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170426読んだ本&昨日買った本

「ゲレーロ豊橋出身説」とは巧いこと言うなぁ^_^; 新古今集とかの本歌取り・本説取りと同じで
藤井淳志が地元豊橋で開催の試合で確変した故事を踏まえたコメントと読み解けたから大爆笑^_^;
歌枕を始めとする王朝びとの約束事とか文化を知ってれば古典の世界がヨリ愉しく感じられる(^^)

【昨日買った本&読んだ本】

目崎徳衛『百人一首の作者たち』(角川ソフィア文庫,2005)

新品をポイントで半額以下にして購入する予定が、来月発売のコミック新刊チェックに漏れがあり、
258円の古本を全額ギフト券で注文・購入(..) 出品者は店頭では300円で売ってたみたいだけど^_^;
本書単行本(角川選書)の表紙を一瞥し「著者名」は「藤原定家」でデータ入力してるとぬかした
図書館司書こそ「がん」(Ⓒ山本幸三地方創生担当相)(-"-) 「王朝文化論への試み」なる副題が
本書単行本の表紙にはあるし、目次を眺めただけで、百人一首の注釈・鑑賞本の類いでないことは
一目瞭然なのに(序章やあとがきで本書のテーマは百人一首の注釈・鑑賞に非ずと何度も明言強調
してたし)、書名に〝百人一首〟と付いてりゃ、一律・機械的に著者名を藤原定家とするなんて、
専門職どころか無能だろ(-"-) その方が利用者にとっては便利と考えたんだろうけど、蔵書目録に
「目崎徳衛」という本来の著者名を入力し忘れているから、OPACで「目崎徳衛」と著者名検索
しても本書にアクセスできず本書を利用したくても利用できないぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!
図書館司書が著者名入力を怠る行為は目崎徳衛の長年の研究を蔑ろにし、かつ焚書に等しい(-"-)
島津忠夫『新版 百人一首』(角川ソフィア文庫,1999新版16版)は「補注(Ⅱ)」で藤原定家の歌
「こぬ人をまつほの浦の夕なぎにやくやもしほの身もこがれつゝ」について「なお、目崎徳衛氏に、
この歌が建保四年(一二一六)閏六月九日の百番歌合において、順徳院の御製と番えられて勝と
なったことを思いおこし、佐渡の順徳院を偲ぶ意を汲みとろうとされていることは注意したい。」
と本書に言及(^^) 探すと「・・・自信作は無数にある中からなぜ定家はこの一首を自選したのか、
・・・」を論じた件で〈定家の判詞によるとこの右勝も、[「院と定家の勝負は六対二(持二)」
という]あまりの圧勝に気がさした順徳院が、歌壇の泰斗に対して謙譲の美徳を発揮したようにみえ、
その純真さが定家にも快い感銘をのこしたように察せられる。/こういう制作事情をかえりみると、
「来ぬ人」の陰には佐渡に流謫の日々を送る順徳院のおもかげが浮び、「身もこがれつつ」還幸を
待ちわびる定家の真情が読みとられはしないだろうか。〉( ;∀;)イイハナシダナー とまれ、愉しそう(^^)

季節の風物詩というか、昨夜МXのSEEDを予約録画も映像も音声も乱れてて再生視聴できず(+_+)
タグ:古典 和歌
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