So-net無料ブログ作成

190211読んだ本

寝床に湯タンポと一緒に寝間着も入れといて、着る直前まで温めておくのさヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
それにしても今日もまたチョー寒いのなんのって、朝ちょっとだけ雪もちらついてたよ((;゚Д゚)ヒィィィィ!

【読んだ本】

宮崎莊平(全訳注)『紫式部日記(下)』(講談社学術文庫,2002)

藤原道長の愛人だったかどうかなんて興味ないけど、愛人説を否定しつつ『紫式部日記』の和泉式部評を
問題視しない紫式部マンセーなバカチン国文学者に今日は王手飛車取りなのよオホホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

『紫式部日記』で紫式部が和泉式部を批評した件を本書117~118頁の〈現代語訳〉で再び引く(@_@;)

    和泉式部という人は、実に趣深い(手紙を)やりとりしたものです。しかし、和泉式部
    には感心しない面があるものの、気軽に手紙をすらすらと書いた時に、その筋の才能を
    発揮する人で、ちょっとした表現にも色つやが見えるようです。和歌は、とても趣が
    あります。古歌の知識や詠作の理論などからすると、本格的な歌の詠みぶりとは言えない
    でしょうが、口にまかせて詠んだ歌などに、必ず魅力ある一点が、目にとまるものとして
    詠み込まれています。それでありながら、他人の詠んだ歌などを、非難したり批評したり
    するところからみると、さあそれほどには分かっておりますまい。口をついて自然に歌が
    詠み出されるのであろうと、思われるような詠風なのです。こちらが恥ずかしさを感じる
    ほどのすぐれた歌人とは思われません。

紫式部マンセー訳注者は「ここには、紫式部のなみなみでない歌における自信のほどが示されている。」
(本書121~122頁)と〈解説〉するだけで、この和泉式部評の当否を論じようともしない( ̄◇ ̄;)エッ!?
そこで、天下無双の女流歌人である和泉式部のことを身の程知らずにも「こちらが恥ずかしさを感じる
ほどのすぐれた歌人とは思われません」と妄言を吐いた紫式部、その歌人としての客観的評価を論じた
わけで(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-03 )、また和泉式部が『古今
和歌集』という「古歌の知識」を持ち合わせていた事実を、『和泉式部日記』の冒頭シーンを例に指摘
した次第である(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-06 )( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

さて、和泉式部を「古歌の知識や詠作の理論などからすると、本格的な歌の詠みぶりとは言えない」と
酷評している以上は、紫式部は自らを「古歌の知識や詠作の理論」の持ち主と自負していたはずであり、
彼女は「古歌の知識や詠作の理論」を踏まえて歌を詠んだはず(⌒~⌒) 従って、紫式部の歌は「古歌の
知識や詠作の理論」に基づいて解釈・鑑賞されるべきで、もし彼女の歌が「古歌の知識や詠作の理論」を
踏まえてないなら、和泉式部評の同件も身の程知らずな妄言として批判されるべきかとC= (-。- ) フゥー

苑子タンの『散華 紫式部の生涯(下)』(中公文庫,1994)が描く藤原道長と紫式部の関係がありえぬ
ことを示すために取り上げた(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-12-22 )歌、
『紫式部日記』『紫式部集』に入ってて『新古今和歌集』にも選ばれた紫式部の歌を再び引く(⌒~⌒)

    女郎花 さかりの色を 見るからに 露のわきける 身こそ知らるれ

この歌の歌意は、久保田淳『新古今和歌集全注釈 五』(角川学芸出版,2012)によると次の通り(⌒~⌒)

    おみなえしの、今を盛りと咲き誇っている美しい色を見るにつけ、
    露が分け隔てしたわが身のほどがおのずと知られます。

「女郎花」「さかりの色」「露」が、〈中宮彰子に仕える女房たち〉〈若い女房の美しい容色〉〈藤原
道長の情愛〉の隠喩であることが指摘され、久保田・前掲書の〈鑑賞〉は次のように解説( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

    ・・・おみなえしを女性に見立てることは詩歌での約束となっている。作者[紫式部]は、
    美しく咲き誇っているおみなえしに、若く美しい盛りの女房の姿を見たのである。それは
    特定の若女房ではないかもしれないが、多くの若女房達と共に宮仕えしている作者が常に
    抱いていた、年齢的コンプレックスが口を衝いて出てしまったのであろう。作者自身も
    おみなえしには違いない。が、それは更けたおみなえしである。その違いを露、主人
    道長の情愛の差に求めた。謙遜し、恨んでみせることによって、さだ過ぎた女の媚びを
    ほのめかした歌である。

藤原道長が夜間に紫式部の局の戸を叩くも紫式部が迎え入れなかったと記す『紫式部日記』の有名な件、
「必ず道長三顧の礼が行われて、紫式部との男女の関係は成立した筈である。」とする萩谷朴『紫式部
の蛇足 貫之の勇み足』(新潮選書,2000)が「・・・道長の愛情の乏しくなった現在を訴える閨怨の歌
・・・」(ともに同書175頁)と解しているように、この歌は愛人説に有利な〈自白〉となるね(^_^;)

久保田淳が愛人説を支持してるかどうかは判らないけど、久保田・前掲書も愛人説を裏付けるかの如く
この歌を解釈・鑑賞している(@_@;) でも、そう解釈・鑑賞するしかないんだよね(⌒~⌒) だって、
「おみなえしを女性に見立てることは詩歌での約束となっている。」とあるように、この歌を「古歌の
知識や詠作の理論」に基づいて解釈・鑑賞する以上、そうならざるをえないわけじゃんC= (-。- ) フゥー

片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)の「をみなへし【女郎花】」の項を引く(^^)

    ・・・平安時代に入ると、・・・などのように、「をみなへし」をその名ゆえに「女」に
    見立ててよんだ歌がほとんどになる。/いわゆる八代集において、「をみなへし」が
    よまれている歌を調べると、『古今集』十八、『後撰集』二十四、『拾遺集』十二、
    『後拾遺集』六、『金葉集』十、『詞花集』ナシ、『千載集』五、『新古今集』六、
    というように『金葉集』を例外とするほかは、『後拾遺集』の六例中五例までが、
    一条朝以前の、いわば[古今・後撰・拾遺の]三代集時代の人々の詠であるというように、
    数字に現れる以上に減少してゆくことを知るのである。「をみなへし」が中世和歌に
    なじまなかったというよりも、何よりも「言葉」に依拠し、また自然は人事をよむための
    表象であった三代集時代の和歌のあり方と、宮廷サロンにおける男女の即興的やりとりが
    中心をなす『後撰集』の世界が、このように「をみなへし」を数多く歌によませることに
    なったというべきであろう。歌語の消長はそれぞれの時代における和歌のあり方と無関係
    ではないのである。

この分析は大変興味深いよね(〃'∇'〃) 紫式部は「一条朝」の人で『拾遺集』と同時代なわけだから、
「女郎花」を〈「女」に見立てて〉詠むことが、まさに「古歌の知識や詠作の理論」( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

さて、和泉式部に対する紫式部の身の程知らずの妄言すら全く批判せず、紫式部の書いてることは全て
正しいかのような訳注姿勢の紫式部マンセーな国文学者による本書、紫式部の当該歌をどう解釈・鑑賞
しているか、本書37~38頁の〈「女郎花」の歌〉の〈語釈〉を見て吃驚仰天∑( ̄ロ ̄|||)にゃんと!?

    「見るからに」は、見るとすぐに。見るや否や。「分[わ]き」は、人によって差別
    する意。分けへだて。道長の立派さと栄えを讃えつつ、わが身を謙譲したもの。この歌は、
    『紫式部集』に「朝霧のをかしきほどに、御前の花ども、色々に乱れたる中に、女郎花
    いと盛りなるを殿御覧じて、一枝折らせさせたまひて、几帳のかみより、『これ、ただに
    返すな』とて、たまはせたり」との詞書でみえる。また、『新古今集』(雑上)に
    「法成寺入道前太政大臣、女郎花を折りて、歌よむべきよしはべりければ/紫式部」
    として入集。

この歌の作者である紫式部が踏まえたであろう「古歌の知識や詠作の理論」に基づけば、「女郎花」は
〈「女」に見立て〉られてるはずで〈中宮彰子に仕える女房たち〉の隠喩なのは明らかなのに( ̄◇ ̄;)
肝心な「女郎花」「さかりの色」「露」について全く言及・説明がないじゃん∑( ̄ロ ̄|||)にゃんと!?

更に読み進めて、本書39頁の〈解説〉で謎は氷解( ̄◇ ̄;) 愛人説を否定したくての曲学か(ノ_-;)ハア…

    ・・・このくだりから、余計な色恋沙汰を読み取る必要はあるまい。池田亀鑑『紫式部日記』
    (昭和三十六年、至文堂)には、「紫式部日記は、中宮彰子讃仰の文学と云ってよかろう」
    とある。この適切な評言の「中宮彰子讃仰の文学」という箇所に補足させてもらうならば、
    「主人中宮と主家御堂関白家への賛仰と賛美の文学」となろう。本『日記』のこの原点を
    見落としてはなるまい。したがってこのくだりも、主家賛美の、うるわしき一環に
    ほかならない。

この歌の「女郎花さかりの色」は御堂関白家の繁栄を意味している、というのかよヒィィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
「古歌の知識や詠作の理論」に基づかないこの珍解釈で、宮崎莊平は愛人説を否定し続けられるけど、
その代償として、紫式部は「古歌の知識や詠作の理論」が欠如していることになっちゃうじゃん(^_^;)

再言するけど、紫式部は『紫式部日記』で和泉式部のことを「古歌の知識や詠作の理論などからすると、
本格的な歌の詠みぶりとは言えない」と酷評した以上、紫式部は自らを「古歌の知識や詠作の理論」の
持ち主と自負し、自身は「古歌の知識や詠作の理論」を踏まえて歌を詠んだはず(-"-) であるならば、
紫式部の歌は「古歌の知識や詠作の理論」に基づいて解釈・鑑賞されるべきであって、もし彼女の歌が
「古歌の知識や詠作の理論」を踏まえていないのなら、和泉式部評の同件も身の程知らずな妄言として
批判されるべきだわなオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*) これぞ、王手飛車取りの妙手オホホホホホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
王を守るためには飛車を捨てなければならないv( ̄∇ ̄)ニヤッ 紫式部は藤原道長の愛人という説を頑なに
否定し続けるなら、紫式部による和泉式部評を看過せず、むしろ紫式部こそ「古歌の知識や詠作の理論
などからすると、本格的な歌の詠みぶりとは言えない」と批判すべきだヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

タグ:和歌
コメント(16) 
共通テーマ:学問

コメント 16

センニン

こんばんは。
草履のように温めておいてくれる家来がいたらよかったですね。
ニャンを手懐けるとか。
by センニン (2019-02-11 20:32) 

middrinn

おぬし、尻の下に敷いてたな!と猫さんに(^_^;)
by middrinn (2019-02-11 20:34) 

そら

流石に最近は布団が冷たく感じますねぇ
子供の頃はコタツで温めてました(^^)
by そら (2019-02-11 21:26) 

middrinn

布団に入ってヒートショックあるかもヒィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
やはりコタツがあると色々と便利ですよねぇ(〃'∇'〃)
by middrinn (2019-02-11 21:28) 

ニッキー

かみさんは天然湯たんぽ(ニャンズw)と一緒に寝てるので
暑いし、重いそうです(⌒-⌒; )
私はいつも一人寂しく冷たい布団にくるまってるので
湯たんぽ買おうかな(*_*)
by ニッキー (2019-02-11 21:48) 

middrinn

圭太様たちが競って寝間着もプレスして温めているのかしら(^_^;)
お風呂についてくるようになったアル様を手懐けるのは如何(^_^;)
by middrinn (2019-02-11 21:52) 

ナベちはる

>寝床に湯タンポと一緒に寝間着も入れといて、着る直前まで温めておく
寝るときにはお布団の中も寝間着もポカポカなので、気持ちよく寝られますね♪
by ナベちはる (2019-02-12 00:25) 

middrinn

そーなんですよ(〃'∇'〃) 寝間着を着てヒートショックとか嫌ですから(^_^;)
by middrinn (2019-02-12 06:31) 

oko

ホント寒いですよね〜
私は早めにお風呂に入っちゃうので、
パジャマを温める時間も無く・・・・
しまむらやニトリで暖か布団カバーや
毛布など揃えたら以外に毎晩暖かく
寝られますっっ
by oko (2019-02-12 06:41) 

middrinn

暖か布団カバー_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
暖冬なんでしょうけど、日に日に
寒くなってるような気が(´ヘ`;)
by middrinn (2019-02-12 07:00) 

df233285

当時意味が判るの、天皇と大宰府の武者たちだけ?

皆でmiddrinnさんから、王手飛車取り喰らいましたねぇ。
 紫式部も藤原道長も。当時ろくにアフターケアもせずに、
孫世代の後一条天皇に、”オモチャ”を、あずけっぱなしで、
あとは皆で知らん顔をしたのが、敗因だったのかもしれません。
by df233285 (2019-02-12 07:28) 

middrinn

増川宏一『碁打ち・将棋指しの誕生』平凡社ライブラリーが
古本屋の50円均一コーナーにあって、次回買おうと思ったら、
無くなってたんですよ(-ω-、) 何故か思い出しました(^_^;)
by middrinn (2019-02-12 07:48) 

suzu*

実家に寝泊まりする晩は
姉さんが湯たんぽ使うてますが
先に1時間くらいはウチの布団に入れといてくれるねん^^
だけん寝る頃にはあったかぁ~~♪
ま、ウチはカカ様の反対を押し切り
薄めの羽根布団に炬燵布団を重ねて
それだけで寒さ知らずなのさぁ~( *`艸´)
↑カカ様は羽根布団の威力を知らぬ
by suzu* (2019-02-12 11:26) 

えくりぷす

私は、マットの要らない布団乾燥機で、温めてから布団に入ることがあります。布団も干さなくて済むし、一石二鳥かと思ったら、マット不要タイプは温めムラがあるし、電気代も…
まあ寒いのもあと1週間です。
ところで、昨日の記事で、みどりん様はMXではなにを見てるのでしょうか?
by えくりぷす (2019-02-12 11:40) 

middrinn

妹思いのお姉さまに貰い泣き(´;ω;`)ウッ…
羽根布団は威力あり、と___φ( ̄^ ̄ )メモメモ
suzu*様は猫さん湯タンポがあるかと(^^)
by middrinn (2019-02-12 12:00) 

middrinn

マットの要らない布団乾燥機を検索_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
でも、電気代がかかるなら拙宅はダメだぁ(ノ_-;)ハア…
えくりぷす様だけに、ナイショで教えてちゃうと、
MXで毎週視聴番組はルパン三世とクロスゲームの
再放送、昨日の記事のMXは「ブラックスワン」(^^)
by middrinn (2019-02-12 12:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。