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170823読んだ本

某ブログを御覧の方なら何の話か判るかもしれない、みどりんのチョットここだけの話ヾ(¬。¬ )
週刊文春の年に一度の恒例の企画で、某小説が施設をリアルに描いてる、との評論家のコメントが
あり、専門外だけど何度か見学した施設だし、借りて読んだのさ(^^) だけど、作品の核心部分が
アホくさと呟いちまうような代物(+_+) ●□△と○×△の制服は全然違うし(^。^;) 『半落ち』の
デタラメぶりと一緒に、よく講義のネタに使ったもんだ^_^; その後、そこの施設長を務めたことも
ある方と同書の話題になり、よく描けているが、もしかしたら著者は・・・とおっしゃってたけど、
体験記は結構あるしね^_^; いつの時代の話だよ、という屑本も中にはあるので(なのに再出版した
強者も)、屑本を参考に執筆しなかっただけ著者は運が良く、その幸運は作品にも及んだわけだ^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『開化乗合馬車』(文春文庫,1985)所蔵本

短篇、てゆーか、中篇小説「骸骨哄笑」読了(^^) これまた、ある人物を語り手に、女医の草分け・
高橋瑞子の生涯を客観的に描こうとした作品(^^) 「勉学はむずかしい。金がとぼしいのもつらい。
[高橋瑞子]先生や萩野吟子女史[女医資格取得試験合格者第1号]など、草創期の道を切り拓いた
女医たちをしんそこ悩ましたのは、しかし貧苦でも勉強の困難さでもなかった。周囲の男たちの
無理解、それとの絶えまない戦いこそが最大の難行だったのである。」(;_;) 故に「ついに見事に、
先生は〝女〟と絶縁し〝女〟を超克して、一個の医師として完成したのだ。」と(T_T) この作品で
描かれた高橋瑞子の血の滲むような努力は勿論、人々による支援、特に済生学舎の長谷川泰学長の
存在は記憶に留めたい(;_;) この高橋瑞子を主役にした漫画がある(@_@) 寡作なのに引きが強い
一ノ関圭の「女傑往来」『ビッグコミック賞作家作品集①らんぷの下』(小学館ビッグコミックス,
1980)所収と同「女傑走る」同『ビッグコミック賞作家作品集②裸のお百』所収という両短篇で、
彼女の『らんぷの下』(小学館文庫,2000)にも両方収録されてる(@_@) しかし、「女傑往来」では
女医資格取得のために学業に励む目的を金持ちになるためと高橋瑞子に語らせ、「女傑往来」では
開業後に探偵ごっこのようなことまで高橋瑞子にさせてる(゚ロ゚;)マジ!? 特に「女傑往来」において、
下宿で男と相部屋にして男に屁を喰らわすなど酷い描かれよう(+_+) ちなみに、杉本苑子『歴史に
咲く花々~人物おんな日本史』(集英社文庫,1984)に「高橋瑞子」という一篇も収録されてる(^^)

旧ルパン「タイムマシンに気をつけろ!」が第17位とは下位すぎ(゚ロ゚;) イザークの母親は美人^_^;
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