ロシア語スパムの多さはSo-netがかつてカスペルスキーを推奨してたことと関係あるのかね(@_@;)

【読んだ本】

飯島虚心(玉林晴朗校訂)『浮世絵師歌川列伝』(中公文庫,1993)所蔵本

歌川広重に桜の花を描きながら画賛は秋を詠んだ漢詩文という謎の作品があるが、内藤正人『アート
・ビギナーズ・コレクション もっと知りたい 歌川広重 生涯と作品』(東京美術,2007)などは何の
疑問も感じてない様子(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-08-02 )( ̄◇ ̄;)
しかも、その画賛(ネタ元は『和漢朗詠集』)には誤記があるのに指摘してる人を見たことがなく、
制作者(歌川広重ら)も鑑賞・解説者(内藤正人ら)も漢詩文を理解できぬ無学無教養ぽい(@_@;)

    ・・・/按ずるに、広重は幼より画道に志し、文学はふかく修めざるもののごとし。
    かの旅日記中にも往々文をなさざるところあり、且誤字多く、文字もまた甚だ拙なり。
    ・・・

本書の「歌川広重伝」に斯く記され、画賛も広重の筆なのか(@_@;) 能書によるものなら日本の書家
は「無学」説(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-01-16 )を裏書き(^_^;)

・「一読驚嘆」と題する巻末エッセイで高橋克彦が「研究論文顔負けの内容の深さだった。」と評した
 一ノ関圭『茶箱広重』(小学館文庫,2000)、次の台詞を見ると所詮は漫画オホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-03-04