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170216読んだ本

縄文と弥生の二層構造から成る日本文化に西洋文明を融合させた回転寿司こそ現代日本の象徴(^^)

【読んだ本】

里崎智也『非常識のすすめ』(角川書店,2015)

丸一日で読了(^^) 本書扉には「元千葉ロッテマリーンズ捕手」という肩書(?)が付されているが、
同球団を応援してたから(今はオリで今季はドラも応援予定)、その現役時代はチェックしてたし、
その言動の面白さから、球界切ってのエンターテイナーと思っていた(^^) ただ、最近スポーツ紙の
記事で著者のコメントを読んでて目から鱗なことが多かったので、本書を借りて読んでみた次第(^^)
本書に「野球界の常識は非常識ばかりだ」「僕は常識こそは非常識だと考えているから」「非常識が
モットーなので」云々とあるが、ナルホドと思わせる話が多かった(^^) それに、なによりも著者は
頭がいいよね^_^; 例えば、「契約更改必勝法」の項、コレ一つ読んでも、その巧みな交渉術は大変
興味深かった(^^) おそらく契約更改の席に臨む前に他の選手も里崎と同じように「万全の準備」を
してるんだろうけど、「球団は、70人を相手にしなければならない。そうなると調査は、どうしても
不十分だ。僕は自分のことだけを考えればいいのだし、細かい反撃材料をそろえるのは難しくない。」
と自信を持った上で「シミュレーションを綿密にしておく」んだから、実際の交渉でも強いはず^_^;
また「毎日更新した2006年のブログ」の項で、ブログを「1年でキッパリとやめた」理由を述べた後、
「・・・やはりブログには、本音を書けないという本人発信のメディアの限界があった。」〈本音と
建て前の、建て前の部分ばかりがブログの多くを占めてくるようになると、僕自身がつまらなくなって
きて「毎日書く」というモチベーションを保つことが難しくなる。〉とあったのは参考になるね(..)
あと個人的には、「今のように映像を重ねる技術もない時代」に、福浦和也が「アナログな手法」を
用いて、「計2時間ぐらい自分の[バッティングフォームの映った]ビデオをチェックする」話には、
驚きを超えて感動したよ(;_;) やはり先生は神であったm(__)m なお、同工異曲なのを見かけるけど、
本書の名言としては、「失敗というのは、そのまま放置しておくから失敗なのだ。なぜ失敗したのか
という総括と分析と対策を練って、答えを見つけ、それを実行に移して、次に成功すれば、もう失敗
は失敗ではなくなる。成功するためのプロセスに過ぎなくなる。」(本書212頁)____φ( ̄^ ̄ )メモメモ

駒田信二『漢詩名句 はなしの話』(文春文庫,1982)所蔵本

吉川幸次郎&桑原武夫『新唐詩選続篇』(岩波新書,1954)所蔵本

竹田裕子『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社,2016)

昔はPDSサイクルと言ったが、今はPDCAの方が一般的かな(..) にしても、やること一杯(+_+)
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