「チャック・ノリスは玉ねぎを泣かせる!」も笑えたな(^_^;) wikiの「チャック・ノリス・ファクト」
の中ではやはり「チャック・ノリスは、腕立て伏せをするとき、自分の身体を押し上げるのではない。
世界を押し下げるのだ」とかが〝らしい〟けど、こーゆーシンプルなのはキレで笑わせてくれる(^_^;)
昨日の昼にコーヒーフロートとチョコタルトのケーキも、帰宅後はチョコ食べずに緑茶をがぶ飲みして
体重と体脂肪率をキープした( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚ 今日は風がメチャ強いけど、明日は止んで下さいm(__)m

【読んだ本】

片桐洋一『古今和歌集全評釈(上)』(講談社学術文庫,2019)所蔵本

阿部俊子(全訳注)『伊勢物語(上)』(講談社学術文庫,1979)を基本テキストにして、片桐洋一&
福井貞助&高橋正治&清水好子(校注・訳)『新編日本古典文学全集12 竹取物語 伊勢物語 大和物語
平中物語』(小学館,1994)の福井貞助による校注・訳、石田穣二(訳注)『新版 伊勢物語 付現代語
訳』(角川文庫,1979)、森野宗明(校注・現代語訳)『伊勢物語』(講談社文庫,1972)、中河與一
(訳注)『伊勢物語 付 現代語訳』(角川文庫,1953)等で補いつつ、『伊勢物語』をチンタラと読む
ノーメンクラトゥーラの第12回キタ━━━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━━━!!!! 第12段の話は、男が娘を
盗んで武蔵野を連れて行ったら盗人として国守に捕まる(@_@;) 男は女を草むらの中に置いて逃げ、
追って来た連中が「この野原に男がいるそうだ」と火を点けようとしたので女が困惑して「武蔵野は
今日はな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり」と詠んだのを聞き、女を捕まえて一緒に連れて
行った、という内容(@_@;) 森野宗明による同歌の訳は「武蔵野は、ほかの日はともかく、今日は、
どうか焼かないでください。大事な夫もこのなかにかくれております。私もまた、こうしてかくれて
おります。」なんだけど、同歌は『古今和歌集』には初句が『春日野は』でよみ人しらずの歌として
載ってる(^^) 上記の要約が時系列が混乱してて話がイミフになってるように(男は捕まったのに女を
草むらに隠して逃げたという点など)、話を合理的に解釈しようと研究者達が躍起になってることは
渡辺実(校注)『新潮日本古典集成 伊勢物語』(新潮社,1976)26頁頭注欄解説からも分かる(^_^;)

    /この歌は、もともと野遊びの民謡らしい。おそらく野で逢う男女が
    野焼きを怨ずる情を歌ったもの。それを使って作った段だが、
    筋の作りに難があり解釈を分れさせている。男は女を捨てて逃げ、
    歌を聞いて女の心に感じ再び連れて行った(折口信夫)、
    男を捕えた国の守が女をも捕え、二人を連行して行った(大津有一)など。
    それぞれ一理あるが、辻褄を合わせるのは無理だろう。・・・

ちなみに、上記の矛盾点に関しては、石田穣二は男が国守に捕まったという件を「全体の結末を先に
書いたもの」とし(森野宗明も同旨)、中河與一は追って着た連中が「男の捕へられたことを知らず
に探しつづけて・・・女を捕へ、先きに捕らへてあつた男と一緒に引きたてて行つた」とすることで、
「辻褄を合わせ」ようとしている(^_^;) でも、中河のは男も隠れてるとする歌と合わないね(^_^;)

辻褄合わせが『古今和歌集』の「春日野」と『伊勢物語』の「武蔵野」との間でも行なわれていた
理由を本書は次のように説明し、メチャ笑える解釈の紹介キタ━━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━━!!!!

    ・・・/現代人であれば、『古今集』のよみ人知らず歌の初句「春日野は」を、
    『伊勢物語』が「武蔵野は」に改めて東下りの一節として利用したのだと誰しも思う。
    しかし、『伊勢物語』は、『古今集』成立よりも二十数年前の人物である在原業平が
    みずから作ったのだと固く信じていた平安時代や中世の人の立場になれば、
    また別の解釈が必要になってくる。/・・・

春日野には「武蔵塚」があるとか、盗んだ女は藤原高子(二条ノ后)であるといった「平安時代末期
から室町時代中期にかけて、きわめて一般的に流布していた」「荒唐無稽の付会説」を紹介( ̄◇ ̄;)

・『伊勢物語』が描く「みやび」( https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-12-28 )、
 日本文化として脈々と受け継がれているとされるがイタリア人こそが「みやび」・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-12-29

・17歳年下から17歳年上まで、この男の守備範囲の広さはゴールデングラブ賞ものやね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-05

・在原業平の歌は鬼たちを感じ入らせるほどじゃなかったということかしらオホホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-07

・今井源衛の頭の悪さは知ってたが、敢えて言おう、バカチンであるとヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-22