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170807読んだ本&買った本

[左斜め下]犯人はコイツと図書館の本に落書きするのとブログでネタバレ書くのはどっこいどっこいかと(..)

【買った本&読んだ本】

角田喜久雄『怪異雛人形』(講談社大衆文学館文庫コレクション,1995)

今日も夜明け前に目が覚め、PC起動して受信したメールを開くも画像はダウンロードできず(@_@)
不審に思いつつネットを見ようとしたが、ページが開けないぞ(゚ロ゚;) グーグルさんは開けたので、
プロバイダーの障害発生情報を調べると、東京都の一部に発生してたので、ウチもそうかもと諦め、
朝食を済ませて昼寝することに(..) でも、寝付けず、仕方なく漫画を読んで無駄に過ごした(+_+)
10時前に再挑戦も状況は変わらず、PCのネットワーク診断に従って、チョコチョコいじったら、
原因不明なままだが何とか問題は解消した(^。^;) んなわけで、今日は読書時間を確保できず(;_;)
しかも、やっと届いた本書だけど、短篇集のはずが、冒頭の表題作は約100頁もあるじゃんか(゚o゚;)
寝不足でも暑さで眠れなくて困ってるわけで、角田喜久雄の長篇に手を出したら死んじゃうと思い、
ネットで見る限り評判が非常に良い本書を注文したのにさ(..) とりあえず、今日は巻末エッセイの
山村正夫「思い出に鮮烈な新宿での一夜~角田喜久雄先生を偲んで」と、縄田一男「人と作品 角田
喜久雄」を読んだ(^^) 山村のは角田喜久雄の人柄などが分かり、非常に興味深かった(^^) それに、
「角田先生の名前を挙げても、近頃の若い作家や読者は馴染みが薄いかもしれないが、戦前、戦後を
通じての探偵小説と時代小説の両分野における華々しい執筆活動は、年配者ならよくご存じなのでは
ないだろうか。・・・講談社の元編集者で若い時分、先生の担当だったという原田裕氏の話によると、
戦後まもなく石川達三、丹羽文雄、舟橋聖一などの著名作家の原稿料が、一枚千二百円だった頃に、
角田先生のそれは、何と三氏の二倍の二千四百円だったということだ。」にはびっくり(゚ロ゚;)マジ!?
とはいえ、小生の世代ですら石川、丹羽、舟橋は文壇の大御所として君臨してたけど「超人気作家」
として現役だったとは言い難く、今や石川、丹羽、舟橋も「近頃の若い作家や読者は馴染みが薄い」
存在なんだろうな(´・ω・`) 縄田のは本書収録作品に言及した部分以外を読んで、非常に得るもの
が多かった(^^) 角田喜久雄は「・・・小さい頃から記憶力抜群で、労せずして成績優秀、夏休みの
終わり頃になって記録もなしに宿題の絵日記を一ヵ月分、まとめて書いてしまったというエピソード
等は、はやくも彼の緩急自在の小説作法を思わせないでもない。」には、さもありなんって感じ^_^;
「・・・生類憐みの令が敷かれている元禄期をGHQ占領下の日本と重ね合わせ、その反骨ぶりを
示した『緋牡丹盗賊』(昭和二十四年~二十五年)・・・」とは気付かなかったわm(__)m てゆーか、
小生が読んだのは1991年改版の春陽文庫ゆえ初出情報未記載^_^; 「番町の姫君」こと、お京さまは
ツンデレで可愛かったなぁ(^。^;) 「・・・伝奇小説の正否の鍵を握るのは、二枚目の主人公よりも、
実はいかに魅力的な敵役をつくり得るかにかかっているのではないか。」には、我が意を得た感(^^)
だけどさ、この縄田の解説は角田の某代表作(小生未読!)の内容を紹介し過ぎててネタバレ(+_+)
比較対象として挙げたシムノン『男の首』について「ミステリーなので、正体を明かすわけにはいか
ないが、・・・」としながら、角田の某代表作の主要登場人物の〈正体を明かす〉のは何なの(-"-)
「・・・角田喜久雄は、伝奇小説の中にミステリアスな謎と怪奇なムードを取り込んだ点にその特色
があったといえるだろう。」と評してるんだから、〈ミステリー〉でもあるわけだろうが(`д´ ヽ)
ネタバレはこれから読もうとする者の愉しみを奪うぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!! 他者への配慮
もできないということは、読書は人を成長させないのか(+_+) 読書には想像力が不可欠だからね(..)
ちなみに本書は値下がり中だったけどギフト券使って110円で、また「可」だけど悪くなかった(^^)

一面見出し「横ばい」、同本文「ほぼ横ばい」、三面本文「下落に歯止めはかかった」と朝日朝刊^_^;
タグ:評論 小説 随筆
コメント(2) 
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コメント 2

ぽちの輔

原因不明は一番困るパターンですね^^;
by ぽちの輔 (2017-08-08 07:16) 

middrinn

全くですよぉ~(+_+)
再発防止策も立てようがないし、
トラブル解決の方法を1つ学んだだけでした^_^;
by middrinn (2017-08-08 07:23) 

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