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240223買った本

最寄りのコンビニまで歩いて山越えの旅(ノ_-;)トホホ… 送料無料のためとはいえ雨だし寒い(´ヘ`;)
本の何倍もの大きさの箱に梱包(゚ロ゚;) 両手で抱えて帰って来て、疲れたよ、パトラッシュ(-ω-、)

【買った本】

目加田さくを『私家集全釈叢書4 源重之集・子の僧の集・重之女集全釈』(風間書房,1988)

10回目の利用となるAmazonマケプレ出品者「かわせみ 書房」の「良い」3719(3379+送料等340)
円をギフトカード51円使って3668円で21日注文し追跡可能なレターパックプラスで23日届いた(^^)
コンディションは「中古品 - 良い - 平成6年再版。ビニールカバー欠。函にヤケがありますが、本
の状態は良好です。ビニール袋に入れ迅速に発送いたします。 」の通りで、「ビニールカバー欠」
とあるけど、前に「もったいない本舗」が購入する度に(同封して)くれたブックカヴァーにもなる
チラシがまだ手元に残っているので、それで覆ってしまえば、全くの問題ナシオン主権ウラー!(^o^)丿

    解説

     源重之

     重之一門年表

     系図[源重之一家の系図&関係藤氏系図]

     重之集

     重之の子の僧の集

     源重之女集

     地図

    凡例

    全釈

     重之集

     重之の子の僧の集

     重之女集

    索引[初句索引]

お目当ての源重之の家集について、片桐洋一『歌枕 歌ことば辞典 増訂版』(笠間書院,1999)巻末
の「引用歌書略解題」の「重之集」の項の説明中に次の一文(^^)

    ・・・地方官としての生活と都での専門歌人としての生活の両面がうかがわれて
    興味深い。/

贈答歌も同時代の他の人(≒歌人)との関係が読み取れて興味深いけど、風景を詠んだ歌も好き(^^)
旅の歌人は?と問われて、西行を挙げるのはミーハー・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;お前も昔は・・ おそらく
通は能因の名前を出すんだろうけど、源重之も決して引けを取らないんじゃないかな(^^) 例えば、
石田吉貞『百人一首評解』(有精堂出版,1956)から引く(^^)

    ・・・旅を好んだと見えて、右の如く九州および陸奥へ下り、また国司として東国へも
    下ったので、家集には旅の地名がきわめて多く見える。[大宰府にいた大宰大弐の藤原
    佐理のもとに下った]九州では、かまど山・はこざき・いきの松原・しかのしま・宇佐
    ・日向のことひきの松・肥後等が見え、左馬助だったころ、播磨に下った時、明石の浦
    を見、[曾禰]好忠と共に但馬にも行った。東国・陸奥へ下る途中では、田子の浦・
    浜名の橋・美濃の国・こゆるぎの磯・ときの郡等の名が見える。陸奥へは、衣川の関で
    「昔見し関守もみな老いにけり」と詠んでいるから、二度(又はそれ以上)行ったのでは
    ないかと思われるが、一度は、長徳元年に陸奥守となった藤原実方をたよって下ったので
    あった。そして、あだち・柳川・末の松山・衣川・山のこほり・最上川・たけくまの松
    等を見ている。こうして彼は一の旅行歌人で、陸奥で子を失ったこと、京にも田舎にも
    子供があることなど家集に見え、又旅で死ぬなど、その生涯は一種の流離性をもっていた。
    ・・・
本書巻頭の「解説」の「源重之」も「・・・東遊西流、漂泊の歌人とよばれるにふさわしい。[本書
掲載の]地図で一目瞭然、日本国内を、当時これ程、巡遊吟行した歌人はいない。・・・」と評して
るのに、地名索引が無い(^_^;) 語釈がスカスカなのは予想通りだが(^_^;) そういうとこだぞ(^_^;)

・西行も客死したとバカな解説をする『おくのほそ道』注釈書4冊ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンドモガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-10-21
タグ:和歌
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コメント 4

df233285

コンビニは土曜が休みという話は無いし、昼夜保管すると保管料
取るという仕組みなのか? 晴れて日中の暖かさが戻るとされて
いた土曜日に、取りに行く日を伸ばさないのは何故なのかが、
通販で物買う事が皆無の私には、取り合えず謎だが。
by df233285 (2024-02-24 06:37) 

middrinn

本だから、です(^_^;) 他の品物なら行きません(^_^;)
借りた本を図書館からの帰り道に、つい歩きながら読んで
しまうのと同じで少しでも早く読みたいものかと(^_^;)
by middrinn (2024-02-24 15:25) 

tai-yama

藤原実方を頼ったけど、実方は名取で死んでしまったので
あとの場所は自力かな?今の時代でいうと、転勤先で歌を
よむ左遷歌人かな?
by tai-yama (2024-02-24 19:18) 

middrinn

実方が陸奥に赴任した長徳元年(995年)に重之も同行、
実方が陸奥で客死したのは長徳4年(998年)、重之も
同じ陸奥で長保2年(1000年)に亡くなりました(^_^;)
実方が亡くなる前に陸奥の歌枕は廻れた可能性が(^_^;)
東海道のには重之が相模権介、相模権守の時のも(^_^;)
by middrinn (2024-02-25 05:37) 

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