定期的に「ツイートは非公開です」とするのは、フォロワーを増やすための作戦なのかなぁ(@_@;)
読者登録した人にしか公開しない設定とかあるのか、SSブログの「使い方」を調べてしまった(^_^;)

【読んだ本】

駒田信二『中国猟奇小説集』(旺文社文庫,1986)所蔵本

読了(^o^)丿 「猟奇」と冠しているが、「あとがき」に次のようにある〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    ・・・この「猟奇」という言葉にも、〈興味をそそられてあさり求める〉とか
    〈好み求める〉とかいう「猟」の方は軽くみて、〈怪奇〉とか〈怪異〉とか
    〈異常〉とかの「奇」の方に重点を置く人もあるかもしれないし、その「奇」
    にしても、グロテスク(grotesque)という西洋語の感覚に近いとする人も
    あるかもしれない。あるいはまた、無気味なもの、さらには変態的なものを
    「奇」とする人もあるかもしれない。私の場合、「猟奇」の「奇」には、
    どうやら、それらに加えて好色めいたものが缺[か]かせないようである。
    私はその上で、「猟」の方にも半分の比重をかけるのである。/・・・

「グロテスク」な話は無かった(ノ_-;)ホッ… 駒田信二らしい少し好色な奇談集として只管ストーリーを
味わえればいいんだけど、本書の「往生観念菩薩」「花嫁入替え事件」「糞尿登仙」「好色錬金術」
「兄弟婚姻奇談」「後庭結交美談」「白将軍」「美少女の証言」の8篇の中では、「兄弟婚姻奇談」が
〈いい人〉の話に終始してて何処が「猟奇」なんだと不思議に思いながら読み進めていくとラストで
ヤラれた(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- なお、「三言二拍」の中の作品を素材にして、この8篇を書いたとあったが
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-11-18 )、「白将軍」の最後の部分には
「『渾源県続志』に記されている話である」云々とあったけど原話にも注記されてるのかな(@_@;)

◎駒田信二『中国好色犯罪小説集』(旺文社文庫,1986)

「女菩薩の穴」:喧嘩して実家に戻った妻が帰って来ないので迎えに行くと昨日帰ったと言われ(゚ロ゚;)
「生姜売り殺人事件」:ミステリー仕立てで面白く名推理名捜査で事件の真相は暴かれ解決v( ̄∇ ̄)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-11-09

「彩雲堂縁起」:狭い家に色香を漂わせた2人の女(本妻の彩雲と妾の宝琴)と男が住み始めた( ̄◇ ̄;)
「尼僧殺人事件」:夫の留守中に訪ねて来た尼さん、外に出るとごろつきと何やら話を始めた(@_@;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-11-11

「亡者の巷」:やっと合格も任地へ行くための費用が無い・・・マジで酷い奴らだねぇヒィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
「一文銭事件」:焼物を作る夫と美人妻による絵付け・・・漫画みたいな展開で大事件に発展( ̄◇ ̄;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-11-14

「色鞋殺人事件」:モテ男が二階の窓から顔を出してる女に一目惚れし・・・ワルがいるねぇ(@_@;)
「騎馬娘の仇討」:酒好きの父が任命され任地に・・・ヒロインが堕ちまくる漫画的展開ヒィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-11-16

◎駒田信二『中国怪異小説集』(旺文社文庫,1986)

 神術を心得ていた賈雍、賊軍の討伐に出て不覚にも首を斬り落とされ、首のない身体が馬に跨った
 まま軍営に戻って来て、喉笛から血をほとばしらせながら声を出し、「賊にやられてしまったよ。
 諸君の見たところ、首のある方がよいかな、それともない方がよいかな。」・・・ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-11-12