181224に届いたワイヤレスのマウス、赤ランプ点灯で単三乾電池を付属のから新品のに_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
と「190723読んだ本」に書いたが、4ヶ月も経たぬのに電池交換となった∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?
今まではマウスの電源入れっぱなしだったが、今日から使わない時は電源を切ることにしてみる(@_@;)
と「191112読んだ本」に書いたが、点滅が点灯へと赤ランプが昨日から変わったので今日交換したけど、
「使わない時は電源を切ることにして」も4ヶ月かよ(+_+) ヒートテック卒業は早すぎたかも(ノ_-;)ハア…
安かったので今日買ってきたという真冬向けの裏起毛のを夕方から着込んでしまった始末なり(-ω-、)
買う予定ない古本を昨日つい注文したため節約リミッターが解除されてしまい高い古本も注文(´ヘ`;)
【読んだ本】
アルベルト・モラヴィア(米川良夫訳)『ローマへの旅』(文藝春秋,1994)
読了(^o^)丿 パリからローマへの機内でマリオは、15年間音沙汰なしだった父親から招待されたこと
をひょんなことから隣席の母娘に打ち明けるが、5歳の時に母親に連れられて出て行ったっきりの家で
父親に出迎えられ、居間で子供の頃にした遊びを再現してみると、亡くなった母親を幻視、子供の頃
に見たある出来事を思い出して、ソレがトラウマになってることに気付き・・・読んでて、萩尾望都
『ローマへの道』(小学館PFコミックス,1990)を連想(@_@;) ストーリーは全く違うが、設定に
幾つか共通点が(@_@;) 千種堅『モラヴィア 二十世紀イタリアの愛と反逆』(中公新書,1989)は、
この作品を『ローマの旅』として、あらすじ(ネタバレ!)を紹介してたけど、少し違ったね(^_^;)
ただ、同書による解説で、この作品に対する理解は深まった(^o^)丿 この作品は主人公の思考過程や
行動原理が説明されててメチャ解り易い(^^) 納得できるかは別だけどね(^_^;) 同書から引く(^o^)丿
/『一九三四年』から『視る男』まで三年、そして『視る男』から『ローマの旅』まで
三年、この『ローマの旅』の刊行は一九八八年だから、モラヴィア八十一歳の作品。
この高齢で〝定期的〟に作品を書いているエネルギーは驚くべきだ。/そして、
この作品は二十一歳で書き上げた処女作『無関心な人びと』からかぞえて、ちょうど
六十年目という特別なときに発表されたことになる。そのうえ、六十年という時間の
間隙などなかったように、テーマは同じ家庭である。ただ、処女作が家庭に対する憎悪を
扱っているのに対して、『ローマの旅』は家庭に対するノスタルジーを描いている。/
・・・
加えて、この作品のキーワード「こだわりのなさ」は『無関心な人びと』の「無関心」の由(^_^;)
・・・/それにしても、[1965年の『関心』]以後二十数年のうちに、長編小説だけで
五篇も書いているのだが、その度に「これが自分にとって最後の作品になるであろう」
と宣言している。こちらはそれを真にうけて、その度に〝モラヴィア最後の作品〟と
紹介しているうちに、モラヴィアならぬ、こちらが嘘をついているようで、だんだん
気恥ずかしくなってきた。何度目かのとき、「あのじいさん、また嘘をついて」と周囲に
あたり散らしたことがある。一体、何冊、最後の小説を書いたら気がすむのだろう。/・・・
同書の上記件は読んで笑ったけど、この『ローマへの旅』について同書は次のように記してる(^_^;)
・・・/モラヴィアは『ローマの旅』にかんするインタビューのなかで、この作品を
『倦怠』以降、最高の作品として認めてもらいたい、作品の系列としては『アゴスティーノ』
にさかのぼると自ら説明している。・・・自ら代表作の一つに数え、しかも処女作
[『無関心な人びと』]と対置したということは、モラヴィアがこの作品をもって、
一応の区切りをつけたと取れなくもない。それは、ここ二十数年、長編を書くたびに
口にしてきた「これが最後の作品になろう」というせりふが今回にかぎって聞かれない
という事情も踏まえてのことだ。モラヴィアはやっと〝嘘〟をつかないことにしたのかも
しれない。だが、それではモラヴィアの真骨頂が失われてしまう……。/・・・
たしか生前に取り掛かっていることを明言してた長篇『豹女』が死後に発見・刊行されたしね(^_^;)
最後に「訳者あとがき」から本書の刊行が遅れたことの言い訳(342頁)〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
・・・/とはいえ、多少弁解めいた言葉を用いさせて頂くならば、訳者は著者
モラヴィアの旺盛、強烈な生命力の発露に圧倒されっぱなしだったと言って
よろしかろう。八十前の筆になる性愛描写はまことに過激かつ露骨であり、しかも
次ぎから次ぎと、追い討ちをかけるようなその連続に訳者は辟易させられていた
というわけであるが、それこそ、この作者の飽くことを知らぬ探究心と豊かで
みずみずしい想像力を物語るものであろう。/・・・
〇アルベルト・モラヴィア(大久保昭男訳)『金曜日の別荘』(文藝春秋,1992)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-02-27
◎アルベルト・モラヴィア(大久保昭男訳)『豹女』(草思社,1995)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-02-28
◎千種堅『モラヴィア 二十世紀イタリアの愛と反逆』(中公新書,1989)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-03-04
【買った本】
アルベルト・モラヴィア(千種堅訳)『黒マントの女』(集英社文庫,1988)
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」367円を15日注文したのが届いた(^_^;) 短篇集なり(^^)
と「190723読んだ本」に書いたが、4ヶ月も経たぬのに電池交換となった∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?
今まではマウスの電源入れっぱなしだったが、今日から使わない時は電源を切ることにしてみる(@_@;)
と「191112読んだ本」に書いたが、点滅が点灯へと赤ランプが昨日から変わったので今日交換したけど、
「使わない時は電源を切ることにして」も4ヶ月かよ(+_+) ヒートテック卒業は早すぎたかも(ノ_-;)ハア…
安かったので今日買ってきたという真冬向けの裏起毛のを夕方から着込んでしまった始末なり(-ω-、)
買う予定ない古本を昨日つい注文したため節約リミッターが解除されてしまい高い古本も注文(´ヘ`;)
【読んだ本】
アルベルト・モラヴィア(米川良夫訳)『ローマへの旅』(文藝春秋,1994)
読了(^o^)丿 パリからローマへの機内でマリオは、15年間音沙汰なしだった父親から招待されたこと
をひょんなことから隣席の母娘に打ち明けるが、5歳の時に母親に連れられて出て行ったっきりの家で
父親に出迎えられ、居間で子供の頃にした遊びを再現してみると、亡くなった母親を幻視、子供の頃
に見たある出来事を思い出して、ソレがトラウマになってることに気付き・・・読んでて、萩尾望都
『ローマへの道』(小学館PFコミックス,1990)を連想(@_@;) ストーリーは全く違うが、設定に
幾つか共通点が(@_@;) 千種堅『モラヴィア 二十世紀イタリアの愛と反逆』(中公新書,1989)は、
この作品を『ローマの旅』として、あらすじ(ネタバレ!)を紹介してたけど、少し違ったね(^_^;)
ただ、同書による解説で、この作品に対する理解は深まった(^o^)丿 この作品は主人公の思考過程や
行動原理が説明されててメチャ解り易い(^^) 納得できるかは別だけどね(^_^;) 同書から引く(^o^)丿
/『一九三四年』から『視る男』まで三年、そして『視る男』から『ローマの旅』まで
三年、この『ローマの旅』の刊行は一九八八年だから、モラヴィア八十一歳の作品。
この高齢で〝定期的〟に作品を書いているエネルギーは驚くべきだ。/そして、
この作品は二十一歳で書き上げた処女作『無関心な人びと』からかぞえて、ちょうど
六十年目という特別なときに発表されたことになる。そのうえ、六十年という時間の
間隙などなかったように、テーマは同じ家庭である。ただ、処女作が家庭に対する憎悪を
扱っているのに対して、『ローマの旅』は家庭に対するノスタルジーを描いている。/
・・・
加えて、この作品のキーワード「こだわりのなさ」は『無関心な人びと』の「無関心」の由(^_^;)
・・・/それにしても、[1965年の『関心』]以後二十数年のうちに、長編小説だけで
五篇も書いているのだが、その度に「これが自分にとって最後の作品になるであろう」
と宣言している。こちらはそれを真にうけて、その度に〝モラヴィア最後の作品〟と
紹介しているうちに、モラヴィアならぬ、こちらが嘘をついているようで、だんだん
気恥ずかしくなってきた。何度目かのとき、「あのじいさん、また嘘をついて」と周囲に
あたり散らしたことがある。一体、何冊、最後の小説を書いたら気がすむのだろう。/・・・
同書の上記件は読んで笑ったけど、この『ローマへの旅』について同書は次のように記してる(^_^;)
・・・/モラヴィアは『ローマの旅』にかんするインタビューのなかで、この作品を
『倦怠』以降、最高の作品として認めてもらいたい、作品の系列としては『アゴスティーノ』
にさかのぼると自ら説明している。・・・自ら代表作の一つに数え、しかも処女作
[『無関心な人びと』]と対置したということは、モラヴィアがこの作品をもって、
一応の区切りをつけたと取れなくもない。それは、ここ二十数年、長編を書くたびに
口にしてきた「これが最後の作品になろう」というせりふが今回にかぎって聞かれない
という事情も踏まえてのことだ。モラヴィアはやっと〝嘘〟をつかないことにしたのかも
しれない。だが、それではモラヴィアの真骨頂が失われてしまう……。/・・・
たしか生前に取り掛かっていることを明言してた長篇『豹女』が死後に発見・刊行されたしね(^_^;)
最後に「訳者あとがき」から本書の刊行が遅れたことの言い訳(342頁)〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
・・・/とはいえ、多少弁解めいた言葉を用いさせて頂くならば、訳者は著者
モラヴィアの旺盛、強烈な生命力の発露に圧倒されっぱなしだったと言って
よろしかろう。八十前の筆になる性愛描写はまことに過激かつ露骨であり、しかも
次ぎから次ぎと、追い討ちをかけるようなその連続に訳者は辟易させられていた
というわけであるが、それこそ、この作者の飽くことを知らぬ探究心と豊かで
みずみずしい想像力を物語るものであろう。/・・・
〇アルベルト・モラヴィア(大久保昭男訳)『金曜日の別荘』(文藝春秋,1992)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-02-27
◎アルベルト・モラヴィア(大久保昭男訳)『豹女』(草思社,1995)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-02-28
◎千種堅『モラヴィア 二十世紀イタリアの愛と反逆』(中公新書,1989)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-03-04
【買った本】
アルベルト・モラヴィア(千種堅訳)『黒マントの女』(集英社文庫,1988)
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」367円を15日注文したのが届いた(^_^;) 短篇集なり(^^)