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231205買った本

長い戦いが終わった(ノ_-;)ホッ… 空売り古本屋の特徴を調べたお陰(^o^)丿 出品者名に〈御注文確定
前に表示の到着予定日を御確認下さい。御注文後のキャンセル御遠慮下さい〉、到着予定日が2週間
以上も先の「12月19日-20日にお届け」と表示されている2651円+送料370円の出品者が現れたので、
どこかで安いのが出たなと思って検索したら、駿河屋に540円であったヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
最難関(最難巻?)をクリアできて目標額(一冊平均500円以下)も達成できる目処が立ったので、
今月下旬にギフトカードをゲットしてから注文する予定だった最後の一冊もつい注文しちった(^_^;)

【買った本】

宇野直人&江原正士『漢詩を読む 1 『詩経』、屈原から陶淵明へ』(平凡社,2010)

「ブックサプライ 楽天ストア」で「非常に良い」695円(送料無料)を先月30日に注文しゆうメール
(追跡不可能)で5日届く(^^) ビニール封筒にそのまま入ってたが、書き込み等は見当たらないので
問題ナシオン主権ウラー!(^o^)丿 帯には「先人の想いや感概のつまった言葉が、いま私たちの心を揺さ
ぶるのはなぜか?/古代歌謡から屈原の『楚辞』、南北朝時代を経て東晋の陶淵明まで、/詩の変遷
と詩人たちの営みを、対話形式でわかりやすく辿った保存版。/新しい漢詩の入門書[全4巻]創刊!
/帰りなんいざ、漢詩の森へ」という内容紹介文・宣伝文(^_^;) 目次をメモるが、挙げられている
作品名は省略(^_^;)

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    はじめに

    凡例

    一、歌のはじまり──『詩経』

     情愛の歌
     諷刺の歌・時事の歌

    二、神々の黄昏──屈原・宋玉と『楚辞』

     さまよえる正義の人
     憂悶と綺想の巨人
     嘆きの女神──『九歌』より
     秋の旅・好色・滑稽──宋玉の世界

    三、楚調の歌──漢代の英傑たち

     慷慨のしらべ
     駆落ちの代償──司馬相如と卓文君
     逆境を糧として──李陵と蘇武
     前漢の女性たち

    四、民の訴え──後漢の古楽府

     貧困と愛の顛末
     乱世の中で
     悪代官に肘鉄を
     或る夫婦の相聞歌──五言詩の登場

    五、知識人の挫折──「古詩十九首」

     生き別れ
     あきらめと無常観
     妻の悲しみ
     悲憤の詩──蔡琰

    六、抵抗と逃避のあいだに──三国時代から魏へ

     傷心の豪傑──曹操
     漂泊の魂──曹植
     主題と変奏──曹植、そして曹丕
     建安詩壇の人々
     凍てつける孤独──阮籍
     誇り高き反骨──嵆康
     季節の折ふしに──程暁と傅玄

    七、それぞれの個性──西晋の詩人

     悲運の文人宰相──張華
     忘れじの妻──潘岳
     名将の孤独──陸機
     寒士の一分──左思(一)
     娘と私──左思(二)

    八、動乱の中で──西晋から東晋へ

     もののふの熱涙──劉琨
     思索のゆくえ──郭璞

    九、達観を目指して──陶淵明の世界

     自分を語る
     田園に帰る
     農事にいそしむ
     封印された「猛志」
     仮想の世界へ
     村人たちと
     折にふれて
     さあ、帰ろう

    おわりに

    関連年表

    主要参考文献

陶淵明が目当てだが、『詩経』や『楚辞』その他、聞いたことがある程度の知識しか無いので、勉強
するために購入(^_^;) 宇野直人が本書の「はじめに」で次のように記している(^^)

    ・・・江原さんの立場は、〝詩人を時代の中でとらえる〟姿勢で一貫されており、
    政治情勢、文学思潮、交友関係など、各個人を取り巻く環境や背景を十分に把握
    した上で、詩人たちの作風と個性とを解明しようとされます。これはアーサー・
    ウェイリー(一八八九-一九六六)をはじめとする西欧の東洋学者の姿勢と共通
    するものであり、〝西洋ふうの知性〟の一つの型と言えるでしょう。・・・/
    そして従来、漢詩の分野では必ずしも一般的ではなかったこの姿勢が導入された
    ことにより、本書には一つの大きな特色が備わることになりました。それは、
    漢詩が往々誤解されがちな〝悟りすました偉人による人生訓、もしくは手すさび〟
    ではなく、〝組織と個人のあつれきの中で悩み、活路を求める人の、生々しい
    努力の跡〟であることが鮮やかに印象づけられた、ということです。/・・・

コンテクスト重視とその結果として列伝風になっている点は小生好みでもあった(^_^;) ちなみに、
「おわりに」で宇野直人は「・・・/本書の中にも、類書には見られない新しい見解が随処に示され
ています。宋玉の文学史的位置、張華や徐幹、傅玄、劉琨の詩風とその意義、そして陶淵明の、ため
らい悩む気弱な一面などは、そのごく一部です。」と記している_φ( ̄^ ̄ )メモメモ モチ通史なので、
各詩人についての記述の分量が物足りなく感じることもあるだろうけどね(^_^;) また「はじめに」
に「・・・/この第一冊では、・・・など、史上有名な人々も多く登場して、歴史に興味をもつ方々
を引きつけてやまないことでしょう。/・・・」とあるけど、不正確では?と思われる発言も(^_^;)
なお、本書は江原正士が聞き手(^_^;)

    ・・・それで[項羽は]だんだん支持を失い、配下として抜きん出ていた劉邦
    (前二四七-前一九五)と一騎打ちの形勢になりました。これが名高い項羽と
    劉邦の対決です。

    ──劉邦は項羽の部下だったんですか。

    はじめは項羽の部将として兵を挙げたんですね。・・・

とまれ、とりあえず入門書としての用をなせば、小生としては充分かな〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
タグ:古典 中国
コメント(6) 
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コメント 6

美美

欲しかったものが思い通りに手に入るとなると
嬉しいものですよね。
私は時々焦ってポチってしまい後悔すること度々ですけど(^^;
体調も戻り少しずつ更新して行けたらと思っています(^^)
by 美美 (2023-12-05 18:56) 

大善士

middrinnさん 晚上好,谢谢您访问我的博客,今后还请多多关照。

middrinnさん こんばんは、私のブログを訪問してくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。^^
by 大善士 (2023-12-05 19:55) 

tai-yama

駿河屋から「ご注文後、出荷をキャンセルし返金する場合が
あります」と言われたり(笑)。項羽の部下とするなら劉邦より
韓信ですね。
by tai-yama (2023-12-05 23:12) 

middrinn

ホント短気は損気ですよね・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;意味が違うだろ!
先に買われてしまったらという不安から小生もありますよ(^_^;)
美美様の健康が第一と他の皆さんもきっと思ってますよ(^o^)丿
by middrinn (2023-12-06 05:07) 

middrinn

名所ということで素晴しい紅葉、
大善士様、眼福でしたm(__)m
次の更新も楽しみにしてます(^^)
光晴迫使,在名胜这个事情是红叶,眼睛幸运m(__)m
也期望着下一项更新(^^)
by middrinn (2023-12-06 05:22) 

middrinn

疑惑の出品者は夜になって出品を取消ましたオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
tai-yama様、項羽も劉邦もともに項梁の「部将」だったかと(^_^;)
by middrinn (2023-12-06 05:41) 

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