180201読んだ本
楽天お買い物マラソン事前スロット、当たったのはポイントじゃなく車(ノ ̄皿 ̄)ノナンデヤネン!┫:・’
屑本もよく引いちゃうしさ(-ω-、) 萩尾望都『王妃マルゴ⑥』が予約可能にならないとなぁ(´・_・`)
もし10倍やるショップがあったら、ドカーンとチト高~い本を注文してやるからなo(-`д´- o)カモーン!!
【読んだ本】
植木久行『唐詩歳時記』(講談社学術文庫,1995)所蔵本
寝床に入る前、読む本を物色してて何気に手にした本書を披いてゲロゲロっと思ったの巻( ̄◇ ̄;)エッ!?
夜雪 夜の雪 白居易
已訝衾枕冷 已に訝[いぶか]る 衾枕[きんちん]の冷ややかなるを
復見窓戸明 復た見る 窓戸[そうこ]の明らかなるを
夜深知雪重 夜深けて 雪の重さを知る
時聞折竹声 時に聞く 折竹[せつちく]の声
なぜか布団が寒く、窓のあたりが、ひときわ明るい。夜もふけたころ、
雪の重さにたえかねて、時おり竹の折れる音がひびきわたる。
雪がかなり降りつもってきたらしい。
本文は次のように解説している(^^)
詩は、眠りからふとめざめた時の光景であろう。身にしみる底冷え(触感)。
白い雪明り(視覚)。時おり折れる竹のひびき(聴覚)。雪の重さにたえかねて
折れる竹の鋭い音は、雪の夜の深いしじまを破って、また限りない静けさにもどる。・・・
美しい詩と明解な解釈、う~ん、トレビア~ン! でも、読んだ瞬間、みどりん、ゲロゲロと思って、
それから一時間余、寝床に入れず、色んな本を確認しまくって、寝不足になっちゃったよ(ノ_-;)ハア…
何故かと言えば、千載和歌集に入っている坂上明兼の次の歌(歌番号464)を御覧あれ(+_+)
呉竹の 折れ伏す音の なかりせば 夜ぶかき雪を いかで知らまし
一目瞭然だろうけど、念のため、片野達郎&松野陽一(校注)『新 日本古典文学大系 千載和歌集』
(岩波書店,1993)の脚注の現代語訳を引いておくと、
呉竹の折れ伏す音を聞かなかったならば、夜更けの深い雪をどうして知ったであろうか。
どう見ても白楽天「夜雪」の翻案(パクリ)かと^_^; とはいえ、翻案と断定するのは不可能だから、
〈「夜深知雪重 時聞折竹声」(白楽天・夜雪)の翻案か〉とか〈・・・によるか〉等といった注記が
なされるわけだけど、『新 日本古典文学大系 千載和歌集』の脚注は全く触れてないヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
久保田淳(校注)『千載和歌集』(岩波文庫,1986)の脚注も同様だが、補注には次のようにある(@_@)
参考、夜の雪 降る雪や降りまさるらむ夜ふけて籬の竹のひとよ折るなる(能因集・中)
うーん、この「夜の雪」は白楽天「夜雪」を指しているのかしら(@_@;) フツーは原題=「夜雪」で
記すし、そもそも「白楽天」or「白居易」と記さず「夜の雪」だけじゃ、白楽天の詩と判らぬだろうし
(『新 日本古典文学大系 千載和歌集』がその証左)、思い付くのはせいぜい演歌(大月みやこ)^_^;
国文学者の視野の狭さは再三指摘してきたところだけど、そんな国文の出身だと国語(古文)の教師も
同様に視野が狭くて魅力のない授業しそう(´・_・`) 趣味で調べただけゆえ、誤りあれば謝るけどさ(..)
昼からポツポツ降り出して予定が潰れた(+_+) しかも今夜は大雪注意報が出てるよ(+_+)
屑本もよく引いちゃうしさ(-ω-、) 萩尾望都『王妃マルゴ⑥』が予約可能にならないとなぁ(´・_・`)
もし10倍やるショップがあったら、ドカーンとチト高~い本を注文してやるからなo(-`д´- o)カモーン!!
【読んだ本】
植木久行『唐詩歳時記』(講談社学術文庫,1995)所蔵本
寝床に入る前、読む本を物色してて何気に手にした本書を披いてゲロゲロっと思ったの巻( ̄◇ ̄;)エッ!?
夜雪 夜の雪 白居易
已訝衾枕冷 已に訝[いぶか]る 衾枕[きんちん]の冷ややかなるを
復見窓戸明 復た見る 窓戸[そうこ]の明らかなるを
夜深知雪重 夜深けて 雪の重さを知る
時聞折竹声 時に聞く 折竹[せつちく]の声
なぜか布団が寒く、窓のあたりが、ひときわ明るい。夜もふけたころ、
雪の重さにたえかねて、時おり竹の折れる音がひびきわたる。
雪がかなり降りつもってきたらしい。
本文は次のように解説している(^^)
詩は、眠りからふとめざめた時の光景であろう。身にしみる底冷え(触感)。
白い雪明り(視覚)。時おり折れる竹のひびき(聴覚)。雪の重さにたえかねて
折れる竹の鋭い音は、雪の夜の深いしじまを破って、また限りない静けさにもどる。・・・
美しい詩と明解な解釈、う~ん、トレビア~ン! でも、読んだ瞬間、みどりん、ゲロゲロと思って、
それから一時間余、寝床に入れず、色んな本を確認しまくって、寝不足になっちゃったよ(ノ_-;)ハア…
何故かと言えば、千載和歌集に入っている坂上明兼の次の歌(歌番号464)を御覧あれ(+_+)
呉竹の 折れ伏す音の なかりせば 夜ぶかき雪を いかで知らまし
一目瞭然だろうけど、念のため、片野達郎&松野陽一(校注)『新 日本古典文学大系 千載和歌集』
(岩波書店,1993)の脚注の現代語訳を引いておくと、
呉竹の折れ伏す音を聞かなかったならば、夜更けの深い雪をどうして知ったであろうか。
どう見ても白楽天「夜雪」の翻案(パクリ)かと^_^; とはいえ、翻案と断定するのは不可能だから、
〈「夜深知雪重 時聞折竹声」(白楽天・夜雪)の翻案か〉とか〈・・・によるか〉等といった注記が
なされるわけだけど、『新 日本古典文学大系 千載和歌集』の脚注は全く触れてないヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
久保田淳(校注)『千載和歌集』(岩波文庫,1986)の脚注も同様だが、補注には次のようにある(@_@)
参考、夜の雪 降る雪や降りまさるらむ夜ふけて籬の竹のひとよ折るなる(能因集・中)
うーん、この「夜の雪」は白楽天「夜雪」を指しているのかしら(@_@;) フツーは原題=「夜雪」で
記すし、そもそも「白楽天」or「白居易」と記さず「夜の雪」だけじゃ、白楽天の詩と判らぬだろうし
(『新 日本古典文学大系 千載和歌集』がその証左)、思い付くのはせいぜい演歌(大月みやこ)^_^;
国文学者の視野の狭さは再三指摘してきたところだけど、そんな国文の出身だと国語(古文)の教師も
同様に視野が狭くて魅力のない授業しそう(´・_・`) 趣味で調べただけゆえ、誤りあれば謝るけどさ(..)
昼からポツポツ降り出して予定が潰れた(+_+) しかも今夜は大雪注意報が出てるよ(+_+)
楽天お買い物マラソンスロット、私大抵ハズレですよ(;´Д`)
当たっても期間限定30ポイント止まりです;
で、今回は珍しく30ポイントでした。
by そらそら (2018-02-01 19:18)
毎回ハズレまくってて、あの車は見るのも嫌になりつつあります^_^;
30ポイントは「110,000本」と「70,000本」なのに当たらないのは、
よほど持っていないのか、と自己嫌悪にヾ(`◇´)ノ彡☆ミキタニノバカチンガァ!!
トーハクのと比較され、キョーハクのダメダメっぷりが際立ってしまい、
そらそら様も、なかなかやりますねぇ(^_^;) 職員へのしっぺがえし?
by middrinn (2018-02-01 19:45)
こんばんは。
SoftBank の「お父さんくじ」なんぞ、1pt かせいぜい壁紙しか当たりません。
ヤフオクでは最高で落札額の10%で、上限あり、使用期限ありです。
当たっている人いるんでしょうかねぇ
by センニン (2018-02-01 19:56)
でも、ちりつも主義なんで、1pでも確実に当たるなら毎日やりますよ(^_^;)
楽天の各ラッキーくじなら、去年初めて1000pが当たって、しかも3回^_^;
このブログを御覧の皆様にも良いことがありますよーに、と書いてますから、
センニン様も、当該記事を御覧になれば、ひょっとしたら当たるかも(^_^;)
by middrinn (2018-02-01 20:05)
楽天お買い物マラソンのスロット、
一度だけ30ポイント当たりましたが
それ以外はハズレばかりです(ー ー;)
えぇ、くじ運は(もw)とっても悪い私です( T_T)
パクリ、やっぱり昔からあるんですねぇ(⌒-⌒; )
by ニッキー (2018-02-01 21:34)
大丈夫ですよ! 九月の雨は優しくて、
ニッキー様の涙も洗い流すのね(^^)
中国の詩文のパクリ=翻案した和歌は
結構ありまして、例えば、百人一首の
大江千里「月みれば ちぢにものこそ
悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど」
も白楽天の詩句のパクリ(翻案)(^^)
by middrinn (2018-02-01 21:50)
ほう!車が当たるんですか!
by ぽちの輔 (2018-02-02 06:56)
車が出た、つまり、ハズレでポイントが貰えなかった、という意です(;_;)
by middrinn (2018-02-02 08:17)
おはようございます。
大昔、スーパーの籤で 軽自動車 が当たったことがあります!(◎_◎;)
by yakko (2018-02-02 09:27)
スーパーの籤の景品が軽自動車とは、景気がいいですね(゚ロ゚;)マジ!?
yakko様、持ってますね(^^) 日頃の行ないが良いのでしょう(^^)
by middrinn (2018-02-02 09:46)
今日は寝不足になりませんように(笑)
わたしが高校の時の古文のセンセイは
スキーがめちゃめちゃ上手かったなーと、ふと思い出しましたw
石垣島から転校してきた子が、初めてのスキー授業で怖くて滑ることが出来なくて頂上で泣き出したら、センセイがその子を負ぶって華麗に滑っていったわw
by リュカ (2018-02-02 10:00)
古文の授業内容と関係ないやん(ノ`m´)ノ
古文のセンセイにホレましたね(⌒~⌒)ニヤニヤ
by middrinn (2018-02-02 10:15)
次は、良いのが当たるといいですね。^^
最近、当たり運・・・・・あまりないかも・・
今日も美味しい物食べて飲んできます!へへ
by hatumi30331 (2018-02-02 10:54)
hatumi30331様を見倣って、
今日は頑張りま~す(^o^)丿
髪型、キマってますね(^^)
by middrinn (2018-02-02 11:06)
今の学者先生の視野が狭いのかどうかは知りませんが(論文、エセーなどほとんど読んでいないので)、少なくとも昔の学者は視野が広いというか多趣味でしたねえ。
京大理学部の教授だった西堀栄三郎(無機化学)は第一次南極観測隊越冬隊長、日本山岳協会会長を務め、「いとしのクレメンタイン」に乗せて「雪山讃歌」を作詞したりしています。
日本語学者の大野晋は、「万葉集」の注解などのほか、「日本語、タミル語起源説」(賛否両論あるようですが、外野席から見ているととてつもなくおもしろい)とか、マチネポエティクを論評したりしました。疑問を感じたら、いろいろな事例を集め、比較検討するところから始めるという態度などこの人から学んだようなものです。
また、若いころ私が尊敬していた英文学者の中野好夫は、翻訳だけでなく、「アラビアのロレンス」の評伝(岩波新書)を書いたり、シェイクスピアのど翻訳にとどまらず、当時の女性役は子どもが演じていたためシェイクスピアの劇作に出てくる女性はどうしてもステレオタイプになっている。ただ、中に素晴らしく演技力のある子どもがいてその子を念頭に書いたのが「マクベス」(の夫人)だという説など、おおっそうだったのかと思ったものでした。
長文失礼しました。m(__)m
by アニマルボイス (2018-02-02 15:48)
「昔の学者」は凄かった!という点は、よぉーく理解できますし、
現に古~い本ばかり好んで読んでいることは御存知の通りです^_^;
中野京子の如き非専門家を除けば、拙ブログで槍玉に挙げたのは
国文学界の専門家だけのはず( ← 自信ないです)ですが、彼らは
年齢年代的には「昔の学者」かと^_^; ただ、取り上げた著作が
今でも使われており、しかも趣味人としてではなく専門家としての
学識を問題にしたつもりです^_^; 今回のケースも、彼らの専門
である和歌の解釈においては、中国の詩文詩句に関する知識も必須
である事実を示すことで、その専門性を問うた次第であります^_^;
とまれ、また読み応えのあるコメントを愉しみにしております(^^)
by middrinn (2018-02-02 17:18)
ふははは(二十面相かっ)・・・、もちろん私が挙げたのは少数派で、もちろんアホ学者は山ほどいました。で、段階の世代はひと山いくらの学者たちを視野の狭い「専門馬鹿」なんて言っていたわけですが、あるときその専門ですら適当、かついいかげんなことに気づき「馬鹿専門」と呼び方を変えたわけです。
昔、SF少年だったころブライアン・オールディスという作家が「何ものも9割はクズだ」というようなことを言い、「オールディスの法則」なんて呼ばれていましたが(私は、オールディスの作品もその9割に入れていましたが(^^;)、この「法則」がほとんどの分野で成立してしまうのが残念なところです。
日本の文化史を思い浮べれば、国文学にしろ日本史にしろ中国の文化・歴史の知識は必須というか当たり前のことだと思います(私の中学古典学力でも「枕草子」の「香炉峰の雪」などでも白居易の詩文を知らなければ理解不可能)。が、middrinn様の文章を読んでいると、そうでもないようなので、ここでも「オールディスの法則」が成立しているようです。再度の長文失礼。
by アニマルボイス (2018-02-02 17:48)
あれっ、今見たら「段階」は「団塊」の変換ミスでした。ううむ・・・、自分もクズの仲間だったとは。(^^;
by アニマルボイス (2018-02-02 18:10)
く、車ですかぁ!!
楽天は使ったことがないので詳細はわかりませんが
車って凄くないですか!
私なら即現金化します(^^;
by そら (2018-02-02 19:16)
「専門馬鹿」は知ってますが、「馬鹿専門」は初耳で、検索すると、
なだいなだの造語なんですかね(@_@) 「タコツボ」化を批判した
丸山真男自身は学際的な研究をしてたかのように思われていますが、
その哲学用語は間違いだらけと加藤尚武から徹底批判されましたし、
「専門馬鹿」から免れるということは至難なのかと愚考します^_^;
アニマルボイス様のおっしゃる「馬鹿専門」よりは「専門馬鹿」の
方が少なくとも専門家としては信頼できるのでマシなのかも^_^;
蛇足ですが、最後にチョロっと書きましたけど、この問題は学問や
研究者の世界にとどまらず、学校教育での古文の授業や古文の教師
にも及ぶのではないかと^_^; つまらなかった個人的記憶(+_+)
by middrinn (2018-02-02 19:22)
そら様、「楽天お買い物マラソン事前スロット」は、
「お買い物」と「マラソン」の各四文字が揃えば、
5000pか30pが当たる仕組みなんですが、揃わずに
「お買いン」と「マラソ×」となるとハズレで、×印
の部分には車の写真が来るので、ハズレだったことを
車が当たった、と逆説的に表現した次第です(^_^;)
by middrinn (2018-02-02 19:34)
まあ、丸山真男は吉本隆明とかいろいろな人から批判されていますからねえ。「権威」というものはそういうものだというか、ある意味仕方ないことですね。ただ、学生のとき読んだ「現代政治の思想と行動」とか「日本政治思想史」など読んだ記憶では、少なくとも「馬鹿専門」ではないですね。エンゲルスなどにボロクソに言われているヘーゲルにしても、長谷川宏さん訳の「歴史哲学」など読むとけっこう考えさせられるものがありました。
・・・これ以上書くと、middrinn様本来のブログ趣旨から離れてしまいますので、この話題はここで打ち止めにしたいと思います。指令しました。
by アニマルボイス (2018-02-02 19:53)
えっ?!車がもらえるなんて、スゴイような気が…。
と、思ったら、↑ということだったんですね^^;
私はホントにくじ運がなくて、
昔、町内会のくじ引きでたわしが当たったのが
唯一かつ最高の景品でした(*_*)
by マーヤ (2018-02-02 20:15)
加藤尚武の丸山真男『日本政治思想史』批判は吉本隆明とかの類いとは全く違う
学術的な問題ですし、また『現代政治の思想と行動』所収の著名論文に対しても、
筒井清忠とか何人かの研究者がやはり学術的に批判してて、どれも説得力があり、
こうなると彼の「学問」とは何だったのか、と(..) 前者は、学際的であることが
その学問のアイデンティティーだったわけですが、学際的であるがゆえに、批判
を免れていただけであることを加藤は明らかにし、後者は研究方法の不備を指摘
するもので、チト致命的にも思えます(+_+) となると、「馬鹿専門」かも・・・
一般メディアでは文化人などから高く評価されている長谷川宏によるヘーゲル訳
ですが、実は専門家から厳しく批判されていたことを最近になって知りました(..)
by middrinn (2018-02-02 20:43)
そーゆーお悩みならマグロの刺身を用意して、
マーヤ様は、あかり先生のカウンセリングを
受けて、くじ運、そして人生を変えましょう
(^o^)丿 ただ、5分で1切れは高いかと^_^;
by middrinn (2018-02-02 20:48)