SSブログ

170926読んだ本&買った本

ルーヴルから「モナ・リザ」が盗まれ、あなたの友人ルパン氏の仕業では?とモーリス・ルブランが
新聞記者からインタヴューされているエピソードまで紹介するなど、メチャメチャ面白い話が満載の
種村季弘『詐欺師の楽園』(河出文庫,1990)(^^) 「モナ・リザ泥棒~無頼の王様アポリネール」の
章を読んでて小生が瞠目したのは、「大がかりな捜査陣が組まれた。美術省次官デュジャルダン・
ボーメエが陣頭指揮をとり、警視総監、セーヌならびにベルティヨン県の検察庁長官、犯罪人人体
測定局長が脇をかためた。」という一節だ(@_@) この「犯罪人人体測定局長」に、一世を風靡した
ロンブローゾの学説の影響力を改めて認識させられたよ(゚o゚;) 今日ロンブローゾを思い出したのは、
小生の前世はナマズか!?と昨日書いたら、小生と同じように、揺れる前に目が覚める、揺れる前に
気づく等のコメントを頂戴し、考えを改める必要性を感じたため(..) 人類の祖先はナマズであり、
進化に逆行した先祖返りでナマズの地震予知能力が偶然に出現した人々が一部に現存する!?という
ロンブローゾ風の仮説に改めた(^^) ロンブローゾは先祖返りした犯罪者には共通する身体的特徴が
あり、犯罪者は一目で解るというトンデモ学説を唱えたため、警察は被疑者逮捕の度に「人体測定」
を実施したわけ(^^) さてさて、地震予知能力以外に共通するのは・・・猫が好きなことかな(^。^;)

【買った本&読んだ本】

芸術新潮2017年10月号

棚卸しで昨日は休店だったため今日1割引きで購入(^^) 特集は「オールアバウト運慶」ね(^^) 東京
国立博物館平成館のと金沢文庫の2つの展覧会とのタイアップか^_^; 「・・・大方の研究者が運慶
作品として認める現存作と、本特集解説者の瀬谷貴之氏が運慶と考える作品(舞楽面2点)を写真で
掲げるとともに、文献により運慶が作ったと知られる、または推定される消失作品を絵で示した。」
という「運慶全仕事マップ」が面白いし、個人的には役に立ちそう(^^) パラパラと写真を眺めてて、
こんな立派な浄土式庭園の寺は初めて見たぞ!と吃驚したのは、「永福寺」の復元CGだった(^。^;)
松本清張『小説日本芸譚』(新潮文庫,1979改版)は前に借りて読んだけど、たしか慶派の仏師たちを
描いた一篇も収録されてたはずだが、誰だったかにゃあ(..) 書庫を調べると、芸術新潮1992年2月号
の特集「仏師・西村公朝が語る運慶の革命」(後に本になった由)、芸術新潮2009年1月号の大特集
「運慶 リアルを超えた天才仏師」(解説・山本勉)はすぐに見付かったから、この機会に併読して、
運慶と慶派の歴史について勉強するか(^^) 本誌に戻ると、第2特集「ザ・型破り・エンターテイナー
長沢芦雪」(山下裕二解説)が愉しみ(^^) yahantei様のソネブロ「俳諧と美術」が「芦雪あれこれ」
と題し、芦雪の各作品について興味深い解説を記されてて更新の度にへぇ~と驚かされてたよ(^。^;)
《薔薇に鶏・猫図襖》の「トラの真裏に描かれているのは、水辺で魚を狙う猫。そう、実は表のトラ、
魚の眼に映った猫だったのだ!」が好き(^^) でも、この虎の表情がどこか猫みたいでラヴリー(^。^;)

連日キューピーコーワゴールドα-プラスを一日二回服用しているが、身体の疲れが取れぬ(+_+)
タグ:絵画 アート
コメント(2) 
共通テーマ:アート

コメント 2

riverwalk

夏の疲れが出る頃なんでしょうか。
私も、ちょっと疲れ気味です(^-^;
by riverwalk (2017-09-26 21:05) 

middrinn

重~いカメラ一式を持って
歩き廻られてるからでは^_^;
モモ様の寝相は可愛いですね(^^)
明日は「寝起きドッキリ」かしら^_^;
by middrinn (2017-09-26 21:41) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。