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170920読んだ本&買った本

日が暮れるのが急に早くなったね(..) 「釣瓶落し」とは古人は巧いことを言うものだな(..)

【買った本&読んだ本】

角田喜久雄『海風山風』下(春陽文庫,1990改装)
杉本苑子『残照』(文春文庫,1989)

日曜に注文したのが、一日遅れで届く(^^) ポイント使って計315円(^^) 角田のは状態が「可」ゆえ
注文はギャンブルだったね^_^; 結果は、一昔前の日サロに通ってたギャルのようなヤケだったけど、
表紙カヴァーは悪くなく、もっとコンディション酷いのを「良い」で出品することもある店だから、
超ラッキーだった(^^) こんなこと書いちゃうと、店名は明かせないわな(^。^;) 杉本のは、巻末の
神谷次郎による「解説」末尾に「編集部註」が付され、〈この作品集は、いずれも旺文社から文庫
オリジナルとして刊行された「蝶の谷」(一九八七年四月刊)、「残照」(同五月刊)を再編集した
ものです。元の本にはそれぞれ神谷次郎氏の解説がついておりますが、本書刊行にあたってそれを
編集部によって再構成させて戴[ママ]きました。」とあった(゚o゚;) 本書は『歴史エッセイ 人間
紀行』(文春文庫,1989)に続いて文春文庫に収録された杉本苑子の作品だけど、同書では同『歴史
エッセイ 人間紀行』(旺文社文庫,1985)という「元の本」が存在していた事実を出版史から抹殺
するような姑息な小細工が随所に施されていたことは10日に指摘済(-"-) しかも、同書の杉本苑子の
論旨と照らし合わせるとブラックジョークすぎる^_^; 驕れる文春も、流石に上記のような事情だと、
廃刊した旺文社文庫に入ってた事実を記さざるを得ないのね^_^; にしても、前記『蝶の谷』所収で
杉本苑子の短篇では最高傑作と思しき「嫦娥」を本書に収録しないのは何故かと訝しむも、同作品は
既に文春文庫では本書刊行の前年の1988年に出た『冬の蝉』に収録されてたことを忘れていたわ^_^;

ついに訃報(..)

タグ:出版
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