某大国の現役政治指導者に関するジョークを紹介した記事に外国語スパムコメの大量書き込みが連日
試みられたけど(スパムフィルタで撃退したし今は来ない)、今回のような笑話なら大丈夫か(^_^;)

【読んだ本】

駒田信二(編訳)『中国笑話集』(講談社文庫,1978)所蔵本

91篇の笑話から成る「のどとふところ」(本書には「おたのしみ」「商売しょうばい」「できる!」
「とんちん漢」が他にある)を読んだ(^_^;) 爆笑はしないけど、小生好みなのは「評判」と「成金」
かな(^_^;)

    /あるけちん坊な人が、道士にたのんで家で祈禱をしてもらうことにした。ところが、
    いざ祈禱になると、道士が東西両京の神ばかり招くので不審に思い、/「どうして
    そんなに遠方の神様ばかり招くのです」/ときくと、道士のいうには、/「近くの
    神様はみな、あなたのことをご存じなので、呼んだところできてはくださいません」/


    /にわか成金が、贅をつくした書斎をこしらえ、書画骨董のたぐいをずらりと
    並べて悦に入っていた。ある日、客がきたので得意になって、/「この中に、
    もしふさわしくない物があったらおっしゃってください。さっそく取り替え
    ますから」/といった。すると客が、/「どれもこれも、みな見事な物ばかり
    ですが、ただ一つだけ取り替えた方がよいと思われるものがあります」/
    「それは何でしょうか」/「あなたです」/

2篇とも既読の村山吉廣(訳編)『中国笑話集』(社会思想社現代教養文庫,1972)にも、「吝嗇譚」
に「お見通し」と、「風刺譚」に「ふさわしからず」と、それぞれ題されて入ってた(^_^;) 同書では
「腐儒譚」の「昼寝」と「好色譚」の「野ざらし」をともに要約して紹介したが、後者は18禁である
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-01-15 )(^_^;) ちなみに、イミフな漢字
タトゥーは日本の書道と同じ類いで、同書によれば日本の書家というのは「無学」であり、松本清張
「書道教授」や河合克敏『とめはねっ! 鈴里高校書道部 一』(小学館,2007)の「無学」ぶりを指摘
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-01-16 )ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
当時の朝日夕刊で大東文化大の書道研究所所長の高木茂行も「まずは、絵を楽しむ感覚で書に触れて
ください。」と話してた(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-02-06 )(^_^;)