210323買った本&読んだ本
読書の厄介なところは、節約のために図書館で借りた本が欲しくなることである〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)
【買った本&読んだ本】
駒田信二『近代奇人伝』(旺文社文庫,1986)
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」を394円で20日注文し23日届く〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)
コンディション説明文はテンプレ(2種類あり、前は同じ「良い」でも「非常に良い」に近い「良い」
と「可」に近い「良い」にそれぞれ対応してたが、最近は対応せず)ゆえ略〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)
幕末には奥儒者、騎兵奉行、維新後は「朝野新聞」の主筆として反骨を貫き、
鋭い皮肉を飛ばしつづけた風流文人、
成島柳北(一八三七──一八八四)
北海道から台湾まで二十年間謎の旅をつづけ、写真屋になったり清水次郎長の養子に
なったりした万葉調の歌人、
天田愚庵(一八五四──一九〇四)
薩摩藩の先覚者で、維新後は政商として活躍し、造船、紡績、鉱山などの業をおこし、
株式取引所、商業会議所などの創立に尽力した明治初期の実業家、
五代友厚(一八三五──一八八五)
陸軍の諜報員として大陸へ渡り、漢口に開いた薬品と雑貨の店を拠点に、幅広く
諜報活動をし、清国と共栄するという独自の興亜論を主張した、
荒尾精(一八五九──一八九六)
高等師範学校長で、嘉納塾と講道館とを運営する一方、清国人留学生の教育に
力を尽くした柔道家、
嘉納治五郎(一八六〇──一九三八)
日本海上の無人島「竹島」を、一人で運動して日本領土に編入した
「リャンコの中井」こと、
中井養三郎(一八六四──一九三四)
牛肉店「いろは」二十数店を経営した木村荘平、その三十人の子のうちの四男で、
愛欲に沈淪した末、田園に隠棲し、自著の上梓を前に自殺した作家、
木村荘太(一八八九──一九五〇)
付
ビール王といわれた馬越恭平(一八四四──一九三三)と明治財界の大立者たちが、
物産会社社長益田孝(一八四八──一九三七)の相談役ロバート・アーウィン
(一八四四──一九二五)の提唱で「素破賓」という情事をして戯れたことを
記した艶書「梅女聞書抄巻二」の話、
小説 明治三十三年の素破賓[スワッピング]
あとがき
駒田信二は中国文学者・作家だが、中国以外の列伝も手掛けてて、何回か取り上げて次の結論(@_@;)
澁澤龍彦の『世界悪女物語』(河出文庫,1982)と駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)は、
その中の何篇かは文章が酷似しており、「①一方が他方を剽窃した ②共通の種本から2人とも剽窃した
③一方が他方のゴーストライターを裏で務めてた ④駒田信二と澁澤龍彦は実は同一人物だった、の
どれか(@_@;)」として、検証の結果、「どうやら、ともに種本から剽窃したか、種本を剽窃した
澁澤(1964年刊の桃源社版単行本)から駒田は剽窃したか、どちらかっぽいな(+_+)」と結論(@_@;)
【買った本&読んだ本】
駒田信二『近代奇人伝』(旺文社文庫,1986)
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」を394円で20日注文し23日届く〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)
コンディション説明文はテンプレ(2種類あり、前は同じ「良い」でも「非常に良い」に近い「良い」
と「可」に近い「良い」にそれぞれ対応してたが、最近は対応せず)ゆえ略〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)
幕末には奥儒者、騎兵奉行、維新後は「朝野新聞」の主筆として反骨を貫き、
鋭い皮肉を飛ばしつづけた風流文人、
成島柳北(一八三七──一八八四)
北海道から台湾まで二十年間謎の旅をつづけ、写真屋になったり清水次郎長の養子に
なったりした万葉調の歌人、
天田愚庵(一八五四──一九〇四)
薩摩藩の先覚者で、維新後は政商として活躍し、造船、紡績、鉱山などの業をおこし、
株式取引所、商業会議所などの創立に尽力した明治初期の実業家、
五代友厚(一八三五──一八八五)
陸軍の諜報員として大陸へ渡り、漢口に開いた薬品と雑貨の店を拠点に、幅広く
諜報活動をし、清国と共栄するという独自の興亜論を主張した、
荒尾精(一八五九──一八九六)
高等師範学校長で、嘉納塾と講道館とを運営する一方、清国人留学生の教育に
力を尽くした柔道家、
嘉納治五郎(一八六〇──一九三八)
日本海上の無人島「竹島」を、一人で運動して日本領土に編入した
「リャンコの中井」こと、
中井養三郎(一八六四──一九三四)
牛肉店「いろは」二十数店を経営した木村荘平、その三十人の子のうちの四男で、
愛欲に沈淪した末、田園に隠棲し、自著の上梓を前に自殺した作家、
木村荘太(一八八九──一九五〇)
付
ビール王といわれた馬越恭平(一八四四──一九三三)と明治財界の大立者たちが、
物産会社社長益田孝(一八四八──一九三七)の相談役ロバート・アーウィン
(一八四四──一九二五)の提唱で「素破賓」という情事をして戯れたことを
記した艶書「梅女聞書抄巻二」の話、
小説 明治三十三年の素破賓[スワッピング]
あとがき
駒田信二は中国文学者・作家だが、中国以外の列伝も手掛けてて、何回か取り上げて次の結論(@_@;)
澁澤龍彦の『世界悪女物語』(河出文庫,1982)と駒田信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)は、
その中の何篇かは文章が酷似しており、「①一方が他方を剽窃した ②共通の種本から2人とも剽窃した
③一方が他方のゴーストライターを裏で務めてた ④駒田信二と澁澤龍彦は実は同一人物だった、の
どれか(@_@;)」として、検証の結果、「どうやら、ともに種本から剽窃したか、種本を剽窃した
澁澤(1964年刊の桃源社版単行本)から駒田は剽窃したか、どちらかっぽいな(+_+)」と結論(@_@;)
大昔、澁澤龍彦という人は黒魔術とか魔女とかなんでこんなによく知っているんだろうと思っていました。ところが、平凡社ライブラリーの「魔法」(カート・セリグマン)を読んだらけっこう似たような話が。もしかして原本を読んで・・・(^^;
by アニマルボイス (2021-03-23 22:33)
自著を売る為に図書館とタイアップする作者も居たり(笑)。
五代友厚=ディーンフジオカでブレイクするとは思わなかった
だろうなと。
by tai-yama (2021-03-23 22:39)
図書館に行けば無料で読めるものの、そこまで行く労力を考えると…「時は金なり」の部分も少なからず絡みそうです(^^;
by ナベちはる (2021-03-24 00:57)
当時は洋書もメチャ高かったのに、澁澤龍彦があれだけの洋書を持ち得たのは、
アニマルボイス様、今話題(なのか?)の澁澤一族だったからですかね(@_@;)
by middrinn (2021-03-24 06:02)
そもそも図書館に入るのは利用者のニーズも見越してかと(^_^;)
tai-yama様、ドラマを始めTVを視ないので、ディーン・フジオカ
なる方もYahoo!ニュースの見出しで名前を見かけた程度(^_^;)
by middrinn (2021-03-24 06:08)
たしかに「時は金なり」ですしね(^_^;)
ナベちはる様、お財布と常に相談(^_^;)
by middrinn (2021-03-24 06:11)
欲しくなるのは仕方ない!
それだけ面白いからですもんね(^^)
by そら (2021-03-24 06:45)
そうなんですよねぇ(^_^;) 手元に置いておきたくなります(^_^;)
by middrinn (2021-03-24 06:47)