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160416昨日読んだ本

酒井傳六『古代エジプトの謎』(現代教養文庫,1980)所蔵本

これで篠原千絵『天は赤い河のほとり』が更に面白く読めるようになるか、あるいは逆に・・・^_^;
教わることばかりで付箋を貼る箇所がメチャ多くなり時間かかったけど、Windows更新の待ち時間に
一気に読了(^^) 本書はヘロドトス『歴史』風の叙述方法で、「多彩な話題を、話し手の興味の流れに
したがって」本筋から脇道に入り、更にその脇道へと入って行くので、教科書のような体系的な叙述
じゃないけど(そこは読み手が頭の中で体系化すればいいだけだが)、古代エジプト文明の不思議さ
を感じとる著者のセンスと偶々シンクロできたので面白く読めた(^^) ただ、例えば、トトメス三世の
遠征による受納品リストを延々と説明する件とかついてけないところもあったけど^_^; 他方、例えば、
ヨーロッパ文化に多大な影響を与えたにもかかわらず詳しく紹介されてない「エジプトのナポレオン」
を説明するのに、その「生いたち」まで遡り、そこからエジプト遠征までの伝記的事実を辿りながら、
随所に歴史の因果関係を見出して指摘するスタイルも勉強にm(__)m ナポレオンのイメージ一新(@_@)
こういった著者のスタイルや人名が「原音に近い表記」な点など合わない人もいるんだろうけど^_^;

「地震加藤」と呼ばれた築城の名人による名城すら崩してしまった震度7「平成28年熊本地震」恐るべし(;_;)

[追記161206]

ヤフー版ブログの過去記事を当時の投稿時間に設定して投稿してみた^_^;
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