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200504読んだ本

虚偽説明を反省し馬鹿正直に答えて「犬が心配だった」と(゚ロ゚;)ヾ(-_-;)馬鹿正直どころか馬鹿だろ!
他人の家の門扉の前でオシッコや糞をさせてく飼い主も結構いるしなヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカイヌシガァ!!

【読んだ本】

『ビアズリーと世紀末展』(1997年)所蔵本

「有名なビアズレーの挿絵をすべて収録。」と表紙カヴァーにあるワイルド(福田恆存訳)『サロメ』
(岩波文庫,1959)の巻末の「解題」で、「揷繪とは言つても、いづれも作品の筋や性格を追ふもの
ではなく、ワイルドの『サロメ』に想を得たビアズレー獨自の作品であり、中には作者のワイルドを
嘲笑して戯画化したものまである。しかし、内容に關係がないといつても、出來るだけ關聯ある場所
に排列しておいた。」と福田恆存は記している(^_^;) 本書は、1997年~1998年に伊勢丹美術館、奈良
そごう美術館、岐阜県美術館で順次開催された「ビアズリーと世紀末展」のカタログで、内容は非常
に充実している感(⌒~⌒) 河村錠一郎による作品解説にも次の件が(^_^;)

    ・・・ビアズリーはワイルドの文章から離れて自由に独自のイメージを展開した。
    たとえば,《ベリーダンス》(cat.no.52)の奇怪な小人は戯曲には登場しないし,
    《サロメの化粧Ⅰ》(cat.no.53)の場面も芝居にはない。ワイルドが評価しなかった
    理由の一つはこういったところにあったとも考えられるが,「ビアズリーのサロメ」
    としてテキストと無関係に絶賛されると同時に,その悪魔性ゆえに批判もされた。
    ・・・/《ヘロデヤ登場》(cat.no.50)にも戯曲と無関係な人物がいる。左手の小人は
    『名言集』にしばしば登場する胎児の変形で,服が腹のあたりで突っ張っているのは
    勃起の暗示で,しかもそれを巨大なロウソクの炎が暖めている。右手の全裸に近い
    お小姓はもともと腰の覆いやイチジクの葉をつけていなかったのたが,出版社側で
    描き加えさせた。右下の,「サロメ」と書かれたプログラムを手にしてサロメの登場を
    案内するかのように大きく右手を延[ママ]ばしている演出家ないし興業主風の人物は
    ワイルドの戯画で,彼は《月のなかの女》(cat.no.43)では,その「女」として登場
    させられている。/・・・

本書に掲載されている《ヘロデヤ登場》の「右手の全裸に近いお小姓」は「腰の覆いやイチジクの葉
をつけてい」るが、前掲・岩波文庫本に掲載されてた《エロディアス登場》の「右手の・・・お小姓」
は「腰の覆いやイチジクの葉をつけていな」くて性器も描かれている「全裸」(@_@;) ということは、
原画を使用した原書(の版)もあって、ソレを底本に前掲・岩波文庫版は翻訳したのかしら(@_@;)
コメント(14) 
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コメント 14

ニッキー

RUNする川沿いでも犬のウンチを
そのままに去っていくオヤジがいます(ー ー;)
ほとんどの人はちゃんと拾って
水をかけて臭い消しもしてるのに・・・(*_*)
最低限のマナーも守れない人ってどこにでもいますよねぇ(−_−;)
by ニッキー (2020-05-04 20:14) 

middrinn

そーゆー輩も自分の犬に対してはメチャ気を遣ってそう(@_@;)
他人に対しても同じくらい気遣いしてほしいですよねぇ(-ω-、)
by middrinn (2020-05-04 20:18) 

YURI

ワイルドはビアズリーのサロメは評価しなかったんですね。雰囲気出てるような気がするけど。それはともかく、山梨の件、おバカですねぇ...
by YURI (2020-05-04 21:44) 

yokomi

 ほんと、馬鹿ですね(>_<) 犬が心配なら①行かない②背負って行く(^_^;) ばらまき政党より酷い(>_<)
by yokomi (2020-05-05 00:37) 

ナベちはる

馬鹿正直に対応すること、大体良くないですよね(^^;A
by ナベちはる (2020-05-05 01:11) 

middrinn

ビアズリーを評価も挿絵はビザンチン風ではなく日本風と(^_^;)
YURI様、馬鹿につける薬はホントないようですねヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
by middrinn (2020-05-05 06:03) 

middrinn

( ^o^)ノ◇ 山田く~ん 特製ばらまき政党より酷い座布団1枚 ♪
yokomi様、たしかにウィルスの「ばらまき」ですねヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
by middrinn (2020-05-05 06:08) 

middrinn

やはりTPOを考えるべきですよねぇ(^_^;)
ナベちはる様、火に油注ぐのはねぇ(^_^;)
by middrinn (2020-05-05 06:16) 

df233285

コロナ陽性者が、結論として夜行バスに乗っていた件ですが。
御気の毒ですが、帰宅のバスの日時を公開して、バスの乗客
だった方の検査を、保健所は至急してほしいですね。何れにし
てもこの時期、昇りだったとはいえ、車等で東京に入らず、
夜行バスを使った方も、やや不覚だったと私は感じます。乗客
の方が陽性になってしまうと、御気の毒ですが、こんどはその
方が東京から出られなくなるね。ホシは私より若くて、幸い感染
力は、高齢者よりは無さそうだが。以上の内容が見えるという
という点でオツムの中身は、私の方がまだ多少マシかもしれない。
by df233285 (2020-05-05 08:32) 

middrinn

山梨県のHPの「新型コロナウイルス感染症の県内における発生状況」に
「県内55例目」として「9:25 山中湖旭日丘発バスタ新宿行、京王バス」
と公表されているので、他の乗客等も調べているのではないかと(^_^;)
山梨県で複数回接触した男性は陽性で「県内56例目」となりましたけど、
「県内の友人宅でバーベキュー。整骨院を受診。友人とゴルフ練習。」の
濃厚接触者は全て陰性だったと上記HPで公表されているからです(^_^;)
年齢と関係なく馬鹿はいます(-ω-、) 浜の真砂は尽きるともかと(´ヘ`;)
by middrinn (2020-05-05 08:58) 

Mashiro

こんにちは。「犬が心配だった」・・は、驚きました(-_-;)嘘もついてはいけないし、自覚症状があるのに、そんなに行動しては・・と思うこといろいろです。何だか、最近は思いもよらないことが多々起こりますねぇ。
by Mashiro (2020-05-05 11:34) 

middrinn

他人に感染させてしまうことより犬の方が大事だったというわけですからね(^_^;)
自覚症状が無くても不要不急の外出をして他人を感染させてしまう危険性があること
に思いが至らない人々がいますが、ここまでくると馬鹿につける薬は無いなと(+_+)
by middrinn (2020-05-05 12:07) 

tai-yama

本のタイトルが「ピアズリー」なのに、カバーが「ピアズレー」。
ピアズリーと言えば、魔夜 峰央さんですね。
by tai-yama (2020-05-05 22:29) 

middrinn

A・ビアズレー(澁澤龍彦訳)『美神の館』(中公文庫,1993)もそうですが、
昔はそう表記してたので、ワイルド『サロメ』(岩波文庫,1959)も(^_^;)
手塚治虫なんかモロにパクった(=ほぼ転載)作品もあるらしいです(^_^;)
by middrinn (2020-05-06 05:53) 

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