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161204読んだ本

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【読んだ本】

角田喜久雄『寝みだれ夜叉』下巻(春陽文庫,1990新装)所蔵本

昨夜読了^_^; 「怪物男」とは誰かが判明しても、また次々と関係者が知っていることを告白しても、
事件の真相や全体像は謎のまま、ぐいぐいぐいぐいと最後の最後まで読み手を引っ張る、引っ張る(^_^;)
絶体絶命と思ってたら、(紀州家による始末の付け方はどーよ、と思わぬでもないが)大逆転の結末と
予想外の真相(゚ロ゚;)エェッ!? ある箇所で不審に思ったけど、登場人物と一緒に巧~く誘導されてしまい、
「影さま」の正体が判明してから、当該箇所を読み返したら、もう一つヒントがあったことに気付き、
著者の構成力に脱帽m(__)m 著者のストーリーテラーぶりが発揮されてて最後まで読み飽きなかったし、
今年の国内ベスト長篇小説は本書に決定(^^)v でも、こんなに面白い時代小説なのにネット上に感想が
一つしか見当らない(..) それどころか、「角田喜久雄 寝みだれ夜叉」で検索すると、「角田喜久雄
寝乱れ夜叉 ではありませんか?」と出る(-"-) この新装版は2刷(下巻)まで5年4ヵ月を要してるし、
8月に新品で注文の上巻も新装第5刷2008年10月20日発行・・・売れ行き悪っ(;_;) 春陽文庫だからか^_^;

久保田淳『新古今歌人の研究』(東京大学出版会,1973)

井上宗雄『平安後期歌人伝の研究』(笠間書院,1978)

石田吉貞『藤原定家の研究[改訂版]』(文雅堂書店,1969)

既に実はほとんど採ってしまった柚子の木に今朝メジロが2羽(..)

[追記161204]

欠落を補う^_^; 角田喜久雄のwikiに司馬遼太郎が「大阪新聞」文化部記者とあるが、産経新聞だろ^_^;
・・・と思ったら、間違いではないんだな(゚ロ゚;) きちんと確認せず、早とちりしてしまいましたm(__)m

タグ:小説
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