SSブログ

170829読んだ本

今夜からUCが再び始まるの楽しみだけど、マリーダさんの死なないヴァージョンあればいいのに(..)

【読んだ本】

杉本苑子『平家物語を歩く』(講談社文庫,1985)所蔵本

「平家の勃興」と「平家の栄華」の両章を読んだ(^^) 本書「あとがき」によれば、二十年以上前に
淡交新社から出した『カメラ紀行 平家物語』から文章のみを独立させて文庫化した由(^^) 旅行者の
ためのガイドブックではないのだから、という講談社の勧めで旧態のまま出したそうだが、巻末には
本文で言及された寺などへの交通案内の「ガイド」があり、本文に「編集部で適宜挿入」した講談社
資料センターの写真は「従って本文の記述と多少異なるところがあります。」と断り書きされてるし、
巻末の地図も文庫サイズで見にくい(..) んなわけで、コンセプトがイマイチはっきりしない本(+_+)
「晩年、重盛ははなはだしい厭世観にとらわれた。病弱のせいもあったろうが、平家物語に登場する
多くの人々の中で、この事実は、ひとつの特色をおびている。/・・・戦いに負けたから自殺する
とか、我が子が討たれたから出家するといったたぐいの厭世観ではなく、物質にも栄誉にも愛にも、
じゅうぶん満たされながら味わっている絶望感なのである。/・・・栄華のまっただ中で世を厭うた
のは、平家物語中、男性ではこの重盛、女性では仏御前の二人だけだ。」_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 仏御前は、
杉本苑子『対談 にっぽん女性史』(中公文庫,2008改版)を前に読んだ時に言及済__φ( ̄^ ̄ )メモメモ
「ガイド」にも出てくる場所は、六波羅蜜寺、若一神社、仁和寺、白河院址、祇園女御塚、(小松谷
御坊)正林寺、祇王寺(^^) なお、「祇」という字は両方とも本書と違うけど見つからなかった(..)

マジで暑い(+_+) PCも熱い(+_+)
タグ:歴史 紀行 古典
コメント(0) 
共通テーマ:

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。