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240215読んだ本

ネットより297円安値をブックオフで見てしまった昨日は血涙のバレンタイン・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;SEED?
浅見和彦&伊東玉美(訳注)『新版 発心集 下 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫,2014)、ネットで
購入時の最安値は1177円(送料込)だったのに、880円だよ(´;ω;`) でも、こんな屑本、880円では
買わんわな(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2024-02-03 )C= (-。- ) フゥー
2日前に買った189円の古本(240213買った本)は、専門家には一顧だに値せぬ代物だったみたい(^_^;)
そりゃそうだよね(^_^;) 189円を何とか取り戻さなきゃ(^_^;)ヾ( ̄o ̄;)オイオイまた無駄遣いになるぞ!

【読んだ本】

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

今回(前回⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2024-02-11 )は、韋応物の「聞雁」
(雁を聞く)から「故園渺として何れの処ぞ」(^_^;)

    故園渺何處 故園渺[びょう]として何れの処[ところ]ぞ
    歸思方悠哉 帰思[きし]方[まさ]に悠[おも]う哉[かな]
    淮南秋雨夜 淮南秋雨の夜[よ]
    高齋聞雁來 高斎[こうさい]雁の来[きた]るを聞く

     ふるさとは遙かに遠くて、どのあたりなのかもわからない。帰りたい思いが、
     いま、しきりにつのってくる。この淮南の秋雨の降る夜、官舎の高楼で雁の
     鳴き渡って行く声をきいているいま、望郷の思いはつのる。

本書は井伏鱒二による訳詩、「悠哉」の「古い用例」として『詩経』周南の「関雎[かんしょ]」も
引いているけど、前野直彬(注解)『唐詩選 (下)』(岩波文庫,1963)から、「悠哉」の語釈と、
第二句の訓読文&訳を引く(@_@;)

    深く思うことの形容。「詩経」周南、関雎の詩に「悠なる哉悠なる哉、輾転反側す
    (眠れずに寝がえりばかりうつ)」とあるのにもとづく。

    帰思 方に悠[ゆう]なる哉

    帰心は今やはてしなく、眠ることもできぬほどである。

植木久行『唐詩歳時記』(講談社学術文庫,1995)も「帰思 方に悠なるかな」とするが、どちらが
いいかな(@_@;) ちなみに、前野直彬・前掲書は第一句も「故園 渺として何処[いずく]ぞ」と
訓読(@_@;) なお、第四句の訳の雁に、前野直彬・前掲書は「(北方、ふるさとの方から来た)」
と、植木久行・前掲書は「飛来した」と、それぞれ説明的補記をしてる〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
タグ:古典 中国
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

ネット比、297円安なので「チョコっと」安いと(笑)。
淮南の地なら秋雨でも(南なので)暖かい気もしたり。
by tai-yama (2024-02-15 23:19) 

middrinn

「配送料・手数料」相当額かな(@_@;)
韋応物の滁州刺史時代の作の由(^_^;)
by middrinn (2024-02-16 05:13) 

df233285

商品種が書籍ほど多くは無い、某業界某ディスカウントショップで。

以下、数値の差が莫大なので、常用対数で値段円を表現すると。

2.0から3.0まで同一、中古の古品で商品管理者がオンライン
社内Lanで、気分で値段を付けてと疑われている某チェーン店で。
 同一型番商品で、2.477と、値札付け忘れの品計2品が昨日
在った。そこで、店舗内値札管理担当に客として当方は、値札落ち
品の価格を尋ね、2.70の値を「オンライン社内Lan検索」で
付けたので、本ブログの「安い方の書籍、先に完売」トラブル等を
思い出し、

ただちに蹴っ飛ばした上で、2.477の品だけ、これ見よがし
に昨日購入。

スカッとしたので、リベンジの更なる購入の気分無し。
 NET購入とは異なり、店舗現物購入の場合、このようなパフォー
マンスを客が出来るので、ストレス発散の爆買いは少なくなるはず。
by df233285 (2024-02-16 09:44) 

middrinn

本の内容的な価値と無関係なネット市場の相場も困ったものですが、
「気分で値段を付け」られるのも(^_^;) 値切れたりして(^_^;)
by middrinn (2024-02-16 15:12) 

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