220126昨日買った本&読んだ本
漫画界では大御所、巨匠になるんだろうけど、そーゆー雰囲気が全く感じられな・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
【昨日買った本&読んだ本】
芸術新潮2022年2月号
昨日発売の新品1610円を1448円で昨日購入したわけだけど、付録の「“楳図がつくった”特製リーフ
レット ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」のためか、いつもより高かった(-ω-、) 特集は
「楳図かずおの大いなる芸術」(^_^;)
グラフ これが27年ぶりの新作だ!
ZOKU、続、ゾクゾク! 楳図かずおインタビュー(聞き手 椹木野衣)
アーティストが見たUMEZZアートⅠ
増殖し続ける物語(談 鴻池朋子)
グラフ 仕事場探訪!
後世に伝えたい超傑作10選(選・解説 高橋明彦)
「漂流教室」:再生─教室の外の荒廃と地球規模の信頼
「洗礼」:鏡像─美に憑かれた母娘モノの究極
「おろち」:分裂─知ることで突き動かされる生
「へび少女」:変容─へびが貫く楳図作品の本質
「わたしは真悟」:破片─子どもの終焉と世界の救済
「神の左手悪魔の右手」:悪夢─子どもの想像力の暴走と快楽
「14歳」:友達─人類への告発と宇宙規模の生命倫理
「別世界」:故郷─早熟で独創的な単独デビュー作
「花びらの幻想」:華麗─美しくも哀しき母娘の物語
「宿り花」:養生─ラブコメとラブロマンスの驚異の食み合い
年譜 楳図かずおという人生
楳図語録 UMEZZアート創造の秘密
グラフ 楳図劇場 マンガというアート
アーティストが見たUMEZZアートⅡ
美人画の秘密と恐怖の演出(インタビュー 江口寿史)
特別寄稿 鈴木光司「怖い絵」
楳図が愛したアート(談 楳図かずお)
特別寄稿 萩尾望都「楳図かずおという恐怖」
アングレーム国際漫画祭ポスター(2022)by 楳図かずお
展覧会案内(楳図かずお大美術展)
楳図かずお作品は全くと言っていいほど読んでない(^_^;) 江口寿史もほとんど読んだこと無いけど
(『江口寿史のなんとかなるでショ!』[角川書店,1988]は発売時購入も古本屋へ売った記憶が)、
『マカロニほうれん荘』論(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-06-25 )や、
池永康晟との美人画絵師対談(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-02-25 )を
読むと、この人が語る作画技術の分析・説明は素人の小生にも理解することが出来るから好き(^_^;)
───高橋明彦先生が指摘しておられますが、「洗礼」では主人公のさくらが
毎日着替えています(41頁参照)。
江口 あ、確かに。着替えてる。
───マンガでは、キャラクターは記号でもあるので、あまり着替えません。
江口さんは「ストップ!!ひばりくん!」で、お洒落な洋服を次々と
着替えさせていますが、それよりも先にやっていた人がいるんですね。
江口 いますよ。鴨川つばめさんはやっていました。ちばてつやさんも、
男性キャラはわりとずっと同じですが、女性は着替えています。
「あしたのジョー」では、白木葉子は着替えていますし、ジョーが
新しい練習着を段平にプレゼントされて、うれしそうにしている
という珍しいシーンもあります。しかし楳図さんのように、洋服が
ここまで細かくデザインされているのはなかったと思います。
「洗礼」では、お母さんの洋服も替わっているし、先生のネクタイ柄も
ちゃんとしている。/……いや、実はね。ぼくは美少女のイラストを
ずっと描いてきて、気づいた描き方がいろいろとあるんですよ。
マンガ時代の描き方じゃない描き方です。この「おろち」のイラスト
[右頁]は初めて見たんですが、楳図さんは、それをもう、やってますねえ。
───たとえば……。
江口 この口の描き方ですが、・・・
江口寿史は凄いわ( ̄◇ ̄;) モチ楳図かずおも凄いけど(^_^;) 他にも、「手描きの文字も怖いです」
「字まで怖くしちゃった人は他にいないでしょう(笑)」と指摘してて、「グラフ 楳図劇場 マンガ
というアート」が取り上げている楳図かずお作品の画を見て納得ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ つい笑ってしまった
のが、萩尾望都の特別寄稿(^_^;)
・・・/元々私はホラーだのスプラッターだの、苦手なのだ。やがて楳図かずおは
「半魚人」の連載を始める(1965年)。キャラのタッチで「やまびこ姉妹」の人
だと解った。もちろん、私は半魚人の顔が怖くて読めない。「週刊少女フレンド」で
「へび少女」が始まる(1966年)。/クラスの女子が「読んだ? すごいのよ!」
と、へびの真似をする。「やめて!」これも読めない。その頃、「週刊少女フレンド」
が家にあると楳図かずおのページをホッチキスで閉じた。面白そうで、読みたい。だめ、
読んだら恐怖で眠れない。/・・・
毎月「プチフラワー」誌を買ってた頃、ファンなのに「残酷な神が支配する」は苦手で(安彦良和も
『KAWADEムック 文藝別冊 [総特集]萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母』[河出書房新社,2010]
で「ドロドロ~~と重くて」と)単行本購入だけしてたけど、流石に「ホッチキス」まではね(^_^;)
第2特集は「日本の布を巡る 須藤玲子とNUNOの冒険」で、他の記事では「見たことある映画の見た
ことないポスター大集合!」、「SINCE 1952 アーティゾン美術館の回顧展ではもう一人のイシバシ
に注目せよ」、「猛毒注意――冒瀆本にして予言の書 みうらじゅん 辛酸なめ子『ヌー道 nude』」
(文 木下直之)、「Global News」のケルンのルートヴィヒ美術館「共有され引き裂かれたピカソ:
東西ドイツにおける芸術家と彼のイメージ」展(取材 かないみき)が「共産党員ピカソ」も主題化
してるらしく面白そう(^_^;) 連載記事では「山下裕二の新・今月の隠し球② 大西茅布 18歳!驚愕の
新人登場(下)」、前橋重二の連載「海外アートStudy最前線」第72回「最新調査が捉えたダヴィッド
の油彩技法」、三浦篤の連載「大人のための印象派講座⑧ 女性画家として生きることⅡ 男性画家と
の複雑な関係」かな_φ( ̄^ ̄ )メモ マネは罪作りな男だな(^_^;) ベルト・モリゾが好き♡(*'ε`*)チゥ
【昨日買った本&読んだ本】
芸術新潮2022年2月号
昨日発売の新品1610円を1448円で昨日購入したわけだけど、付録の「“楳図がつくった”特製リーフ
レット ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」のためか、いつもより高かった(-ω-、) 特集は
「楳図かずおの大いなる芸術」(^_^;)
グラフ これが27年ぶりの新作だ!
ZOKU、続、ゾクゾク! 楳図かずおインタビュー(聞き手 椹木野衣)
アーティストが見たUMEZZアートⅠ
増殖し続ける物語(談 鴻池朋子)
グラフ 仕事場探訪!
後世に伝えたい超傑作10選(選・解説 高橋明彦)
「漂流教室」:再生─教室の外の荒廃と地球規模の信頼
「洗礼」:鏡像─美に憑かれた母娘モノの究極
「おろち」:分裂─知ることで突き動かされる生
「へび少女」:変容─へびが貫く楳図作品の本質
「わたしは真悟」:破片─子どもの終焉と世界の救済
「神の左手悪魔の右手」:悪夢─子どもの想像力の暴走と快楽
「14歳」:友達─人類への告発と宇宙規模の生命倫理
「別世界」:故郷─早熟で独創的な単独デビュー作
「花びらの幻想」:華麗─美しくも哀しき母娘の物語
「宿り花」:養生─ラブコメとラブロマンスの驚異の食み合い
年譜 楳図かずおという人生
楳図語録 UMEZZアート創造の秘密
グラフ 楳図劇場 マンガというアート
アーティストが見たUMEZZアートⅡ
美人画の秘密と恐怖の演出(インタビュー 江口寿史)
特別寄稿 鈴木光司「怖い絵」
楳図が愛したアート(談 楳図かずお)
特別寄稿 萩尾望都「楳図かずおという恐怖」
アングレーム国際漫画祭ポスター(2022)by 楳図かずお
展覧会案内(楳図かずお大美術展)
楳図かずお作品は全くと言っていいほど読んでない(^_^;) 江口寿史もほとんど読んだこと無いけど
(『江口寿史のなんとかなるでショ!』[角川書店,1988]は発売時購入も古本屋へ売った記憶が)、
『マカロニほうれん荘』論(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-06-25 )や、
池永康晟との美人画絵師対談(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-02-25 )を
読むと、この人が語る作画技術の分析・説明は素人の小生にも理解することが出来るから好き(^_^;)
───高橋明彦先生が指摘しておられますが、「洗礼」では主人公のさくらが
毎日着替えています(41頁参照)。
江口 あ、確かに。着替えてる。
───マンガでは、キャラクターは記号でもあるので、あまり着替えません。
江口さんは「ストップ!!ひばりくん!」で、お洒落な洋服を次々と
着替えさせていますが、それよりも先にやっていた人がいるんですね。
江口 いますよ。鴨川つばめさんはやっていました。ちばてつやさんも、
男性キャラはわりとずっと同じですが、女性は着替えています。
「あしたのジョー」では、白木葉子は着替えていますし、ジョーが
新しい練習着を段平にプレゼントされて、うれしそうにしている
という珍しいシーンもあります。しかし楳図さんのように、洋服が
ここまで細かくデザインされているのはなかったと思います。
「洗礼」では、お母さんの洋服も替わっているし、先生のネクタイ柄も
ちゃんとしている。/……いや、実はね。ぼくは美少女のイラストを
ずっと描いてきて、気づいた描き方がいろいろとあるんですよ。
マンガ時代の描き方じゃない描き方です。この「おろち」のイラスト
[右頁]は初めて見たんですが、楳図さんは、それをもう、やってますねえ。
───たとえば……。
江口 この口の描き方ですが、・・・
江口寿史は凄いわ( ̄◇ ̄;) モチ楳図かずおも凄いけど(^_^;) 他にも、「手描きの文字も怖いです」
「字まで怖くしちゃった人は他にいないでしょう(笑)」と指摘してて、「グラフ 楳図劇場 マンガ
というアート」が取り上げている楳図かずお作品の画を見て納得ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ つい笑ってしまった
のが、萩尾望都の特別寄稿(^_^;)
・・・/元々私はホラーだのスプラッターだの、苦手なのだ。やがて楳図かずおは
「半魚人」の連載を始める(1965年)。キャラのタッチで「やまびこ姉妹」の人
だと解った。もちろん、私は半魚人の顔が怖くて読めない。「週刊少女フレンド」で
「へび少女」が始まる(1966年)。/クラスの女子が「読んだ? すごいのよ!」
と、へびの真似をする。「やめて!」これも読めない。その頃、「週刊少女フレンド」
が家にあると楳図かずおのページをホッチキスで閉じた。面白そうで、読みたい。だめ、
読んだら恐怖で眠れない。/・・・
毎月「プチフラワー」誌を買ってた頃、ファンなのに「残酷な神が支配する」は苦手で(安彦良和も
『KAWADEムック 文藝別冊 [総特集]萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母』[河出書房新社,2010]
で「ドロドロ~~と重くて」と)単行本購入だけしてたけど、流石に「ホッチキス」まではね(^_^;)
第2特集は「日本の布を巡る 須藤玲子とNUNOの冒険」で、他の記事では「見たことある映画の見た
ことないポスター大集合!」、「SINCE 1952 アーティゾン美術館の回顧展ではもう一人のイシバシ
に注目せよ」、「猛毒注意――冒瀆本にして予言の書 みうらじゅん 辛酸なめ子『ヌー道 nude』」
(文 木下直之)、「Global News」のケルンのルートヴィヒ美術館「共有され引き裂かれたピカソ:
東西ドイツにおける芸術家と彼のイメージ」展(取材 かないみき)が「共産党員ピカソ」も主題化
してるらしく面白そう(^_^;) 連載記事では「山下裕二の新・今月の隠し球② 大西茅布 18歳!驚愕の
新人登場(下)」、前橋重二の連載「海外アートStudy最前線」第72回「最新調査が捉えたダヴィッド
の油彩技法」、三浦篤の連載「大人のための印象派講座⑧ 女性画家として生きることⅡ 男性画家と
の複雑な関係」かな_φ( ̄^ ̄ )メモ マネは罪作りな男だな(^_^;) ベルト・モリゾが好き♡(*'ε`*)チゥ
まことちゃんも結構服を変えていますね。幼稚園の服は幼稚園の
ネタの時だけだし。確かに珍しい・・・・
尚、まことちゃんはギャグ漫画だけど、時々ホラーになると言う(笑)。
by tai-yama (2022-01-26 23:54)
楳図かずおさん、間違いなく「大御所」「巨匠」と言われる方ですよね。
by ナベちはる (2022-01-27 01:09)
楳図読んでました。web上にも紹介が在りますが、
「グワシ」という言葉を流行らせていたようです。
「妖怪のように、指が曲がる者です。よろしく」の
含意かと。
by df233285 (2022-01-27 07:17)
江口寿史も「笑いと恐怖は紙一重」と指摘・説明してますが、
tai-yama様、本誌「グラフ 楳図劇場 マンガというアート」も
「ギャグとホラーは紙一重」として「まことちゃん」を^_^;
by middrinn (2022-01-27 14:56)
その作品の人気・影響力とキャリアを見れば、
ナベちはる様、おっしゃる通りですね(^_^;)
by middrinn (2022-01-27 15:15)
「グワシ」を再現しようと、当時は誰もが
長さん様、一度は挑戦したような(^_^;)
by middrinn (2022-01-27 15:43)