らん(@_@;) コンテクストが「名句」という評価に影響している気が(@_@;)
前に「深みが無い」「工夫が欲しい」と(素人のくせに)貶しまくった高適の「悲風千里より来る」
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-10-08 )の方がまだ理解できる(^_^;)
タグ:中国 古典
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

蛇草(だそう)に触ると、指が落ち腕がまがる だそうだ・・と(笑)。
蛇の座った草は猛毒?で蛇に潜んだ虫も猛毒。
蛇自体はどうなんだろう?
by tai-yama (2024-01-23 23:25) 

middrinn

蛇が持っている猛毒が草や虫に付着するという意かと(^_^;)
蛇自身の猛毒なので、蛇自身にはモチ全く影響しない(^_^;)
by middrinn (2024-01-24 06:08) 

df233285

本日うっかり、自分のブログの編集終了時に、登録操作を忘れ、
時間で10分間くらい、ライブドアー・ニュースページを読ん
でから、ssブログの編集ページに戻ると、簡単に言うと一時
保存記事が自動登録されていた。ところが、連ページ表示で、
今日の記事だけ表示され無い。ブラウザーの更新を押してもダメ。
しかたが無いので、自動登録記事を消し、もう一度自宅pcから
予め作っているコンテンツを再アップロートしたが。ssエディ
ターで、例えばこのコメントのように、そのつど手打ちで記事
作ってたらヤバかったですね。読了もだが、ブログ操作の完了も
大事で、途中挫折も禁物と私は知る。
by df233285 (2024-01-24 06:33) 

middrinn

更新できたようで御同慶の至り\(^o^)/
寄り道せず目的地に向かうべしと(^_^;)
by middrinn (2024-01-24 14:49) 

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