SSブログ

170910読んだ本&買った本

文藝春秋は勝者の驕りか敗者のことなど歯牙にも掛けず歴史から抹殺、世の中そんなもん( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

【買った本&読んだ本】

杉本苑子『歴史エッセイ 人間紀行』(旺文社文庫,1985)

ポイント使って178円(^^) 『歴史エッセイ 人間紀行』(文春文庫,1989)も所蔵も、同書最終頁には
「単行本 昭和53年4月毎日新聞社刊」としか記されてない(゚ロ゚;) 神谷次郎による巻末の「解説」も
両書とも同一のようだけど、書き出しの〈既刊の旺文社文庫に杉本苑子著「書簡にみる歴史群像 夢
まぼろしの如くなり」という随筆集がある。〉は、文春文庫版では〈杉本苑子氏に「書簡にみる歴史
群像 夢まぼろしの如くなり」という随筆集がある。〉と修正されてて、末文の「なお、この作品は
昭和五十三年四月、毎日新聞社から刊行されて、この度、旺文社文庫に収録されたものである。」も
文春文庫版では削除されてる(+_+) 旺文社文庫から刊行されていた事実を出版史から抹殺かよ(゚ロ゚;)
第4次文庫ブームの荒波にもまれて、旺文社文庫は1987年に廃刊となったようで、ブームとは言っても
所詮は出版社同士の競争であり、その戦いに敗れたわけだ(;_;) 皮肉なことに、本書に収録されてる
〈女のたたかい「大坂夏の陣」〉という一篇の冒頭には、「歴史は、勝者の手で作られる。」(^。^;)
さて、杉本苑子の文庫本は版元により本文に細か~い異同があるが、両書の本文チェックはまだ^_^;

7日注文の9800円の古本がやっと「明日お昼頃の発送」の由、ラッピングでもして手間取ったか^_^;
タグ:出版
コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 2

センニン

こんばんは。
箱入りの旺文社文庫は小学生の頃叔父に漱石の作品をもらったのが読書らしい読書の初体験でした。
それは今でも大切にとってあります。
栞に印刷されたマークを集めるのも楽しみでした。
by センニン (2017-09-10 19:57) 

middrinn

ひぇー筋金入りの読書家ですね(゚o゚;)
恐れ入りましたm(__)m
いつも素敵な写真を愉しみにしておりますし、
図書紹介の記事も参考にさせて頂いております(^^)

by middrinn (2017-09-10 20:35) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。