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170418読んだ本

ゆみくじでの巫女さんの喜びようを見ると当たったポイント以上に何か嬉しく思えてくるよ^_^;

【読んだ本】

角田喜久雄『恋慕奉行』下(春陽文庫,1990新装)所蔵本

寝不足で死にたくはないので何晩か休読日を設けたために時間はかかったけど読了(^^) 以下は、
思い付くまま覚書^_^;「上巻で謎も解けて敵の正体・目的・動機も判明しちゃった」と書いたが、
敵がもう一人いたの忘れてたし、下巻に入ると新たな謎の人物が出現^_^; 敵が目的とするブツは、
柴田錬三郎の真田十勇士(すがやみつる or 本宮ひろ志の漫画版のことで、柴錬の文春文庫2冊は
持ってるけど未確認)にも出てくるから、伝奇時代小説では結構ポピュラーな設定なのかしら(..)
wikiによれば「半九郎四部作」の第一作目に当たるらしいが、水木半九郎は主人公なのかなぁ^_^;
上巻から狂言回しの如く要所要所で現われヒントを授けてくれる人物が鍵かと思って読んでたけど、
上巻カバーそでにあるように〈「大岡政談」に新機軸を拓いた・・・」〉といった感じだった^_^;
アマゾンのカスタマーレビューの言葉を借りれば、まさに「ジェットコースター」のような展開で、
救われそうと安心したら再び罠に落ちるの繰り返しで、読み手を何度も翻弄してくれるからね^_^;
読み始めたら止められない理由として、入院中に読んだ松本清張の文庫本で気付いて指摘した点が、
この文庫本にも当てはまった(^^) しかも、この文庫本は章見出しの活字が本文と大きさがほとんど
変わらない上に前後も一行しか空いてないから、ざっと見た限りでは、どこから次の章かが分らず、
切りのいいとこまでにしようとしても出来なかった^_^; 不思議なのは、wiki情報だと、この作品は
新聞連載だったらしいが、新展開の連続や登場人物の多さに読者は毎日ついていけたのかしら(@_@)
小生は何度か前の頁を見直すことできたわけだけど、新聞小説の愛読者は毎日保存してたのかな^_^;
この作品の続篇の執筆依頼を当時新聞記者だった司馬遼太郎がしたことがwikiに出てるから、人気が
あったことは間違いなさそうだけど^_^; 個人的には『寝みだれ夜叉』の方が巻措く能わざるという
感じだったし、『まぼろし若衆』の方が面白かったなぁ^_^; 理由ははっきりしてて、この作品は、
ストーリーのキモである謎のほとんどが透けてた、てゆーか、見通せたことが1つで、もう1つは、
キャラが立ってなかった(..) 敵役は魅力が無いし、ヒロインは木偶の坊で、脇役っぽい人物の方が
化けそう^_^; 個人的には、「お妻さん」が気風も良く、シリーズヒロイン化してほしかったな^_^;

夜中に目が醒めるわ、朝も早く起きてしまうわ、と寝不足で死にそう(+_+)
タグ:小説
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