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230109読んだ本

エアコン室外機の上で寛いでいた猫が後ろに寄りかかろうとして壁との間に落っこちそうになって
落ちまいと必死に爪を立てるも結局は落ちちゃった一部始終を眺めてて爆笑したのが今年の初笑い
だけど、猫はムッとして小生の眼の前でウチにおしっこをかけてから脱兎の如く逃げてった(^_^;)

【読んだ本】

武藤禎夫(校注)『元禄期 軽口本集 近世笑話集(上)』(岩波文庫,1987)所蔵本

本書に収録されている『軽口御前男』の巻之三の二「故事付[こじつけ]の名」を(繰り返し符号は
用いずに)引く(ノ_-;)ハア…

    大和国吉野あたりに、娘二人持ちける人、寵愛のあまり、姉の名を「しきぶ」と付け、
    妹を「とちぎり」と呼びける。ある人いはく、「こなたの姉娘しきぶは聞へましたが、
    妹をとちぎりとはいかが」と尋ねければ、「をのをのは、謡御存じないと見へました。
    それは文盲なり。井筒の謡[←世阿弥作の能の由]に、ありありとしるしおかれた。
    紀の有常の娘は並びなき美人ゆへ、業平、心をつくされしよし。我等が娘も、あつぱれ
    劣るまじき存じよりにて、とちぎりと付け申し候」といふ。「して、その井筒の謡は」
    と問へば、しさいらしく、「『その頃は紀の有常の娘とちぎり』と謡ひます」と
    いはれた。

〝栃霧〟あるいは〝栃桐〟といった有名人がいたっけか?と一生懸命に考えながら読んでいたから、
〈「娘と契り」を、とちぎりという名の娘と錯覚。〉というオチには凄い脱力感が(´ヘ`;) 先日の
「泉南の利休」(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-01-04 )はまだしも、
こーゆーのは小生は面白くも何ともないので全く笑えないんだけどね〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
タグ:笑話
コメント(6) 
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コメント 6

tai-yama

北九州の成人式みたいに"ぶっちぎり"な人かと思ったり(笑)。
きっと猫さんは、ねころんだと・・・・
by tai-yama (2023-01-09 22:59) 

ナベちはる

初笑い、面白いものが見られたのですね。
ただ、おしっこをかけられたのは災難ですね…((+_+))
by ナベちはる (2023-01-10 00:57) 

middrinn

北九州には暴走族や走り屋がまだ生息と、
tai-yama様はおっしゃるのかな(^_^;)
ぶっちぎり姫とかチームにいそう(^_^;)
小生の方は笑い転げましたけどね(^_^;)
by middrinn (2023-01-10 07:12) 

middrinn

小生の方はエアコン室外機の前に立って見ていたので、
ナベちはる様、助けようとすれば助けられたかもしれ
ないのに爆笑するだけだったので怒ったのかも(^_^;)
それで、おしっこをかけて八つ当たりしたかと(^_^;)
by middrinn (2023-01-10 07:38) 

df233285

昨日9日の小生のブログ記事によれば。関東の猫は、
日本の古代に宇宙探査機に乗ってやってきた、宇宙人
の子孫かもしれませんので、棚から落っこちても
むやみに笑ってはいけないのかもしれないと思います。
その頃は空気吸うと死んだのか? ボンベのホースの
先を咥えているみたいですけどね。
by df233285 (2023-01-10 08:06) 

middrinn

数年前に発見されたナスカ地上絵には猫のようなものがありましたけど、
酒井傳六『エジプト学夜話』(青土社,1997新装版)に「第十七話 猫は
救済者であった」とある如く宇宙から来たから神になったのかも(^_^;)
なお、この猫は小生に懐いており、その後もスリスリしてきます(^_^;)
by middrinn (2023-01-10 09:06) 

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