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170914読んだ本

電気代が大幅に下がった(゚o゚;) 秋になったということかしら(´・ω・`) でも、今夏も結局エアコン
使わず乗り切っちゃったけど(^。^;) 来夏はエアコン使えるよう明日から部屋の片付けだ(^o^)丿オー!

【読んだ本】

杉本苑子『鳥影の関』上(中公文庫,1986)所蔵本
杉本苑子『鳥影の関』下(中公文庫,1986)所蔵本

また杉本苑子か!とガッカリした人? (^o^)丿ハーイ!ヾ(-_-;)スマン... メロン食べた後に舌に残ってる
みたいな感じで、『虹に立つ侍』の読了後に、角田喜久雄の別の長篇小説を読み始めたんだけどさ、
例によって面白そうなんだけど、どうにも話が暗すぎて、心が受け付けず、約20頁で初の挫折(+_+)
んで、本棚からテキトーにチョイスしたのが本書だけど、リハビリにぴったしの時代小説だった(^^)
歴史上の有名・無名の人物あるいは歴史の歯車の一部となった出来事を主題とした歴史小説ではない
(強いて言うならば、箱根関所[下巻の一部の章では尊徳二宮金次郎]を描いた歴史小説かな)(^^)
神谷次郎の下巻の「解説」は、箱根古文書を学ぶ会の会員による「箱根御関所日記書抜」に本作品は
負っている旨、杉本苑子の謝意を紹介しているし、また各登場人物のモデルも実在したんだろうけど、
時代小説かと(^^) だから、壮大な物語とかではなく、箱根関所で起きた事件を始め箱根を舞台とした
人間ドラマを描いた作品なので、(角田喜久雄作品とは対照的に)ゆったりとしたペースで心地好く、
愉しく読めた(^^) 勿論、杉本苑子作品ゆえ、箱根関所や報徳仕法に関する説明は興味深く、へぇ~
へぇ~と学ぶことも多く、他方で、ストーリーはドキドキ(ワクワク?)、時にハラハラさせられる
展開もあり、ストーリーテラー健在という感じ(^^) 謎も提示・示唆されるも、ソレで引っ張るわけ
でもなく、作品の結末が近くなるにつれ真相が明かされ始めて、最後の最後で急転直下という感じで
(新聞連載だったからか?)、思いもよらぬ真相(正体)には主人公ともどもびっくりだった(゚o゚;)
時代は家斉将軍の天保5年、主人公・天野小静(幼児の孫娘もいる42歳だが、実際の年より5、6歳は
若く見える由)は、夫の天野民部が亡くなって一年が経ち、「人見女」なる役職を依頼されるところ
から物語は始まる(^^) 箱根関所は「出女」改めの重責が課されてて、「出女」に対する身体検査役
として特に配備されてるのが「人見女」(^^) そこから、色々な事件、ドラマが起こるわけよ(^。^;)
杉本苑子の長編小説としては代表作あるいは傑作ではないけれど、小生好み、好い作品だった(^^)v
ただ、本書の唯一最大の欠点は、箱根(小田原から三島まで含む)の地図が載っていないこと(-"-)
今日も日中は30度を超え、ちょっと歩き廻ったせいか疲れちゃってて、上手くメモれなかったm(__)m

とりあえず何とか書き上げた^_^;
タグ:歴史 小説
コメント(2) 
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コメント 2

ぽちの輔

我が家は電気代よりもガス代が減りましたね。
湯を貯めずに短時間のシャワーで済ませてたら
1/3ぐらいになりました^^
by ぽちの輔 (2017-09-15 06:11) 

middrinn

遣り繰り上手のぽちの輔様、
本領発揮ですね(^^)
by middrinn (2017-09-15 06:39) 

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