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170821読んだ本

横たわる 蝉見て明日は 我が身かな               みどりん詠める(´・ω・`)  

【読んだ本】

角田喜久雄『姫夜叉行状記』(春陽文庫,1988改装)所蔵本

読了(^^) くちなし長屋に住んでるため、くちなし小町と呼ばれる美女お多加は、料亭「伊勢松」の
仲介で、お姫様のような恰好をさせられた上で寺に墓参りするというバイトをやることになる(@_@)
寺の障子の隙間からお多加の容姿を確認するかのように凝視する目もあり、如何にも怪しげだけど、
長患いの母と2人暮しのお多加は依頼通り10日間続ける気でいる(;_;) お多加は今年19の厄だから、
厄があけたら、恋人の御用聞き・長次郎と一緒になるつもりなので、そのためにも少しでも稼いで
おきたい健気な女心(;_;) 長次郎とお多加のラブラブぶりが堪らん^_^; 長次郎と子飼いの子分・
勘太の息の合った漫才コンビの如き掛け合いも愉しい(^^) お多加の身を案じて奔走する長次郎が
「伊勢松」のおかみ・お蝶に翻弄されまくるところも好い(^^) お蝶は好みのキャラなんだが、登場
シーンが少なかった(..) 長次郎はお多加への想いが強すぎて何度も危うい場面に^_^; 誰が敵なのか
本書の半ば近くまで分からないんだけど、テンポがいいので一夜で半分近く読めた(^^) ただ、本書
半ばで事件の真相・問題の構図が明かされちゃうし、敵役が小人物な一方で、主人公も・・・でも、
切り札的存在が(゚o゚;) あと、最後のクライマックスでハラハラしながら読んでいるのに、最終章の
見出しが目に入り・・・おい、小池!o(-`д´- o)プンプン! 角田喜久雄作品の中ではソフトなので、
ポプラ社から出てても驚かないストーリー^_^; とまれ、本作品でも愉しい時間をありがとうm(__)m

午前中から昼過ぎと久しぶりに歩き廻って、ちかれたびー(+_+)
タグ:小説 歴史
コメント(2) 
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コメント 2

ぽちの輔

お腹出して転がってても
指でつつくといきなり飛んだりしますからねぇ^^;
by ぽちの輔 (2017-08-22 06:46) 

middrinn

その後、何かをかけられたりしたら、
まさに死んだふり作戦ですね^_^;
by middrinn (2017-08-22 07:05) 

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