230618読んだ本
作者が思い違いをした可能性もあるし、そもそも著者は自分で書いてて不審に思わぬのかね(@_@;)
3700円の古本も試しに買うかな(^_^;)ヾ( ̄o ̄;)お前の家で用いてる年号は節約で今年は節約5年!
【読んだ本】
岡村繁『新釈漢文大系105 白氏文集 九』(明治書院,2005)
王維の有名な「送元二使安西(元二の安西に使するを送る)」を駒田信二『漢詩名句 はなしの話』
(文春文庫,1982)から引く(一部は字体が異なる)〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
渭城朝雨浥輕塵 渭城の朝雨軽塵を浥[うるお]し
客舎靑靑柳色新 客舎青々柳色新なり
勸君更盡一杯酒 君に勧む更に尽せ一杯の酒
西出陽關無故人 西のかた陽関を出ずれば故人無からん
松浦友久『唐詩の旅 黄河篇』(社会思想社現代教養文庫,1980)は〈「西出陽関無故人」と結ぶこの
七言絶句は、飲酒と離別の心情を詠じた名作として、早くから人々に愛唱されてきた。王維より七十
年ほど後[おく]れる白居易や劉禹錫の詩には、すでにこう歌われている。〉として、白居易「酒に
対す、其の四」(『白氏後集』巻九)の第三句・第四句を引いている(^^) そこで、本書を披くと、
「對酒五首(酒に對す五首)」の「其四(其の四)」(2679)の第四句「唱ふを聴け陽關第四聲」の
「陽関第四声」の語釈(本巻の訳注稿は藤井良雄が担当の由)に次の説明(本書660頁)が(@_@;)
・・・唐人がこれを唱うときは起句を一唱し、承・転・結句は二回ずつ繰り返し
唱った。つまり承句以下複唱[ママ]が三回くりかえされるから「陽関三畳」とも
いわれ、白居易の自注にあるように第四声が「勧君更尽一杯酒 西出陽関無故人」
となる。
この説明が正直よく解らんね(@_@;) 小生の理解するところでは、次のようになるのかな(@_@;)
なお、頭に入り易いように訓読文の方を用いた(^_^;)
①渭城の朝雨軽塵を浥し
②客舎青々柳色新なり
③客舎青々柳色新なり
④君に勧む更に尽せ一杯の酒
⑤君に勧む更に尽せ一杯の酒
⑥西のかた陽関を出ずれば故人無からん
⑦西のかた陽関を出ずれば故人無からん
しかし、これだと「第四声」とは④の「君に勧む更に尽せ一杯の酒」になってしまうのだが(@_@;)
一体どのように解したら「第四声」が「勧君更尽一杯酒 西出陽関無故人」になるのだろう(@_@;)
「陽関三畳」は、前掲『漢詩名句 はなしの話』は「・・・全体を三度繰り返すという説と、第二、
第三、第四句をそれぞれ二度繰り返すという説と、第四句を三度繰り返すという説とがあって、定説
はない。」、松浦友久『中国詩選 三 唐詩』(現代教養文庫,1972)は「・・・さまざまな説がある
が、第二句以下を二回ずつ繰り返すとするのが通説であり、また第四句のみを三回繰り返すとする説
も有力である。」(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-06-07 )(@_@;)
3700円の古本も試しに買うかな(^_^;)ヾ( ̄o ̄;)お前の家で用いてる年号は節約で今年は節約5年!
【読んだ本】
岡村繁『新釈漢文大系105 白氏文集 九』(明治書院,2005)
王維の有名な「送元二使安西(元二の安西に使するを送る)」を駒田信二『漢詩名句 はなしの話』
(文春文庫,1982)から引く(一部は字体が異なる)〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
渭城朝雨浥輕塵 渭城の朝雨軽塵を浥[うるお]し
客舎靑靑柳色新 客舎青々柳色新なり
勸君更盡一杯酒 君に勧む更に尽せ一杯の酒
西出陽關無故人 西のかた陽関を出ずれば故人無からん
松浦友久『唐詩の旅 黄河篇』(社会思想社現代教養文庫,1980)は〈「西出陽関無故人」と結ぶこの
七言絶句は、飲酒と離別の心情を詠じた名作として、早くから人々に愛唱されてきた。王維より七十
年ほど後[おく]れる白居易や劉禹錫の詩には、すでにこう歌われている。〉として、白居易「酒に
対す、其の四」(『白氏後集』巻九)の第三句・第四句を引いている(^^) そこで、本書を披くと、
「對酒五首(酒に對す五首)」の「其四(其の四)」(2679)の第四句「唱ふを聴け陽關第四聲」の
「陽関第四声」の語釈(本巻の訳注稿は藤井良雄が担当の由)に次の説明(本書660頁)が(@_@;)
・・・唐人がこれを唱うときは起句を一唱し、承・転・結句は二回ずつ繰り返し
唱った。つまり承句以下複唱[ママ]が三回くりかえされるから「陽関三畳」とも
いわれ、白居易の自注にあるように第四声が「勧君更尽一杯酒 西出陽関無故人」
となる。
この説明が正直よく解らんね(@_@;) 小生の理解するところでは、次のようになるのかな(@_@;)
なお、頭に入り易いように訓読文の方を用いた(^_^;)
①渭城の朝雨軽塵を浥し
②客舎青々柳色新なり
③客舎青々柳色新なり
④君に勧む更に尽せ一杯の酒
⑤君に勧む更に尽せ一杯の酒
⑥西のかた陽関を出ずれば故人無からん
⑦西のかた陽関を出ずれば故人無からん
しかし、これだと「第四声」とは④の「君に勧む更に尽せ一杯の酒」になってしまうのだが(@_@;)
一体どのように解したら「第四声」が「勧君更尽一杯酒 西出陽関無故人」になるのだろう(@_@;)
「陽関三畳」は、前掲『漢詩名句 はなしの話』は「・・・全体を三度繰り返すという説と、第二、
第三、第四句をそれぞれ二度繰り返すという説と、第四句を三度繰り返すという説とがあって、定説
はない。」、松浦友久『中国詩選 三 唐詩』(現代教養文庫,1972)は「・・・さまざまな説がある
が、第二句以下を二回ずつ繰り返すとするのが通説であり、また第四句のみを三回繰り返すとする説
も有力である。」(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-06-07 )(@_@;)
3700円の古本を買えば、浪費元年になったり(笑)。
第四句を三回繰り返すとは!。第四句が一番重要と。
仕事でも重要なことは繰り返し伝えますし・・・。
by tai-yama (2023-06-18 23:06)
( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 浪費元年になったり座布団1枚 ♪
豪勢元年とも言えたり(^_^;) 豪奢元年がいいなぁ(〃'∇'〃)
第四句は結句だから決め台詞的なとこがあるですかね(@_@;)
by middrinn (2023-06-19 05:53)
「さまざまな説がある」ので。白居易は自注で、
第2句と第4句を2回繰り返し、第1句と3句が
1回ずつで、3拍子調子で三畳だと理解したと
推理出来るのではないか。白居易は音楽と算数も、
抜群の漢文同様、比較的得意だったのではと私
は疑う。
by df233285 (2023-06-19 06:26)
その三畳は複雑で、唱和する人が間違えそうですね( ̄◇ ̄;)
第三句と第四句を自注したことと第四声が謎ですね(@_@;)
by middrinn (2023-06-19 06:54)