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240324昨日買った本【バカチン】

掘り出し物の文庫本が出て、楽天市場お買い物マラソンのスロットでポイントが当たったら買おうと
考えてたら、マラソンが始まる直前に買われてしまったから、事前の以外スロットやってない(^_^;)
にしても『更級日記』はやはり人気があるのか(@_@;) 見付けた時に買わないとダメかな(@_@;)

【昨日買った本(バカチン)】

石田吉貞&佐津川修二『源家長日記全註解』(有精堂,1968初版→1979四版)

Amazonマケプレ出品者「古本倶楽部【午前9時までのご注文は当日発送】【通常24時間以内発送】」
の「良い」を5011円(4712円+送料等350円-ギフトカード51円)で22日注文したら追跡可能な
ゆうパックで翌23日の昼前に届いたよん(⌒~⌒)ニッコニッコニー コンディション説明文は「中古品 - 良い
- 【商品説明】この商品はコンディション3(良い)の商品です。状態は良好ですが、万が一不備があ
った場合は、迅速にご返金させて頂きます。※全品クリーニングの後、防水梱包にて、ご発送させて
頂きます。Amazon専用商品。」というテンプレだったけど、函(石田吉貞『新古今和歌集全註解』
[有精堂,1960]と同様に蓋ができるタイプ)も付いてて、なにわのブラックダイヤモンド橋本梨菜
に比べれば焼けは色白、本もキレイで鉛筆による書き込みが三ヶ所あっただけ、プチプチで梱包され
た上でビニール封筒(届いた時に少し破けてたが)に入ってたから、問題ナシオン主権ウラー!(^o^)丿
なお、商品名は「源家長日記全註解 (1968年)」だけど、上記の通り、1979年の四版(=刷)(^_^;)

    凡例

    本文[通釈、語釈、字句校異の他に補注があるものも]

     一  宮中参仕(建久八年)
     二  承仁法親王の薨去(建久八年)
     三  後鳥羽天皇の御譲位(建久九年)
     四  御幸始および両社御幸(建久九年)
     五  鳥羽殿御幸および大内花御覧(正治元年)
     六  諸道の御奨励、仏教の御信仰(正治元年)
     七  御歌合・歌会(正治二年)
     八  二位殿の御産(正治二年)
     九  正治二年院御百首
     一〇 歌人(寂蓮・具親)召し出さる(正治二年)
     一一 和歌所をおく(建仁元年)
     一二 建仁元年八月十五夜歌合、具親早出
     一三 女歌人を召さる(建仁元年)
     一四 新古今集撰進の勅令下る(建仁元年)
     一五 寂蓮の死(建仁二年)
     一六 前斎院(式子内親王)の御事(建仁元年)
     一七 京極殿へ還御(建仁二年)
     一八 内大臣源通親の死(建仁二年)
     一九 春日社歌合(元久元年)
     二〇 定家朝臣の事(建仁二年)
     二一 鴨長明の事(建仁三年)
     二二 長柄の橋柱の事(元久元年)
     二三 俊成入道九十の賀(建仁三年)
     二四 俊成入道の死(元久元年)
     二五 更衣尾張の死(元久元年)
     二六 大内花御覧(建仁三年)
     二七 五節の事(建仁三年)
     二八 朝覲行幸(元久二年)
     二九 法印幸清の事(元久二年)
     三〇 新古今集の部類と竟宴(元久二年)
     三一 新古今集切継の事(元久二年)
     三二 水無瀬殿御堂供養(元久二年)
     三三 尾張の死に係わる後鳥羽院・慈円の歌贈答(元久二年)
     三四 賀陽殿渡御(元久二年)
     三五 大神景基元服の事(元久二年)
     三六 為家・雅経・家隆昇進(建永元年)
     三七 摂政良経の死(建永元年)
     三八 良経の死に係わる後鳥羽院・慈円の歌贈答(建永元年)
     三九 慈円の遁世希望に係わる後鳥羽院・慈円の歌贈答(建永元年)
     四〇 白河殿御堂供養(承元元年)

    解説

     一 書名
     二 筆者
     三 成立
     四 執筆の動機
     五 資料
     六 本書の内容
     七 諸本
     八 脱落と錯簡
     九 源家長小伝

    和歌索引

    語句索引

    人名索引

    書名索引

    あとがき[石田吉貞] 

後鳥羽院の近臣で和歌をもって仕えた源家長の回想記(^^) 新古今時代の歌壇について記してる(^^)
「一三 女歌人を召さる(建仁元年)」の書き出しでも引いておきますか(^_^;)

    /近ごろ世間に女の歌詠みが少ないなどと(院は)常に御歎きになっていられた。
    (もっとも)昔から歌詠みとして知られている女房は少しはいた。(しかし)
    殷富門院の大輔も先年亡くなってしまった。また二条院の讃岐、二条院の三河の
    内侍、丹後少将など申す人々も、今では皆年寄りになって、もっぱら後世[ごせ]
    を祈る勤めをして、ここかしこの庵に住み慣れて、歌のことも(すっかり)顧み
    なくなってしまっているので、時々歌を召されなどするのさえも念仏の妨げであると、
    内々に歎き合っていると(私は)聞いている。・・・

この後は新しい若手の女流歌人を次々とスカウトしていく話が続くんだけど、世間での知名度は低く
ても殷富門院大輔の当時の歌壇における存在感の大きさが解るかと(⌒~⌒) 殷富門院大輔の語釈に
「・・・定家とは特に親しく、定家は新勅撰集に大輔の歌を女子の歌の最高十五首とっている。」と
事実に反することを石田吉貞がまた書いていることはさておくとして、5年前に『相模集』ではなく
『殷富門院大輔集』を買った小生は見る目があるオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)ヾ( ̄o ̄;)オイオイ結果として
たしか当時6000円ぐらいだった『相模集』を今月15000円も払って買ったことを忘れてしまったの?
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

女性の歌詠みも歳をとると、念仏詠みになると(笑)。
承久の乱はないんですね・・・
by tai-yama (2024-03-24 23:10) 

middrinn

念仏は唱えるものかと(^_^;) 『大鏡』も万寿2年まで(^_^;)
by middrinn (2024-03-25 05:51) 

df233285

この記事の最後に付記された、「天使の声」に私も一票。
by df233285 (2024-03-25 06:40) 

middrinn

本書も値上がりするかもしれないので早めに買った次第です(^_^;)
by middrinn (2024-03-25 15:34) 

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