211119昨日買った本&読んだ本
読書の厄介なところは、パクリによって粉飾されている偉人伝である〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
そもそも偉くなれたのも実は他人の功績を奪って自分の功績にしまくったから・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
【昨日買った本&読んだ本】
桂万栄(編)駒田信二(訳)『棠陰比事』(岩波文庫,1985)
「もったいない本舗 楽天市場店」の「良い」432円(送料無料)を15日注文して18日届いた(-ω-、)
小生的には高いし、なにわのブラックダイヤモンド橋本梨菜ほどではないが本が少し焼けてる上に、
表紙カヴァーが痛んでる(´ヘ`;) それでも書き込み等は見当たらないから問題ナシオン主権(^_^;)
この『棠陰比事』については、拙ブログでは過去に何回か言及しており、今年に入ってからもあった
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-06-18 )(^_^;) 表紙カヴァーに記された
内容紹介文でも引いておく〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
『棠陰比事』とは「名裁判くらべ」というほどの意味で,この本には中国古来の
すぐれた判決の実例が2つずつ対比するかたちで144例おさめられている。江戸
時代に伝来して圧倒的な人気を博し,これにならって『板倉政要』や『大岡政談』,
西鶴の『本朝桜陰比事』などの裁判ものがかかれた。推理小説ファンにとって
見のがせぬ1冊である。
小生は「推理小説ファン」ではないし、「棠陰」についての情報が得られるかもと思って購入(^_^;)
本書からのパクリは有名で、丹野顯『江戸の名奉行 43人の実録列伝』(文春文庫,2012)を引く(^^)
・・・板倉父子は幕府の京都経営の最高責任者となり、公家・寺社・市民に善政を
行った奉行として記憶されることになった。それは全十巻の『板倉政要』という
京都の法律集・裁判記録集となって伝わっている。後半の五巻に、勝重と重宗が
裁いた六十三の公事(裁判)が記録されている。/・・・
・・・/『板倉政要』の六十三の裁判例のいくつかは、中国の『棠陰比事』『包公案』
などを原典とする裁判話であり、『大岡政談』にもこれらから引用されている話がある。
/・・・
・・・/われわれが親しんだ「三方一両損」や「実母・継母の詮議」「石地蔵吟味」
などは、中国の『棠陰比事』や江戸前期の『板倉政要』などから取り込まれたもの
である。・・・
『大岡政談』(未見)の「実母・継母の詮議」は本書の「八 二人の母親(黄霸叱姒)」かと(^_^;)
なお、駒田信二は本書の巻末の「解説」を次のような文章で〆ていたよ〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
/この翻訳は、もと平凡社版『中国古典文学大系』の第三十九巻[『剪燈新話
剪燈余話 西湖佳話(抄) 棠陰比事』(1969年)]に収めたものであるが、今回
岩波文庫の一冊に加えられるにあたって若干の加筆をした。殊に『体系』本では
『棠陰比事』の成立の年代について大きな誤りをおかしていたのを、この文庫本
では正した。今後『棠陰比事』を翻訳によって論じられる方には、願わくはこの
文庫本に拠っていただきたい。/
この「おおきな誤り」に気付いて夜中三時頃に大声をあげた話が、駒田信二『漢字読み書きばなし』
(文春文庫,1994)所収の「迂闊」で描かれ、そこでは〈年号をちがえたために、ほかの「[『体系』
本の]解説」の部分にもまちがいを及ぼしていた。〉と記されているね〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
そもそも偉くなれたのも実は他人の功績を奪って自分の功績にしまくったから・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
【昨日買った本&読んだ本】
桂万栄(編)駒田信二(訳)『棠陰比事』(岩波文庫,1985)
「もったいない本舗 楽天市場店」の「良い」432円(送料無料)を15日注文して18日届いた(-ω-、)
小生的には高いし、なにわのブラックダイヤモンド橋本梨菜ほどではないが本が少し焼けてる上に、
表紙カヴァーが痛んでる(´ヘ`;) それでも書き込み等は見当たらないから問題ナシオン主権(^_^;)
この『棠陰比事』については、拙ブログでは過去に何回か言及しており、今年に入ってからもあった
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-06-18 )(^_^;) 表紙カヴァーに記された
内容紹介文でも引いておく〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
『棠陰比事』とは「名裁判くらべ」というほどの意味で,この本には中国古来の
すぐれた判決の実例が2つずつ対比するかたちで144例おさめられている。江戸
時代に伝来して圧倒的な人気を博し,これにならって『板倉政要』や『大岡政談』,
西鶴の『本朝桜陰比事』などの裁判ものがかかれた。推理小説ファンにとって
見のがせぬ1冊である。
小生は「推理小説ファン」ではないし、「棠陰」についての情報が得られるかもと思って購入(^_^;)
本書からのパクリは有名で、丹野顯『江戸の名奉行 43人の実録列伝』(文春文庫,2012)を引く(^^)
・・・板倉父子は幕府の京都経営の最高責任者となり、公家・寺社・市民に善政を
行った奉行として記憶されることになった。それは全十巻の『板倉政要』という
京都の法律集・裁判記録集となって伝わっている。後半の五巻に、勝重と重宗が
裁いた六十三の公事(裁判)が記録されている。/・・・
・・・/『板倉政要』の六十三の裁判例のいくつかは、中国の『棠陰比事』『包公案』
などを原典とする裁判話であり、『大岡政談』にもこれらから引用されている話がある。
/・・・
・・・/われわれが親しんだ「三方一両損」や「実母・継母の詮議」「石地蔵吟味」
などは、中国の『棠陰比事』や江戸前期の『板倉政要』などから取り込まれたもの
である。・・・
『大岡政談』(未見)の「実母・継母の詮議」は本書の「八 二人の母親(黄霸叱姒)」かと(^_^;)
なお、駒田信二は本書の巻末の「解説」を次のような文章で〆ていたよ〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
/この翻訳は、もと平凡社版『中国古典文学大系』の第三十九巻[『剪燈新話
剪燈余話 西湖佳話(抄) 棠陰比事』(1969年)]に収めたものであるが、今回
岩波文庫の一冊に加えられるにあたって若干の加筆をした。殊に『体系』本では
『棠陰比事』の成立の年代について大きな誤りをおかしていたのを、この文庫本
では正した。今後『棠陰比事』を翻訳によって論じられる方には、願わくはこの
文庫本に拠っていただきたい。/
この「おおきな誤り」に気付いて夜中三時頃に大声をあげた話が、駒田信二『漢字読み書きばなし』
(文春文庫,1994)所収の「迂闊」で描かれ、そこでは〈年号をちがえたために、ほかの「[『体系』
本の]解説」の部分にもまちがいを及ぼしていた。〉と記されているね〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
タグ:中国
他人の功績を自分のものとして…許されざる行為ですよね(;`・_・´)
by ナベちはる (2021-11-20 02:02)
××選手を育てたと記事に書かれている打撃コーチや監督が何人もいるケースも(^_^;)
by middrinn (2021-11-20 07:08)
『板倉政要』、『大岡政談』も中国の元文献をそのまま日本版に
書き換えただけの判例もかなりありそう(笑)。
by tai-yama (2021-11-20 18:46)
バレないと思ったんですかねぇ、不思議ですねぇ(^_^;)
by middrinn (2021-11-20 18:57)
聖徳太子って馬小屋で…
雪舟って涙でネズミ描いて…
ワシントンはサクラの木切って…
似たようなエピソードって多いですねー不思議だなァー(笑)
by ぽ村 (2021-11-21 00:09)
各偉人伝の選りすぐりのエピソードを使えば、
理想的な人物の伝記になったりして(^_^;)
by middrinn (2021-11-21 07:13)