SSブログ

210128一昨昨日買った本&読んだ本

「あの人がえらんだ、必読本150冊」と言われても、知らない人ばかり〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
書評・図書紹介は誰が何をどう批評・推奨してるかがポイントだから、匿名や知らない人による場合、
その立ち位置(ポジション)すら分からないわけで、説得力が余程ないとねぇオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

【一昨昨日買った本&読んだ本】

芸術新潮2021年2月号

25日の発売日に新品1500円を1349円で購入した(^^) 本号の特集は「ブックガイド2021 愛でたい
読書 あの人がえらんだ、必読本150冊」であり、次の通り(@_@;)

    15人がえらぶ、人生の必需「本」

     ヤマザキマリ/野口哲哉/森村泰昌/青木淳/阿部海太郎/ザ・キャビンカンパニー/
     鈴木理策/辛酸なめ子/諏訪敦/三國万里子/寄藤文平/米田知子/柳亭小痴楽/
     山内彩子/山野アンダーソン陽子/

    グラフ
    和田雅成が耽読するアート小説

    厳選!だいたい75タイトル 橋本麻里×保坂健二朗 入口としての美術書案内

     西洋美術 概説書を手にとる前に/日本美術 枠組みを拡張する/
     各国美術 かかわりが照射するもの/工芸 そこはムラか沼か!?/
     建築 アプローチは多種多様/デザイン 身近ゆえの付き合い方/
     写真 あたしいから、むずかしい/現代美術 流れを読む/
     うっとり 「本」ゆえの魅力/今を知る 鑑賞の裏側へ/
     文化芸術を仕事にする人へ その仕事、クリエイティブにつき/

    BOOK or ART? 本と美術が出会うところ(解説・文 滝口明子)

    自装礼賛 等身大の個性が躍如とする、もうひとつの装幀文化史(文・臼田捷治)

    book shelf column
    堪能!アーティストが手がけた本

     その1 しっとりエッセイ篇
     その2 ワクワク子どもの本篇

    グラフ
    絵画のなかの「読む時間」

    本と出会う場所

芸術新潮の特集記事の解説とかされている常連の執筆者達がおススメ本を挙げているならともかく、
「あの人」と言われても名前を知ってるのは15人中5人だけで、知らない人からアートと無関係な本を
〈人生の必需「本」〉として挙げられても(@_@;) 知ってる5人も本誌連載書評で教わることの多い
諏訪敦しか興味ない(^_^;) 北澤憲昭『眼の神殿 「美術」受容史ノート』(ちくま学芸文庫,2020)を
チョイスされて、「歴史を参照しながら絵画制作をするようになった私にとって、基盤になった本の
ひとつ。」とコメントされてた(^^) 同書は大昔に単行本をちょこっと読み齧っただけだけど、マジで
凄い本(〃'∇'〃) とまれ、各人とも1冊につき、この程度の文字数のコメでは無理があるかと(^_^;)
この人たちのことを知ってたり、ファンだったりするなら、コレでも充分なんだろうけどね(@_@;)

橋本麻里と保坂健二朗の方は、「75タイトル」の選書理由の説明は短くても、対談だから面白く、
リストアップされた本以外にも言及してて、「今を知る 鑑賞の裏側へ」では次のような感じ(⌒~⌒)

    保坂 ・・・[川田都樹子&西欣也編]『アートセラピー再考[ 芸術学と臨床の
       現場から]』[(平凡社,2013)]は、今の世の中的にアートの効能として
       癒しやセラピーが気になるんじゃないかと思って挙げました。これは別の本で
       読んだことですが、新印象派が用いた点描技法には生理学の理論が反映されて
       いるのだそう。新印象派の絵って気持ちいいですもんね。

    橋本 イルカを点描で描けば最強ですね(笑)。そういえば『ラッセンとは何だった
       のか? 消費とアートを越えた「先」』(原田裕規編著、フィルムアート社)も
       面白かった。/・・・

「西洋美術 概説書を手にとる前に」で橋本麻里は「漫画も入口の提案のひとつとしてえらびました。
最近の美術漫画は漫画としての完成度はもちろん、専門家を監修につけて史実の裏付けがなされて
いてどれもレベルが高い。なかでも『チェーザレ』はトップを行く作品で、ルネサンス期の政治、
宗教、経済とアートとの関わりが恐ろしいほど精密に描かれ、勉強になります。」として、惣領冬実
(著)原基晶(監修)『チェーザレ 破壊の創造者』(講談社,2006~)既刊12巻を_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

本号の他の記事では「映画『春江水暖~しゅんこうすいだん』 風景の再生/古典の再生」(文・板倉
聖哲)、「股間若衆に春が来た」(文・木下直之)、インタビュー連載「原田マハ、美のパイオニア
に会いに行く」vol.31の『ファン・ゴッホの手紙 Ⅰ・Ⅱ』刊行記念拡大版の圀府寺司ぐらいか(^_^;)
木下直之のは、本誌バックナンバーの記事、そして同『股間若衆 男の裸は芸術か』(新潮社,2012)
と同『せいきの大問題 新股間若衆』(新潮社,2017)等も併せて読むべきか(@_@;) んにゃ、やはり
『古今和歌集』と『新古今和歌集』を読む方が先・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;啓蒙的! なお、前橋重二の連載
「海外アートStudy最前線」第62回は「ミイラ肖像画はどう描かれたのか」だが、前橋重二が選んだ本
とかだったら、メチャ読んでみたかったし、マジで本選びの参考にしたと思うのは小生だけか(^_^;)

このアクセス数(勿論nice!は受け付けていないので依然ゼロである)で、22位に返り入幕(@_@;)
コメント(8) 
共通テーマ:

コメント 8

ニッキー

確かに「えっ?誰?」って人が選んだ本を
「よし、読んでみよう^^」とは思いませんよねぇ(⌒-⌒; )
でもその世界では有名で一家言ある人だったりするのかな( ^ω^ )
by ニッキー (2021-01-28 22:05) 

tai-yama

股間ネタはヤマザキさんかと思ったら違ったみたいで(笑)。
芸術じゃないと、ダビデ像にモザイクがかかると言う・・・・
by tai-yama (2021-01-28 23:43) 

ナベちはる

自分が判る人なら「あの人が読むなら読んでみよう」となりますが、判らない人は「へー」ぐらいにしかならないですよね(^_^;)
by ナベちはる (2021-01-29 01:49) 

middrinn

たしかに芸術新潮編集部が選んだ人達ですし、
ニッキー様、小生が知らないだけかも(^_^;)
by middrinn (2021-01-29 06:04) 

middrinn

モザイクではなく、葉っぱとかで隠された
tai-yama様、男性裸体像の話です(^_^;)
by middrinn (2021-01-29 06:08) 

middrinn

しかも、〈人生の必需「本」〉ですからね、
ナベちはる様、どんな「人生」か知らない
ので、ふーんとしかなりませんね(^_^;)
by middrinn (2021-01-29 06:10) 

そら

自分の必読書って何だろう?
ってふと考えたけど・・・ない事に気づく(^^;
by そら (2021-01-29 06:43) 

middrinn

小生もパッと思い付きませんけどね(^_^;)
カワセミさんの図鑑を探しましょう(^o^)丿
by middrinn (2021-01-29 06:55) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。