190824読んだ本
「ああ 今年の夏も何もなかったわ」という西炯子『STAY』小学館fsコミックスの副題を思い浮かべた
朝の涼しさも(6時に23度)、9時過ぎには30度に戻ったので夏はまだ終ってないo(-`д´- o)ガンバル!!
【読んだ本】
角田喜久雄『酔いどれ牡丹』(春陽文庫,1977)所蔵本
読了(^o^)丿 名作かと(⌒~⌒) 既読の角田喜久雄による時代伝奇小説で五指に入るかもv( ̄∇ ̄)ニヤッ
江戸の薬商人の義介と弟分の紋太が上州沼田のお黒の森の近くで、若い女が2人の侍に捕まって連れて
行かれるのを目撃(@_@;) その先には数人の旅装の侍たちと白髯の老人がいて、江戸で浄瑠璃の師匠
をしてるお津賀と名乗った女は立木に縛りつけられ、老人率いる謎の侍たちは去ってしまう( ̄◇ ̄;)
義介はお津賀の縄を解いて紋太に任せると、謎の侍集団を追跡するが、侍たちはお黒の森を襲撃し、
警護する沼田藩真田家の番士たちを斬り伏せると、お黒の森から1人の女を山駕籠に乗せて江戸へと
向かい出した(@_@;) その女は生まれてから18年間、お黒の森に隠れ住まわされていた・・・(゚ロ゚;)
例によって謎で読み手を引っ張るんだけど、本作品は他の作品よりもリアリティが比較的ある謎だし、
今回もスーパーマンのような謎の乱破登場(^_^;) 女性キャラそれぞれの心情の描き方が良い(⌒~⌒)
ヒロインのあまりの純粋さにヒギンズ教授じゃなくても惚れるのは当然で、ウルトラ純愛カップルが
出来るんだけど、ダブルヒロインと言うべきなのか、同じように生まれながらの身分の軛からの自由
を欲するキャラが誕生し、ともに魂の叫び(´;ω;`) 色っぽいお津賀の方が好きだけど♡(*'ε`*)チゥ
お前、その名前を知らないはずだろ!とツッコミたくなるミスもあったりするが、超面白かった(^^)v
・大岡越前もお手上げの謎の事件が次々(゚ロ゚;)「影さま」の正体は?「怪物男」とは何?マジ傑作(^^)v
『寝みだれ夜叉』上⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-02
『寝みだれ夜叉』下⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-04
・主人公の棋聖天野宗歩よりもドS悪役の高砂蔵人が凄くてイチオシの傑作(^^)v お菊さま♡(*'ε`*)チゥ
『まぼろし若衆』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-15
・ほぼミステリーで読者をぐいぐい引っ張って伏線も次々と確実に回収するストーリーテラーぶり(^^)v
『振袖地獄』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-30
・生き甲斐は女と色情だけの前島数弥などキャラ造型が流石で番町の姫君お京さまがツンデレ可愛い(;_;)
『緋牡丹盗賊』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-08
・『寝みだれ夜叉』の主人公水木半九郎が主役の半九郎四部作の第1作でジェットコースター的展開(^_^;)
『恋慕奉行』上⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-10
『恋慕奉行』下⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-18
・討入から14年も大石内蔵助目撃に於兔姫や亀、浦島太郎と角田ワールドで寝不足地獄の北上次郎選(^^)
『半九郎闇日記』上・下⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-01
・主人公は「鹿子絞りの振袖に島田髷の美女お紋」もハーレム展開かと思わせつつ最後まで飽かせず^_^;
『緋鹿子伝法』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-03
・くちなし小町お多加はお姫様の恰好をさせられ墓参りのバイト(゚o゚;) 各キャラの絡みが愉しい(⌒~⌒)
『姫夜叉行状記』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-21
・毛色の異なる作品もキャラの魅力で最後までニコニコ愉しんで読んでたら大ドンデン返しが( ̄◇ ̄;)
『虹に立つ侍』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-24
・お蝶が目撃した殺人の死体は9年前死んだ大高源吾だし泉岳寺では生きている大石内蔵助に遭遇(゚ロ゚;)
『妖異忠臣蔵』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-01-28
・夜更けに若い娘が立ってて通りがかりの男が顔を覗きこむとのっぺらぼうだったという白蝋小町(゚ロ゚;)
『白蝋小町』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-01-30
・面白いけど縄田一男の「戦後の角田作品の最高峰」「角田作品の集大成」という評は違うかと(@_@;)
『影丸極道帖』上⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-04-22
『影丸極道帖』下⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-06-14
・『白蝋小町』から9年、江戸に戻った吾妻一兵は闇太郎様の謎を追っていきなり絶体絶命のピンチ(゚ロ゚;)
『闇太郎変化』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-18
・月姫とは何者?その秘密とは?大久保長安に乱破や忍者など色々なキャラが登場して卍巴の展開(^_^;)
『月姫系図』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-07-30
・瀬戸内を主な舞台として舟姫呪文の謎をめぐって何ともホロ苦~い人間模様が展開される佳作かな^_^;
『舟姫潮姫』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-08-10
・角田喜久雄『怪異雛人形』(講談社大衆文学館文庫コレクション,1995)所収の中篇&短篇v( ̄∇ ̄)ニヤッ
「怪異雛人形」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-08
「鬼面三人組」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-11
「美しき白鬼」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14
「恋文地獄」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-15
「自殺屋敷」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-18
「悪魔凧」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-19
「逆立小僧」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-20
朝の涼しさも(6時に23度)、9時過ぎには30度に戻ったので夏はまだ終ってないo(-`д´- o)ガンバル!!
【読んだ本】
角田喜久雄『酔いどれ牡丹』(春陽文庫,1977)所蔵本
読了(^o^)丿 名作かと(⌒~⌒) 既読の角田喜久雄による時代伝奇小説で五指に入るかもv( ̄∇ ̄)ニヤッ
江戸の薬商人の義介と弟分の紋太が上州沼田のお黒の森の近くで、若い女が2人の侍に捕まって連れて
行かれるのを目撃(@_@;) その先には数人の旅装の侍たちと白髯の老人がいて、江戸で浄瑠璃の師匠
をしてるお津賀と名乗った女は立木に縛りつけられ、老人率いる謎の侍たちは去ってしまう( ̄◇ ̄;)
義介はお津賀の縄を解いて紋太に任せると、謎の侍集団を追跡するが、侍たちはお黒の森を襲撃し、
警護する沼田藩真田家の番士たちを斬り伏せると、お黒の森から1人の女を山駕籠に乗せて江戸へと
向かい出した(@_@;) その女は生まれてから18年間、お黒の森に隠れ住まわされていた・・・(゚ロ゚;)
例によって謎で読み手を引っ張るんだけど、本作品は他の作品よりもリアリティが比較的ある謎だし、
今回もスーパーマンのような謎の乱破登場(^_^;) 女性キャラそれぞれの心情の描き方が良い(⌒~⌒)
ヒロインのあまりの純粋さにヒギンズ教授じゃなくても惚れるのは当然で、ウルトラ純愛カップルが
出来るんだけど、ダブルヒロインと言うべきなのか、同じように生まれながらの身分の軛からの自由
を欲するキャラが誕生し、ともに魂の叫び(´;ω;`) 色っぽいお津賀の方が好きだけど♡(*'ε`*)チゥ
お前、その名前を知らないはずだろ!とツッコミたくなるミスもあったりするが、超面白かった(^^)v
・大岡越前もお手上げの謎の事件が次々(゚ロ゚;)「影さま」の正体は?「怪物男」とは何?マジ傑作(^^)v
『寝みだれ夜叉』上⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-02
『寝みだれ夜叉』下⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-04
・主人公の棋聖天野宗歩よりもドS悪役の高砂蔵人が凄くてイチオシの傑作(^^)v お菊さま♡(*'ε`*)チゥ
『まぼろし若衆』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-02-15
・ほぼミステリーで読者をぐいぐい引っ張って伏線も次々と確実に回収するストーリーテラーぶり(^^)v
『振袖地獄』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-03-30
・生き甲斐は女と色情だけの前島数弥などキャラ造型が流石で番町の姫君お京さまがツンデレ可愛い(;_;)
『緋牡丹盗賊』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-08
・『寝みだれ夜叉』の主人公水木半九郎が主役の半九郎四部作の第1作でジェットコースター的展開(^_^;)
『恋慕奉行』上⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-10
『恋慕奉行』下⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-04-18
・討入から14年も大石内蔵助目撃に於兔姫や亀、浦島太郎と角田ワールドで寝不足地獄の北上次郎選(^^)
『半九郎闇日記』上・下⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-01
・主人公は「鹿子絞りの振袖に島田髷の美女お紋」もハーレム展開かと思わせつつ最後まで飽かせず^_^;
『緋鹿子伝法』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-03
・くちなし小町お多加はお姫様の恰好をさせられ墓参りのバイト(゚o゚;) 各キャラの絡みが愉しい(⌒~⌒)
『姫夜叉行状記』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-21
・毛色の異なる作品もキャラの魅力で最後までニコニコ愉しんで読んでたら大ドンデン返しが( ̄◇ ̄;)
『虹に立つ侍』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-24
・お蝶が目撃した殺人の死体は9年前死んだ大高源吾だし泉岳寺では生きている大石内蔵助に遭遇(゚ロ゚;)
『妖異忠臣蔵』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-01-28
・夜更けに若い娘が立ってて通りがかりの男が顔を覗きこむとのっぺらぼうだったという白蝋小町(゚ロ゚;)
『白蝋小町』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-01-30
・面白いけど縄田一男の「戦後の角田作品の最高峰」「角田作品の集大成」という評は違うかと(@_@;)
『影丸極道帖』上⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-04-22
『影丸極道帖』下⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-06-14
・『白蝋小町』から9年、江戸に戻った吾妻一兵は闇太郎様の謎を追っていきなり絶体絶命のピンチ(゚ロ゚;)
『闇太郎変化』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-02-18
・月姫とは何者?その秘密とは?大久保長安に乱破や忍者など色々なキャラが登場して卍巴の展開(^_^;)
『月姫系図』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-07-30
・瀬戸内を主な舞台として舟姫呪文の謎をめぐって何ともホロ苦~い人間模様が展開される佳作かな^_^;
『舟姫潮姫』⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-08-10
・角田喜久雄『怪異雛人形』(講談社大衆文学館文庫コレクション,1995)所収の中篇&短篇v( ̄∇ ̄)ニヤッ
「怪異雛人形」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-08
「鬼面三人組」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-11
「美しき白鬼」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14
「恋文地獄」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-15
「自殺屋敷」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-18
「悪魔凧」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-19
「逆立小僧」⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-08-20
タグ:小説
「春陽堂文庫」なつかしいね。多くの直木賞作家なども、ここから巣立ったという感じだネ。
by yahantei (2019-08-24 17:24)
そうなんですか( ̄◇ ̄;) ブックオフなどでは全く見掛けなくなりましたね(-ω-、)
by middrinn (2019-08-24 17:26)
暑さ寒さも彼岸までって言いますからねぇ
もう少しですかね、でも2度ぐらい違うと結構楽です(^^)
『酔いどれ牡丹』面白そうですね!
by そら (2019-08-24 18:55)
日が暮れるのは早くなりましたよねぇ(⌒~⌒)
18時30分には電気を点けてますからね(^_^;)
『酔いどれ牡丹』、ただメチャ長篇です^_^;
by middrinn (2019-08-24 19:10)
悪名高き藩主真田信利の沼田真田藩と言う舞台がなかなかだったり。
江戸時代の忍者はスーパーマンな人が多いですよね。
戦国時代の忍者より強かったのかな?
by tai-yama (2019-08-24 19:34)
真田信利らしき人物は登場しませんが、その家中はかなりドロドロしてる
ように描かれてました(^_^;) 四代家綱が将軍になった直後が小説の舞台
なので、戦国時代の小田原に仕えた乱破の生き残りみたいな設定(^_^;)
平和になると逆にイメージが膨らんでスーパーマンしたのかしら(@_@;)
by middrinn (2019-08-24 19:45)
朝晩は少し涼しくなりましたが、昼間はまだ暑いですよねぇ(*_*)
でも前に比べると昼RUNしてもシューズが水没するほどの
汗はかかなくなりました(⌒-⌒; )
「大岡越前」様もお手上げの謎を解くとはすごいヒーローですね^^
by ニッキー (2019-08-24 21:37)
夜中から早朝はかなり涼しくなりましたね(〃'∇'〃)
汗かかなくなったのは老化かも・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
『寝みだれ夜叉』は水木半九郎が大活躍です(^_^;)
by middrinn (2019-08-25 07:27)
早朝は気温が落ちるようになったものの、日中は相変わらず暑いですなぁ。
もう一寸涼しくならないと屋外作業は無理ですねぇ。
by Rifle (2019-08-25 13:20)
まだまだ日中が暑いですよねぇ(´ヘ`;)
もし屋外作業をして日焼けしちゃったら、
Rifle様、お風呂に入れないですね^_^;
by middrinn (2019-08-25 13:29)