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190402読んだ本&昨日買った本

いつも車に道を譲ってるのに逆に譲られ先に渡らせてもらった一方、工事現場の交通誘導員への会釈・
挨拶を欠かさなかったら話し掛けられたので、今日のハッピーポイントは+-ゼロか(^_^;) ちなみに、
今日は仏滅(^_^;) じゅらくよ~ん♡(*'ε`*)チゥ 昨日の朝日夕刊一面の〈万葉集にある和歌「初春の令月
にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」(書き下し文)から二文字を
とった。〉というアホな間違い、今日の朝刊に訂正が載ってなかった(´・_・`) その朝刊には、〈ただ、
「令和」の二文字がとられた序文は中国の有名な文章をふまえて書かれたというのが、研究者の間では
定説になっている。〉とあって、中国の古典に基づいたレトリックであったことは『万葉集』が専門の
国文学者の共通認識のようだが、何に典拠かで、新編日本古典文学全集(小学館)は王羲之「蘭亭序」、
新日本古典文学大系(岩波書店)は張衡『帰田賦』と、見解が異なるみたい(@_@;) 一つの注釈書で
古典作品を読むのは危険であると改めて認識し、新日本古典文学大系2冊、新編日本古典文学全集2冊、
新潮日本古典集成3冊その他を図書館で借りて、メチャクチャ重かったけど、街から歩いて帰って来て
疲れたよ(-ω-、) 『万葉集』を借りたんじゃねーよ!ヾ(`◇´)ノ 昨日「各界の有識者」の皆様はモチ
各古典の注釈書も用意・持参して「元号に関する懇談会」に臨んだはずだよね(¬。¬ ) 報道写真だと
手荷物はメチャ少ないけど、電子書籍かしら(´・_・`) 秘書に持たせたとか宅配便で届けたとか(@_@;)

【昨日買った本&読んだ本】

芸術新潮2019年4月号

先月25日発売のだけど、春休み明けの本屋で、昨日モチ新品を一割引きで購入(^^) 第2特集「中世日本
タイムカプセル 《一遍聖絵》の聖と俗」がチト興味深い(^^) 「《一遍聖絵》に描かれた地」を見ると、
日本の至る所が描かれてるね∑( ̄ロ ̄|||)にゃんと!? 「徳川家光、家綱将軍さまのおえかき拝見!」
(金子信久)もいい(〃'∇'〃) 徳川家光の《木兎図》や《兎図》を観ると、〈・・・「家光様式」と
呼びたくなる・・・〉という気持ちにたしかになる(^_^;) 「ローリング・ストーンズ展をもっと楽しむ
ための裏表ガイド」(前橋重二)の各アルバム・ジャケットにはへぇ~!( ̄◇ ̄;) インタビュー連載
「原田マハ、美のパイオニアに会いに行く」は高階秀爾で、連載「中野京子が読み解く画家とモデル」
第12回は「クラーナハと《マルティン・ルター》」___φ( ̄^ ̄ )メモメモ ちなみに、今月号のメインは、
緊急追悼特集「梅原猛 人類への遺言」だが、この哲学者の古代史の本など読む価値ないと信じてる^_^;
百目鬼恭三郎の『風の書評』(ダイヤモンド社,1980)が『塔』と『仏教の勝利』を、『続風の書評』
(ダイヤモンド社,1983)が『神々の流竄』を酷評してるのを読んだからね(^^) こんな感じ(⌒~⌒)

    ・・・スサノオとオオクニヌシによって建設された出雲の国は、天孫に譲られ、
    オオクニヌシは出雲大社に隠退したという『古事記』の出雲神話は、実は
    天武朝の宗教改革によって大和の古い神々が出雲に追放されたことを物語っており、
    ・・・というのがこの[「神々の流竄」]論文の主旨である。/スサノオに退治された
    ヤマタノオロチは三輪山をあらわしているとか、・・・といった著者の推理が、
    たしかな根拠をもっていないことは、例の通りである。/たとえば、オオクニヌシらが
    大和の神であった根拠として、『出雲国風土記』には、スサノオのオロチ退治の話もなく、
    スサノオやオオクニヌシについては何度か言及されているが、具体性がないことを
    あげている。が、この書は地理書の性格を守って、神は地名の説明にしか使っていないから、
    「颯爽たる天下の覇者、オオクニヌシの姿」が出て来ないのは当然なのである。
    とはいっても、オオクニヌシ自身に関する記述は二十二個所もあるから、
    出雲がオオクニヌシと関係の深いことは明らかで、それを「何度か」という表現で
    少ないようにみせかける詐術は、この著者の常套手段なのである。/それに、
    ヤマタノオロチ退治も『風土記』にないわけではない。・・・著者は『風土記』の
    この部分をひいていながら、故意にそれを無視して「ヤマタノオロチが出て来ない」と
    わめいているのである。/著者は「このような私の推理は、あまりに哲学的である
    という人があるかもしれない」といっているが、こうした推理を「哲学的」とは
    だれもいうまい。「三文小説的」というべきではあるまいか。

『万葉集』が出典という説明に中国の古典からじゃないと早合点するような輩が、梅原猛の古代史本に
騙されてハマりそうオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)ヾ( ̄o ̄;)オイオイ お前だって昨日は『万葉集』の注釈書まで
チェックしないで書いてたじゃんか! だって、昨日は月曜日で図書館が休館だったんだもん(´ヘ`;)
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コメント(10) 
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コメント 10

センニン

こんばんは。
にわかに万葉集が売れているらしいですね。
興味が続いてくれればそれはそれで悪いことではないですね。
by センニン (2019-04-02 21:08) 

middrinn

もし増刷する際に値上げされると、これから
買うかもしれない小生には迷惑かも(^_^;)
by middrinn (2019-04-02 21:11) 

ニッキー

新品を一割引でGETするとお得感がマシマシ( ^ω^ )
徳川家光、家綱将軍さまのおえかき拝見、面白そうですねぇ=(^.^)=
「家光様式」ネットでも見られるかなぁ(^ ^)
by ニッキー (2019-04-02 22:18) 

middrinn

1440円のが1294円ですけど、一年で1752円のお得(^_^;)
「徳川家光 木兎図」「徳川家光 兎図」で画像検索を(^o^)丿
ま、ヘタウマと言いましょうか、何か魅かれるものが(^_^;)
by middrinn (2019-04-02 22:26) 

tai-yama

天武天皇の宗教改革は、大祓や式年遷宮とかみたいですね。
まさに、今日まで続いている基礎と。2回以上、同じ場所で
事故が起こると事故多発場所と煽る警察と一緒だったり(笑)。
by tai-yama (2019-04-02 23:35) 

Labyrinth

色々と学ばせて頂いています f^_^;
私なぞは、レイワって音の響きがイイ♪ とかくらいで・・・(汗)
by Labyrinth (2019-04-03 00:41) 

ナベちはる

最近、「定説になっている」や「諸説あり」が多いような気がします。
間違っていても「そういう説もある」と"逃げ道"があるわけですし…(^^;
by ナベちはる (2019-04-03 00:42) 

middrinn

( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 特製警察座布団1枚 ♪
tai-yama様の喩えは、いつも秀逸ですねぇ(^_^;)
by middrinn (2019-04-03 07:31) 

middrinn

「令和」は三文字ですから、
Labyrinth様なら、俳句に
しやすいのかな(〃'∇'〃)
by middrinn (2019-04-03 07:32) 

middrinn

ナルホド! 逃げ道を用意してるか( ̄◇ ̄;)
ナベちはる様の鋭い洞察ですねぇ(〃'∇'〃)
by middrinn (2019-04-03 07:35) 

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