181209読んだ本
♪ ウダダ ウダダ ウダウダで~ ウダダ ウダダ ウダウダよ~ この世は私のためにあるv( ̄∇ ̄)ィェーィ♪
ブログを書くことよりも、ブログにコメントしたり、返信コメント書くことの方が頭を使うよねぇ(^_^;)
【読んだ本】
片桐洋一(校注)『新日本古典文学大系6 後撰和歌集』(岩波書店,1990)所蔵本
しつこいようだけど、一流女流歌人の伊勢が宇多天皇の譲位の際に弘徽殿に書きつけた歌と、宇多天皇
による返歌を、犬養廉&後藤祥子&平野由紀子(校注)『新 日本古典文学大系28 平安私家集』(岩波
書店,1994)所収の伊勢集から、平野由紀子による歌の大意(歌番号は239と240)とともに引く(^_^;)
わかるれどあひもおもはぬ百敷を見ざらんことのなにか悲しき
別れてもこちらほど嘆いてくれない宮中を、見なくなることが
どうしてこんなに悲しいのかしらん。
身一つにあらぬばかりぞおしなべてゆきかへりてもなどか見ざらん
(帝)私こそ退位して宮中を出るが、(私以外の者は)誰もが縁あり
めぐり戻って宮中を再び見る日がどうしてなかろうか(きっとある)。
宮中からの退去を悲しむ伊勢に対し、貴女は再び宮中に戻ってくることもあろうと慰める宇多天皇(^^)
(伊勢タン)こんなつれない宮中でも見られなくなると悲しいわ(´;ω;`)ウッ…
(宇多天皇)縁あって再び宮中を見られる日がきっと来るよo(-`д´- o)ナクナヨ!!
さて、この伊勢の歌に関しては、橘健二&加藤静子(校注・訳)『新編 日本古典文学全集34 大鏡』
(小学館,1996)372頁の口語訳も次の通りだし、
ともに名残を惜しんでもくれないこの宮中なのに、これから見なくなるということが、
どうしてこんなに悲しく思われるのでしょう
片桐洋一&福井貞助&高橋正治&清水好子(校注・訳)『新編日本古典文学全集12 竹取物語 伊勢物語
大和物語 平中物語』(小学館,1994)所収の大和物語でも、高橋正治による現代語訳も次の通り(^^)
私はここを別れていくのですが、いっこう名残を惜しんでもくれない
この無心の宮中を、これから見ることがなくなるということが、
どうしてこんなに悲しく思われるのでしょうか。
この3つは同旨だよね(^^) ところが、この二首とも実は勅撰集である後撰和歌集に入っているんだけど
(歌番号は1322と1323)、本書の伊勢の歌の訳が正直よく解らぬ(@_@;) その訳とは次の通り(@_@;)
今、お別れして出て行っても、あなた様が別れを惜しんでくださることもない
宮中なんか、見なくなることが少しも悲しくはありませんよ。
我が身一人が再びここを見ないだけであるのに…退位するわけでもない一般の人達は
再び戻って来て宮中を見ればよいのですよ。
伊勢の歌の「あなた様」とは誰を指すのか(@_@;) (上記三書が訳したように)擬人化した「宮中」を
指すとは読めないよね(@_@;) 宇多天皇のことを指すなら、宇多天皇は自らの意志で譲位する(=宮中
を去る)わけだから、「あなた様が別れを惜しんでくださることもない宮中」は〈宇多天皇が見捨てた
宮中〉の意となるので、そんな「宮中なんか、見なくなることが少しも悲しくはありません」で意味は
通じるとは思うけど、そう解した場合、宇多天皇の返歌は、返歌になってないと思いますねぇ(@_@;)
(伊勢タン)陛下のいない宮中なんか見られなくても悲しくないわオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
(宇多天皇)朕と違って、お前、パンピーだから、また見に来られるじゃん( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚
本書の訳だとタカビーバカップルにヒィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 最近の作家による古典の現代語化みたい(-ω-、)
超寒かったからサボって今夜は湯タンポ(+_+) 求められて昨日の真っ白なネコさんの写メ送った(^_^;)
ブログを書くことよりも、ブログにコメントしたり、返信コメント書くことの方が頭を使うよねぇ(^_^;)
【読んだ本】
片桐洋一(校注)『新日本古典文学大系6 後撰和歌集』(岩波書店,1990)所蔵本
しつこいようだけど、一流女流歌人の伊勢が宇多天皇の譲位の際に弘徽殿に書きつけた歌と、宇多天皇
による返歌を、犬養廉&後藤祥子&平野由紀子(校注)『新 日本古典文学大系28 平安私家集』(岩波
書店,1994)所収の伊勢集から、平野由紀子による歌の大意(歌番号は239と240)とともに引く(^_^;)
わかるれどあひもおもはぬ百敷を見ざらんことのなにか悲しき
別れてもこちらほど嘆いてくれない宮中を、見なくなることが
どうしてこんなに悲しいのかしらん。
身一つにあらぬばかりぞおしなべてゆきかへりてもなどか見ざらん
(帝)私こそ退位して宮中を出るが、(私以外の者は)誰もが縁あり
めぐり戻って宮中を再び見る日がどうしてなかろうか(きっとある)。
宮中からの退去を悲しむ伊勢に対し、貴女は再び宮中に戻ってくることもあろうと慰める宇多天皇(^^)
(伊勢タン)こんなつれない宮中でも見られなくなると悲しいわ(´;ω;`)ウッ…
(宇多天皇)縁あって再び宮中を見られる日がきっと来るよo(-`д´- o)ナクナヨ!!
さて、この伊勢の歌に関しては、橘健二&加藤静子(校注・訳)『新編 日本古典文学全集34 大鏡』
(小学館,1996)372頁の口語訳も次の通りだし、
ともに名残を惜しんでもくれないこの宮中なのに、これから見なくなるということが、
どうしてこんなに悲しく思われるのでしょう
片桐洋一&福井貞助&高橋正治&清水好子(校注・訳)『新編日本古典文学全集12 竹取物語 伊勢物語
大和物語 平中物語』(小学館,1994)所収の大和物語でも、高橋正治による現代語訳も次の通り(^^)
私はここを別れていくのですが、いっこう名残を惜しんでもくれない
この無心の宮中を、これから見ることがなくなるということが、
どうしてこんなに悲しく思われるのでしょうか。
この3つは同旨だよね(^^) ところが、この二首とも実は勅撰集である後撰和歌集に入っているんだけど
(歌番号は1322と1323)、本書の伊勢の歌の訳が正直よく解らぬ(@_@;) その訳とは次の通り(@_@;)
今、お別れして出て行っても、あなた様が別れを惜しんでくださることもない
宮中なんか、見なくなることが少しも悲しくはありませんよ。
我が身一人が再びここを見ないだけであるのに…退位するわけでもない一般の人達は
再び戻って来て宮中を見ればよいのですよ。
伊勢の歌の「あなた様」とは誰を指すのか(@_@;) (上記三書が訳したように)擬人化した「宮中」を
指すとは読めないよね(@_@;) 宇多天皇のことを指すなら、宇多天皇は自らの意志で譲位する(=宮中
を去る)わけだから、「あなた様が別れを惜しんでくださることもない宮中」は〈宇多天皇が見捨てた
宮中〉の意となるので、そんな「宮中なんか、見なくなることが少しも悲しくはありません」で意味は
通じるとは思うけど、そう解した場合、宇多天皇の返歌は、返歌になってないと思いますねぇ(@_@;)
(伊勢タン)陛下のいない宮中なんか見られなくても悲しくないわオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
(宇多天皇)朕と違って、お前、パンピーだから、また見に来られるじゃん( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚
本書の訳だとタカビーバカップルにヒィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 最近の作家による古典の現代語化みたい(-ω-、)
超寒かったからサボって今夜は湯タンポ(+_+) 求められて昨日の真っ白なネコさんの写メ送った(^_^;)
こんばんは。
その曲はまる子の十八番ですね。
"宇多◯" という名字は珍しいですが、どっかで繋がっているんでしょうかねぇ。
by センニン (2018-12-09 19:12)
ちょっと聞いたことがありませんねぇ(^_^;)
by middrinn (2018-12-09 19:25)
ウダダの人
地元に住んでましたよ
最近は見かけないけど(^_^;)
by DON (2018-12-09 20:13)
和歌の解釈よりも難しいコメントですね(^_^;)
色々な人が思い浮かんでマジ解りません(@_@;)
by middrinn (2018-12-09 20:45)
今日はかなり寒かったけど
マラソンするにはちょうど良い気温でした=(^.^)=
待ってるかみさんはめちゃくちゃ寒くて
甘酒やホットコーヒー飲みまくってたらしいですw
by ニッキー (2018-12-09 22:05)
「この世は私のためにある」、そんなこと、一度でいいので言ってみたいです(^^;)
by ナベちはる (2018-12-10 00:23)
確かに、コメントは頭を使いますね!
しかし山本リンダが出て来るとは思いませんでした(^^;
by そら (2018-12-10 06:10)
入賞おめでとうございま~す\(^o^)/
窓辺の圭太様とノエル様のように昨日は
ニッキー様も奥様と素敵な雰囲気に多分
なったはず ヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
by middrinn (2018-12-10 06:15)
アノ可愛~いキズナアイ本人から、いいね!をされるなんて、
ナベちはる様は「この世は私のためにある」と言えます(^^)
by middrinn (2018-12-10 06:19)
単純に宇多→ウララ、天皇→この世は私のためにある、という連想だったのですが、
そら様、wiki見たら、この曲を作る際はウダダだったという真偽不明の説が(゚o゚;)
by middrinn (2018-12-10 06:22)
いよいよ記事数1000件までに、あと一歩ですね。
平素のここの管理人さんの御努力に、ただただ頭が下がります。
by df233285 (2018-12-10 07:20)
おはようございます^^
ほとんど歌や歌手のことを知らないわたくしも、これは直ぐ分かりましたぞよ・・・ウダダ(宇田だ?^^
しかし解釈の仕方ってほんと色色。
今日は寒いわ。窓ガラスが曇っています。
by mimimomo (2018-12-10 07:32)
でも、読む価値の無い記事が20以上は(数えてないけど)あるかと(^_^;)
着ブログ〈「だい将棋」の謎〉を見倣って、続けていきたいですね(^o^)丿
by middrinn (2018-12-10 07:47)
mimimomo様にも通じたなら、枕・本文とも会心の出来なので嬉しいですね(〃'∇'〃)
訳した後、通じるのか見直すべきですよねぇ(^_^;) 今朝は3度しかありません(゚o゚;)
by middrinn (2018-12-10 07:51)
>ブログにコメントしたり、返信コメント書くことの方が頭を使うよねぇ(^_^;)
仰る通りだと思います(^^;)
middrrinさんはコメントレスいつもご丁寧にされてますが
私は時間がないときはコメントレスしないことも多々あります(^_^;)
ブログのやり方は人それぞれなので強制出来ませんが・・・
例えば人によっては訪問したブログへコメントを入れないと
(時間をかけてどんなにいい記事を作成しても)自分の記事へのコメントを戴けない場合がありますね。
コメントは記事を書くよりも正直難しいと思いますね・・・
by たじまーる (2018-12-10 08:19)
最近は一行コメントも多くなって、そんなに丁寧じゃないです(ノ_-;)ハア…
ブログ記事は好き勝手に書けますけど、コメントは当該記事に即した内容
を求められるし(中には記事内容と無関係なこと書かれる方いますけど)、
特に返信コメントはコメント内容に応えるような内容じゃないといけない
のでホント難しいですよね(^_^;) なお、数回コメントを書き込んでても
拙ブログへ一度もコメントされない方いますよ(^_^;) コメントが苦手か、
あるいは、そもそも拙ブログがコメントしにくい内容だからかも(^_^;)
by middrinn (2018-12-10 08:37)
私は超マイナーな専門記事なので、niceだけでもありがたいやら嬉しいやら。なので、皆さんがコメントしやすいような記事を最後にちょちょっと(笑)。予想に反して本文を読んでいただいてコメントをくださるともう恐縮してしまいます(*^^*)
by ワンモア (2018-12-10 13:58)
御専門は「ちくわぶ」ですもんね(^_^;) たしかに「超マイナー」かも^_^;
小生なんか本文内容についてのコメントを頂戴したら狂喜乱舞ですよ(^_^;)
by middrinn (2018-12-10 17:23)
『新編日本古典文学全集12 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館,1994)
読んでるはずなのにまったく覚えていませんね(笑)
この間、この歌の話題が続いていたのに。
でも、そんなことで悩んでいたら通読なんて無理!と開き直り(^^;)
by enokorogusa (2018-12-10 19:30)
このネタを三日連続で書いてますけど、
この歌の遣り取り、別に気に入ってる
とかではないです^_^; 苑子タンを今
読んでるから目に留まっただけでして、
もしも大和物語の通読に挑戦してたら
記憶に残らない可能性が大です^_^;
by middrinn (2018-12-10 19:40)