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200407読んだ本

昨日注文の古本の一つが発送も、聞いたことない配送業者でAmazonの「配送業者の連絡先」にも無く、
ネット検索すると、届くの遅い、一生届かない等メチャ評判悪いヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ お月様、キレイ(^^)

【読んだ本】

粕谷一希『中央公論社と私』(文藝春秋,1999)

「中央公論」等の編集長として多くの論客・作家を世に送り出し、評論家を経て、雑誌「東京人」を
創刊した粕谷一希の回顧録で、老舗出版社が衰退していく過程を描くとともに、戦後史でもある(^^)
読了済だけど(ちなみに、「第二部 修羅と愛惜」は雑誌掲載時に読んだ)、再読することにして、
「第一部 回想」の「修業時代」と「七十周年記念祝典」の両章を読んだ(^^) 昭和30年(1955年)に
中央公論社が創立70周年を迎えて開いた式典の話から本書43頁を引く〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    ・・・/この式典でもう一つ印象的だったのは、文藝春秋社の佐佐木茂索社長の
    挨拶である。お祝いの言葉のあと、/──中央公論社のお祝いは式典だけれども、
    文藝春秋社のお祝いはお祭りです。皆さん、文藝春秋社のほうにもぜひいらして下さい。/
    と結んで、会場の来賓はドッと笑った。このひとを喰ったような、自己宣伝を兼ねた
    ユーモアは、これも簡単に言える言葉ではなかった。文藝春秋の優位はこの佐佐木社長の
    一言のうちにも含まれていたといえるかもしれない。/・・・
 
両社の社風(の違い)についての秀逸な寸評ではないかと( ̄◇ ̄;) 本書の40頁には、〈また、私が
毎月愛読したのは、河上徹太郎の「私の詩と真実」で、小林秀雄の強烈な自我を感じさせる文章と
対極的で、浸み透るような柔かい感受性を感じさせた。対象を介して自我を語る小林秀雄の文体より、
対象を活かす批評の方法として、河上徹太郎の批評の方が、私には好もしい気がした。〉とあるけど、
この佐佐木茂索の寸評は小林秀雄流の〈批評対象をダシにして自らを語る〉「批評の方法」なのに、
その「ユーモア」で巧~く包み込んじゃってるところが老練だわなぁ〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
コメント(16) 

コメント 16

ニッキー

一生届かないと評判の配送業者を使い続けるAmazonって(*_*)
今は配送業者をおさえるのが大変だからなんですかねぇ(´・_・`)
無事に夏までには届きますように(_ _)
by ニッキー (2020-04-07 22:00) 

tai-yama

式典より参加するならお祭りですね。式典と言うと、学校行事の
練習たくさん、予定調和なイベントを思いついたり。
尚、コロナの前ではどっちも自粛対象。
by tai-yama (2020-04-07 23:41) 

ナベちはる

「届くのが遅い」でも嫌ですが、「一生届かない」なんて驚きしか出ません…!!
by ナベちはる (2020-04-08 00:59) 

bunsuirei

おはようございます^^
昨日はフルムーンだったのですよね~庭に出るのが億劫で写さなかったわ。
この所ネット通販で幾つか頼んだけれど全部楽天。配送業者は全部ヤマトでした^^
文芸春秋社って勢い良いの? わたくしは嫌いなんですぅー(--;
by bunsuirei (2020-04-08 06:17) 

middrinn

注文した出品者は前はフツーに大手配送業者だったんですが(´ヘ`;)
ニッキー様、予定日までに着かなきゃ卽キャンセルですよヾ(`◇´)ノ
by middrinn (2020-04-08 08:16) 

middrinn

式典だと、祝辞も空疎で退屈なメッセージのイメージなのに、
tai-yama様、佐佐木茂索のように笑いがとれるとは( ̄◇ ̄;)
by middrinn (2020-04-08 08:25) 

middrinn

ネット検索して、「一生届きません」とあるのを見たら、
ナベちはる様、笑ってしまって、少し和みました(^_^;)
by middrinn (2020-04-08 08:43) 

middrinn

小生が買うショップは日本郵便ばかりです(゚o゚;)
本書36頁に「それは、戦後の日本で、『文藝春秋』
が、『週刊朝日』『暮しの手帖』と並んで、断然、
他誌を抜いて大部数を誇る大ジャーナリズムの座を
獲得した時期でもあった。」とあり、文藝春秋誌が
総合雑誌から国民雑誌となった頃の話です(^_^;)
mimimomo様、改名されたんですかね( ̄◇ ̄;)
by middrinn (2020-04-08 08:50) 

YURI

文藝春秋はどうかわかりませんが、週刊文春は「文春砲」とか言って、際どい暴露記事に走っていたので、印象良くないです。でも社としてのイメージ戦略が上手とは言えるのかな。
by YURI (2020-04-08 08:56) 

middrinn

コレは昭和30年の話で、上記の返信コメでも引用した通りの状況でして、
文藝春秋編『「文藝春秋」にみる昭和史』第二巻(文藝春秋,1988)で、
辰野隆&徳川夢聲&サトウ・ハチロー「天皇陛下大いに笑う」を読んでも
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-10-30 )、
総合雑誌「中央公論」の堅苦しい感じが国民雑誌「文藝春秋」には無く、
それぞれの看板雑誌から当時の社風も読み取れるかと愚考します(^_^;)
by middrinn (2020-04-08 09:15) 

mimimomo

こんにちは^^
違うのですよ。ちょっといろいろやっているうちに、名前が変わってしまって大慌てで戻したのですが、これがなかなか戻らなくて(-。-
今は戻っています(^^ゞ
by mimimomo (2020-04-08 12:36) 

middrinn

「bunsuirei」に改名説、影武者説、旦那様による乗っ取り説など色々と妄想(^_^;)
by middrinn (2020-04-08 12:41) 

よしころん

夕べはスーパームーンだったのですよね。
それを知らずに勤務後一本桜を観に行ったのですが、田舎にしてはなんだかカメラマンいるなぁと^^;
登ってきた満月にあたふたしてしまい… ↓ ↓ ↓ 

注文の本、いつか届きますように^^;
by よしころん (2020-04-08 16:17) 

middrinn

その撮影スポット、クラスター化しちゃったりして((;゚Д゚)ヒィィィ!
一生届かなかったらネタにしますがいつのことになるやら(^_^;)
by middrinn (2020-04-08 16:27) 

よしころん

といっても私を入れて4人^^;
あちこちに散らばっていたので、近くても5m以上離れてましたよー
by よしころん (2020-04-08 18:02) 

middrinn

田舎は都会より昆虫とか巨大化してますからコロナも・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
by middrinn (2020-04-08 19:52) 

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