180429読んだ本

モモイロヒルザキツキミソウの鉢が満開だけど、庭の色んなところでも一輪ずつ咲いてるよ(〃'∇'〃)
これは風のお蔭かしら(⌒～⌒) でも、今日もまたメチャ強風で街へ出掛けるのは断念したぞ(ﾉ_-;)ﾊｱ…
ところで、「女郎花」、コレを読めるようになったのが、ここ数年なのはナイショだよ(〃'∇'〃)ﾃﾍﾍﾟﾛ

【読んだ本】

正宗敦夫『金葉和歌集講義』（自治日報社,1968）所蔵本

　　　　芦垣の 外［ほか］とは見れど 藤の花 にほひはわれを へだてざりけり

金葉集の春歌に入ってる「隣家ﾉ藤ﾉ花といへることをよめる」と詞書のある内大臣家越後の歌だけど、
本書には次のように解説されている（なお、引用歌の口語訳を補ったけど、奥村恆哉［校注］『新潮
日本古典集成 古今和歌集』［新潮社,1978］の頭注に拠った）(^^)

　　　　一首の意は、垣は我を隔ててゐて外［そと］に藤の花は咲いてゐるが、其の匂ひは
　　　　垣が有つても我を隔てはせず匂つて来るといふのである。藤の花の匂ひは今日の
　　　　我々にはあまり感じられないが。昔の人は今人が香が無いと思ふ花にもよく匂ひを
　　　　詠んでゐる。桜なぞは多く香［ママ］ひを詠んでゐる。もとより匂ひも有るが、
　　　　古今集「春雨に匂へる色もあかなくに香［か］さへなつかし山吹の花」［春雨に
　　　　洗われて映える色だけでも、尽きぬ趣をもつというのに、さらにその香りにまで
　　　　心ひかれる、山吹の花だ。］とよみ、「女郎花ふき過ぎてくる秋風は目には見えねど
　　　　香こそしるけれ」［女郎花を吹きすぎてくる秋風は、目には見えないけれど、香りが
　　　　高いので、すぐにそれとわかる。］など詠んでゐる。かゝる花にも随分香が有る様に
　　　　詠んでゐる。古人は今の人より鼻の感じがするどかつたのかも知れない。

そうなのかな(￣◇￣;) となると、現代人は嗅覚が退化したということなのかしらん(＠_＠;)

昨夜TVでやってた映画を最後まで視ちゃったため、午後の読書タイムで10分ほど記憶が無い(-ω-、)

タグ：和歌

コメント 42

middrinnさん，こんばんは♪
昨夜の映画？アイアンマン？
今日はお休みだったので雑草を引っこ抜いていたら，半日終わってしまった。
世間では９連休と言ってるけど，何それ美味しいのか？って感じだ。
by こじろう (2018-04-29 20:28) 

イエス！ アイアンマン(^_^;) 視た記憶あったの最初だけだったから(-ω-、)
1日2日出勤の方もカウンターパートが休みだったりして仕事にならない^_^;
by middrinn (2018-04-29 20:33) 

こんばんは。
「オトコエシ」という花もあります。
オミナヘシ、オトコヘシが元の形で、「ヘシ」が「メシ」に変化した形もあるようです。
オミナエシは「女飯」、オトコエシは「男飯」ですね。
「ヘシ」とは腐った味噌のことで、この植物、乾かすと臭いらしいです。
by センニン (2018-04-29 20:46) 

へぇ～(ﾟoﾟ;) ヤバいっ！詰め込み過ぎて、「女郎花」が
何と読むんだったか分からなくなっちゃいそう(＠_＠;)
ちなみに、歌語としては「をみなへし」ですよん(^o^)丿
by middrinn (2018-04-29 20:53) 

やっぱりアイアンマンだったんだな。

オキナはおじいさん，オミナはおばあさん。
ヲミナは古事記に出てくると思うけど美しい女性のことを指すと思うんだな。
さぁ，こんがらがってまいりました。
by こじろう (2018-04-29 21:02) 

やめなさーいヾ(｀◇´)ﾉ彡☆ｺﾉ!ﾊﾞｶﾁﾝｶﾞｧ!!
「をみな」は万葉集では「佳人」「美人」
・・・色々な漢字があてられてた由^_^;
by middrinn (2018-04-29 21:06) 

モモイロヒルザキツキミソウって可愛い花ですねぇ！
うちにも庭が欲しいなぁ・・・
女郎花？？
あたしゃ今でも読めないよ(^^;
by そら (2018-04-29 21:12) 

ウチも基本は鉢ですから庭が無くても大丈夫ですよ(^^)
そら様なら、おそらくはオミナエシを御存知かと(^_^;)
by middrinn (2018-04-29 21:20) 

あはは，ごめんなさいなんだな (´-ω-`)
女郎と言えば，家持への相聞歌で「思い悩んで死ぬなら千回は死んでしまうでしょう」って送った人がいたっけ。
あぁ，読みかたが色々あり過ぎて面倒な事この上ない。

by こじろう (2018-04-29 21:25) 

みどりん、新古今和歌集が好きなんだよね(-ω-、)
by middrinn (2018-04-29 21:28) 

うん，知ってた。
そして「かえる」は穴掘りが好きなので，歌も古い方が好きなんだな(*´ω｀)


by こじろう (2018-04-29 21:34) 

古ければ良いというものではなくてよオホホホ!!♪(￣▽+￣*)
by middrinn (2018-04-29 21:37) 

それも知ってる。
穴掘りしてても新しい物が好きな人もいるからなぁ～。
by こじろう (2018-04-29 21:43) 

西村しのぶ『砂とアイリス』の第4巻、このまま出ないのかなぁ(-ω-、)
by middrinn (2018-04-29 21:47) 

レビューを読んだけど，素敵な出会いを掘り当てる確率ってなぁ・・・。
２年くらい続きが出ない事ってよくある事だと思うんだ。

by こじろう (2018-04-29 21:59) 

モモイロヒルザキツキミソウ、今日自転車で
走ったサイクリングロードで風に揺れてました♪( ´▽｀)
逆風で自転車はなかなか進まずに
かみさんが「風に揺れるピンクの花って可愛いよねぇ！」と
道に咲いてる花を眺めながら現実逃避してましたw
by ニッキー (2018-04-29 22:24) 

写真載せないけど自撮りだと全体が入らなそう。
by nikki (2018-04-29 22:45) 

昔の人は嗅覚に限らず今の人より感性が鋭そうですよね。
様々な面で便利になってしまった分、ささやかなことに気づかなくなっているのかな・・・と思うととてももったいない日々を過ごしているような気がします。
by よもぎだんご (2018-04-29 23:43) 

それは西村しのぶあるあるというか、
こじろう様、未完の女王ですよ^_^;
by middrinn (2018-04-30 06:01) 

鬼コーチ、可愛い～(〃'∇'〃)
ニッキー様と圭太様、ともに
鬼コーチからすると、トレの
対象という認識かしら(^_^;)
by middrinn (2018-04-30 06:03) 

金鯱に跨ってニコニコしてる
nikki様が見たかった(-ω-、)
顔はモザ入りになるか^_^;
by middrinn (2018-04-30 06:05) 

古代中世より匂いの種類が増えて、
嗅ぎ分けられないのかも(-ω-、)
よもぎだんご様は感性が鋭そうで、
文章も読み易く面白いです(^^)
by middrinn (2018-04-30 06:14) 

さわやかな日が続き、冬物の大半が片付きました。
腰にも良い運動で疲れます～
by green_blue_sky (2018-04-30 06:32) 

最後に一つだけ残してたセーターも仕舞おうかしら(〃'∇'〃)
まだ完治されるまでは、御無理はされないで下さいまし(:_;)
by middrinn (2018-04-30 06:42) 

今日も快晴！
女郎花、可愛い花ですよね。＾＾
華岡青洲の妻の話しは本にもドラマにもなったよね。
麻酔の人体実験に〜昔は、それが内助の功のして賞賛されたんですね。
今では、考えられないよね。
帽子被って歩いてきます。＾＾
by hatumi30331 (2018-04-30 07:08) 

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middrinn さま
ご訪問ありがとうございます。
私も早速、お邪魔させて戴いています。
私も本は大好きで、こちらでご紹介の本も
知っているのが多々ありますので嬉しくなります。
これからも勝手に入らせて頂きますので
どうぞ宜しくお願いします。

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by Roe (2018-04-30 08:59) 

女郎花・・読めないですよね〜
どれが「お」でどれが「み」？なんて考えちゃいます。
私はいい大人になるまで「御徒町」が読めませんでした
「おかちまち」と言う地名は知ってたけど、「御徒町」
は「ごとちょう」だと思ってました・・笑
by oko (2018-04-30 09:17) 

おはようございます＾＾
ヒルザキツキミソウは増えますね＾＾
お花の名前の漢字は当て字（外来種は特にね）が多いのかしらね～読みなれないと難しいですよ。
オミナエシの臭いは強烈ですよ・・・ただ桜の香りはどうかなー
藤は香りますね～　う～～ん、やはり多少退化しているかも＾＾
一番退化したのは目？視力じゃないかと思います（ちょっと話がそれてますが＾＾ゞ）
by mimimomo (2018-04-30 09:45) 

有吉佐和子『華岡青洲の妻』（新潮文庫,1970）持ってますよ(^^)
今の時代、手放しで賞讃できないのは、おっしゃる通りかと(^_^;)
hatumi30331様、いつものお帽子、マジお似合いですよぉ(^o^)丿
by middrinn (2018-04-30 09:49) 

「ほの字」というのは、つい最近も拙ブログで使ってしまいましたよ(^_^;)
Roe様の「Roeの日常ブログ」は「年寄り言葉」の記事もナルホドでしたが、
他記事もウンウンと頷けるので、今後は愉しみに拝読させて頂きます(^o^)丿
by middrinn (2018-04-30 09:50) 

♪ おとなの階段、の～ぼるぅ～・・ﾍ(__ﾍ)☆＼(^^;またか！
言われてみれば、「女郎」の「み」はどっちかしら(￣◇￣;)
oko様、カルメナエ（黄刺）ちゃんの咲き始めたお花の御写真
掲載ありがとうございましたm(__)m 可愛い～です(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-04-30 09:51) 

流石、お庭が植物園と呼ばれていそうな
mimimomo様は嗅覚も抜群かと(^o^)丿
梅の花も香りが愛されていて、色に注目
してしまう点で、紅梅は白梅に劣る、と
された時代もあったようですよ(^_^;)
by middrinn (2018-04-30 09:59) 

おはようございます。
「女郎花」が「オミナエシ」歌語で「をみなへし」勉強になります！！（⌒ー⌒）
こじろうさんのアイコンは「かはづ」ですね！？
歌語を検索していたら雅語（かげん）まで・・日本語恐怖・強風ですね？（￣ ￣！！）
by Boss365 (2018-04-30 10:40) 

舌がもつれそうな長い名前ですね。花の知識はゼロに近いです。
by JUNKO (2018-04-30 10:58) 

「かはづ」は、フツーの蛙説と河鹿説があるとか(^_^;)
こじろう様は「かえる」と呼ぶけど^_^; その出来だと、
Boss365様には座布団はチトあげられないかなぁ(^_^;)
by middrinn (2018-04-30 11:50) 

「桃色昼咲き月見草」と漢字で書いた方がいいですかね(^_^;)
JUNKO様より、お花の知識はゼロに近いので勉強中です(^o^)丿
by middrinn (2018-04-30 11:52) 

「女郎」なんて字が当ててあるのでどんなあだっぽい花なんだろう・・・と想像をたくましくしていました。昔。。(^▽^;)
楚々とした山野草が女郎になった経緯は涙もののお話の一つもありそうですねー。
by ちぃ (2018-04-30 15:59) 

えっ！？ そーゆー逆シンデレラな悲話がありますか(￣◇￣;)ｴｯ!?
ちぃ様の乙女心は色々な夢を描いてそう(〃'∇'〃) 他の花も含めて、
誰か「花物語」といった類いのものを創作してほしいです(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-04-30 17:08) 

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middrinnさま
　お試し頂きましてありがとうございます。
　可愛くお試し中のmiddrinnさまを
　勝手に想像させて頂きました。
　さっきまで勤務中で、今帰ってきましたが
　今日は先輩に叱られて悄気て帰って来ました。
　middrinnさまのお試し頂きましたことで
　総てが吹っ切れた気持ちで笑わせて頂きました。
　気分一新させて頂きまして本当にありがとうございます。


.
　

by ろえ (2018-04-30 17:10) 

たしかにどれもアホなポーズを強いられますね（￣□￣；）
気付かず罠にはまってしまったわけですかﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ
先ほど「目を開けたままくしゃみをする」には成功(^^)v
by middrinn (2018-04-30 17:22) 

こんばんは。
女郎花、秋の七草の一つですよね。
黄色の小さな花の集合体みたいな。。かわいいですよね。
ピンクの月見草、乙女チックな花ですね。
満開ですか～綺麗でしょうね。
by k-sakamama (2018-04-30 21:02) 

秋の七草（本来は「七種」と書くようですね）の一つですけど、
女郎花は実際には見たことないです(^_^;) 実は和歌から知り
ました(^_^;) モモイロヒルザキツキミソウ、可愛いです(^^)
by middrinn (2018-04-30 21:11)