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170330読んだ本

「取り寄せ」だから来月発送で再来月支払になると予想し注文したら「発送手配完了」<(゚ロ゚;)>ノォオオオ!
そんなことは露知らずキューピーコーワゴールドα-プラス4946円を4451円で買っちゃったじゃん(+_+)
♪4月は金無くて本が買えぬぞ~本が買えぬ買えぬぞ~本が買えぬぞ~と口遊むみどりんであった(;_;)

【読んだ本】

角田喜久雄『振袖地獄』(春陽文庫,1990改装版)所蔵本

いつも文庫本選びの際の参考にさせて貰っている「絶版文庫書誌集成」に載ってた本書紹介文(現物の
カバーそでの紹介文は少し違ってた)から、期待せずに注文購入したわけだが、予想と違ったというか
角田喜久雄ゆえ予想通りというべきか、面白すぎて巻措けず、寝不足で殺す気かよぉと悲鳴を上げつつ
一気に読了してしまった本書^_^; 最初の頁に「闇太郎事件のあった年からもう十二年たっている。父
一兵は、すでに四十を幾つか越したはずだし、母のお霜も、もう三十七、八のはず、当時、母にお人形
をせびったあどけない童女だったおみやも、あけて十七の春であった。」とあって、巻末の春陽文庫の
「既刊目録(時代編)」で調べると、角田喜久雄の作品群の中に『闇太郎変化』があったので、コレの
ことかしらと思いながら、戻って本書を読み進めてくと、「景元は、かつて、北町奉行の職にあった。
『闇太郎変化』の事件のあったのはそのころのことだが、・・・」と確認(^^) おそらく時代伝奇小説に
分類されるんだろうけど、伝奇的な要素は少なかった^_^; 小生の感覚では、終わり近くになり初めて
「きっきっきっきっ・・・・・・」と「怪鳥[けちょう]のような奇妙な声」がするぐらいから、少し
伝奇小説っぽくなるぐらいで、この作品は基本的に推理小説、ミステリーだと思うね(^^) 例によって、
次から次へと謎が示されて、読み手をぐいぐい引っ張っていく角田喜久雄のストーリーテラーぶり(^^)
計算され尽くしたように伏線も次々確実に回収するだけでなく、よく作り込まれた設定に脱帽m(__)m
大活躍で魅力的なヒロインおみやだが、その「小坂流吹き針という、奇妙な武術の心得」には、何度も
唸らされた(゚o゚;) 何より「紫のお高祖頭巾に、目もあでやかな振袖姿」の「振袖お柳」のメチャ魅力的
なこと(^^) お柳と吉蔵の会話シーンなんか実にいいね(^^) ネルソン・デミル『アップ・カントリー』
の主人公とヒロインの軽妙なやりとりを髣髴とさせたわ^_^; 角田喜久雄はキャラ造型の天才だな(^^)

門馬忠雄『外国人レスラー最強列伝』(文春新書,2016)

仙豆みたいに服用したら「一瞬にして全快」かしら^_^; 朝日朝刊の内館牧子寄稿の「表情を変えず、
痛いと言わず、一徹で、昔の日本人を思わせる。」との評、てるるの方こそ当てはまったじゃん(;_;)
タグ:小説
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コメント 2

ぽちの輔

年度末で売り上げが少しでも欲しかったのでしょうかね^^;
by ぽちの輔 (2017-03-31 07:26) 

middrinn

ですよねぇ~^_^;
世の中なかなか思い通りにいかないものです^_^;
ぽちの輔さんが買われたコーヒーメーカー、
非常に良さ気ですね(^^)
by middrinn (2017-03-31 18:39) 

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